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209/220

209.天才と変人は紙一重!?

田舎暮らしを始めて180日目。




「ふむ……」


陛下は書類から顔をあげると徐に金のモノクルを外した。


「っ…………」


そして思案するかのように顎に手を当てて何やら遠くを見つめていた。


一方凛桜はその一連の行動を固唾を飲んで見守っていた。


いやあ……

陛下のモノクル姿いい!


やっぱり眼鏡男子最高ね。


思わず食い入るように見つめちゃったわ。

もう本当に眼福!


龍って最強よね。

オーラとイケメン度がエグイ。


てっ、今は違うわよ、凛桜!

案件に集中しないと、うん。


どうなの?

陛下の意見はどうなのかしら。


やっぱり無謀なお願いだったかな……。

結構大規模案件だからな……。


知らず知らずのうちに室内には緊張した空気が流れ始めていた。


あの鷹のおじさまも珍しく神妙な顔をしているし……。


他にも今回の私の案件に関して関りがある部署?省庁?

みたいな様々な分野のTOPや関係者の方々がこの部屋に

集められたようで。


見たことのない獣人の方々に取り囲まれている。


その中でもひときわ目立つ方がいる。

キリっと凛々しいライオン獣人の青年だ。


きっとあの方が協力してくれたノアムさんのお兄様だろう。


なんとなく目元が似ている気がする。


手際よく書類を陛下に見せながら私の説明が足りない所を

補足説明などもしてくれている。


噂通りとても優秀な方だ。


後は陛下の承認を待つだけだ……。


が、陛下は何故が視線を空中に漂わせていた。


「…………」


やっぱり難しい案件だったのかなぁ……。


凛桜が気落ちしたかのように目を伏せたときに

陛下の言葉がふってきた。


「凛桜……。

そなたの気持ちは十分伝わった。

本気なのだな?」


陛下は優しい笑顔を浮かべていたが瞳には

真剣な眼差しが宿っていた。


心の奥底を覗かれているような鋭い視線に

一瞬背中にゾクッとしたものが走って身震いしたが

その時そっと自分の背中にクロノスさんの右手が添えられた。


お互いに前を向いているので表情は見えないが……

その何気ない行動だけでわかる。


“大丈夫だ!俺達がついているからな!!


そう言ってくれている気がした。


やはり一筋縄ではいかない案件なのね。

きっと苦しい事もこの先たくさんあるのだろう。


思い通りに事が運ばなくて心が折れそうな時も

あるかもしれない。


もちろん反対貴族の妨害もあるだろう。


そりゃそうだよね。

わかっていたけれども……。


なんとかなるさ!

という浮ついた気持ちの方が強かったかもしれない。


もういちど気合をいれて頑張らないといけないって事よね。


途中で投げ出さないで最後まで出来るかどうかを

陛下は問いただしたかったのね、きっと……。


きっとこの先色々な人の人生をも巻き込む案件だからね。


陛下も真剣に向き合ってくれたのだと思う。


だから……

凛桜は陛下の目をはっきりと見つめ返しながら答えた。


「はい、本気中の本気です」


そう言うと一瞬陛下は目を見開いたが

直ぐにフッと軽く笑うと盛大に頷いてくれた。


「あい、わかった。

好きにするとよい。

我もできる限り協力しよう」


「陛下……

ありがとうございます!!」


その一言に一気に緊張がゆるんで腰が抜けそうになったが

すぐにクロノスさんが抱きとめてくれた。


「よかったな、凛桜さん」


「うん、これもクロノスさんを始め皆の力添えのお陰だよ」


「凛桜さん……」


2人の甘い時間が始まりそうな雰囲気を察したのか

誰かがわざとらしく咳をした。


「ウォッホン、で、その魔族の姫が持ってきた

ボップコーンワゴンとやらの製作は我が魔工部隊に

もちろん任せてくれるのだろうな」


と、言い出したのは梟獣人のおじさまだ。


眼光鋭いThe学者と言うような風貌のおじさまが

若干高揚した表情で捲し立てて来た。


ノアムさん曰く……

魔工学の権威のおじさまらしいのだけれども

かなりの機械マニア……

ん、んんん……その……機械のド変態なんだって。


見たことのない魔工道具は螺子一本まで分解しないと

気が済まない性格らしい。


そしてそれをまた元の姿に戻す事に命をかけているんだって。


その工程が死ぬほどゾクゾクするらしい……。


“分解そして構築!これこそ我が人生”

という大きな額が部屋に飾ってあるとかないとか……。


うん、ヤバい人だ。

ガチの人である。


ええ……どうしよう~。

できれば関わりたくない部類の人だ。


軌道に乗るまではドワーフの親方にお任せしたいんだけどなぁ。


大量生産の目途が立ったら魔工部隊へという流れを

想定していたんだけど。


このおじさま“待て”ができない厄介なタイプだよね。


凛桜がどう答えようかと目を白黒させていたら

クロノスさんが代わりに答えてくれた。


「まだ細部については決まっておりません。

もう少し軌道に乗ったら各部門と話し合いの場を設けます。

それまでは時間を頂きたいのですが」


「何故だ、魔工機械なら私の所だろう」


“何をいっているのだ?若造”

みたいな顔をされておりますが

その言葉をそっくりそのままお返ししたいところですよ。


「いや、ですからまずは小規模範囲で始めて行く所存でして

ですからお忙しいガリューシャ閣下のお手を煩わせる程の……」


「何を言っているその魔工機械を儂に見せろと言っているのじゃ

儂がそやつを分解したいのじゃ」


そっち!?

お~い、心の欲望が駄々洩れなんですけどぉ……。


研究者の食いつきがエグイ……。


「ですから……」


おい、梟のおじさまよ!

クロノスさんを困らせるんじゃないよ。


そもそもポップコーンワゴンは魔工機械じゃありませんから!


そう言えたらどんなに楽だろう。


なんでそんなガンギマリの目で圧高めにくるかな。


よく見てみなされ……

周りがドン引きしているのがわからないのかい?


「ウォッホン、静粛に。

陛下の御前ですぞ」


珍しく鷹のおじさまが良い仕事をした!!


その声にハッとしたのか梟獣人のおじさまは

少し気まづそうに口を噤んだ。


「細かい事はまた後日打ち合わせを行いますので

今日はこちらで終了とさせていただきます」


クロノスさんがそう告げて一旦会議は終了した。



そしてそのまま凛桜達は陛下に招かれてバラ園で

優雅にお茶の時間を楽しむことになった。


「はあ……緊張した」


「フフフ……。

なかなか凛桜は面白い褒美を思いついたな」


陛下は凛桜が持ってきたフロランタンを頬張りながら

嬉しそうに目を細めた。


「私を快く受け入れてくれたこの国に恩返しがしたかったんです。

陛下、許可を下さりありがとうございます」


その凛桜の言葉を聞いた陛下は顔をほころばせながら言った。


「こちらこそありがとう凛桜……」


そのはにかんだ笑顔がこの世のものとは思えない程に

とてもきれいだったので思わず見とれてしまった。


こんなにも奇麗な生物って本当に存在しているんだな。

まさにマイエンジェル!!


いや、ドラゴンだけど……

とにかく、いい!!


そんなデレデレの凛桜を横目で見ながら

内心穏やかなではないユキヒョウがいたのだが

必死で冷静を保っていたらしい。


「ところで凛桜どの……

このフロランタンでしたか……」


空気を読んだのか?はたまた読んでないのか?

わからないタイミングで鷹のおじさまが

フロランタンのレシピを所望してきたので……。


無言でレシピを書いた紙とアーモンドスライスが1袋入った

籠を1つ進呈しておいた。


「おお、流石……凛桜どの!

早速シャイア殿をこちらに呼んで……」


「いや、料理指導はしませんよ」


「な、なんですと!?」


ここに虎のおじさまWith愉快な宮廷料理人達呼ばないでよ!

何の為にレシピの紙を渡したと思っているのさ。


「レシピを見れば作れるから」


「凛桜どのぉおお~」


「無理」


「そんな殺生な……」


そんな2人のやり取りに思わず陛下が突如笑い出した。

堪えきれず吹き出したという雰囲気だ。


「フフッフ……

お前の負けだ、グラディオン諦めよ」


「陛下まで……」


「今日はお客様だからね、私」


「そうだ、凛桜……

ナターシャの花が見ごろだから見に行こう」


そう言って陛下はわざと凛桜の右手を恭しく取った。


「はい、陛下」


凛桜も嬉しそうに頷いた。


「「陛下!?」」


唖然とする鷹のおじさまとクロノスさんを

その場に置き去りにして……

私は陛下と束の間のデートを楽しんだ。


そしてその日は皇宮で夕飯までご馳走になって帰宅した。


凄くおいしかったよ。

さすが虎のおじさまのチーム。


なんの魚かわからないけれど……

白身魚の甘酢あんかけ的な料理が特に美味しかったよぉ~。


帰り際虎のおじさま達が何か言いたげな瞳をしていましたが

スルーさせて頂きました。


大事な事なので何度も言いますが……

フロランタン指導はおこないませんよ、はい。


それから余談ですが


「…………」


帰り道でのクロノスさんの拗ね方がウザかった。


陛下との2人きりのデートが気にくわなかったらしい。


何をそんなに危惧していらっしゃるのかしら?


ほら、あれよ!

推しとのファンミーティング的な感じよ。


大好きだけど恋愛的なやつじゃないのよ。


LOVEじゃないのよ、Likeの最上級的な?


まあ、そんな言い訳?を直接言える訳もなく……。


「…………」


あからさまに不機嫌ですといわんばかり馬車の中で

尻尾を左右にゆらしてビタンビタンならして拗ねていたよ。


顔もそっぽむいて窓の外の景色を見ている癖に

手はしっかりと恋人繋ぎしてくるという……

究極のツンデレぶりを発揮していた。


ちょっと面倒くさいけれど可愛い。


でもね……ひとこと言わせてもらえるならばいいたい。


陛下は最初から最初までこれでもかって甘い時間を

演出してくれるからね。


たまには私だってイケメンと甘々デートしたいのだよ。


と密かに心のなかでシャウトした。



田舎暮らしを始めて181日目。




「なるほど……

そうやって配線をつなげばいいのだな。

お前本当に器用だな」


「そうなんです。

使用する度にここが摩耗するので……

また調子が悪くなったらこの部分を調べてみてください」


私が騎士団の待合室に入ったときにちょうど

イタチ獣人の少年ことリュートくんが何やら

魔工機械のようなものを修繕している所に出くわした。


「こんにちはリュートくん。

元気にしてた?」


凛桜がそう告げると大袈裟なくらいに驚いてリュートくんは

その場で高く飛び上がった。


「うわぁ……!!

あんた……なんでここに?」


と、言った瞬間にノアムさんから後頭部にチョップを食らっていた。


「いてぇえええええ!!

何すんだよ、ノアムの兄貴」


涙目で後頭部を摩りながら恨めしそうにノアムを見上げるリュートくん。


「言葉遣い!!」


「へっ?」


「身分が高い年上の人にはどう挨拶するんだったッスか?」


「っ…………」


“あー本気で言いたくねぇ~”って顔しているよ。


獣耳としっぽがこれでもかって後ろに下がっている。


その前にノアムさんって“兄貴”って呼ばれているんだ。


そこはノアム様じゃなくていいんだ……。


いつもならばあの人懐っこさの上にクロノスさん達よりは

年下だからすっかり末っ子ポジションだと思っていたけれど……。


よく考えればいい大人なんだよね、ノアムさんって。


それと以外に礼儀には厳しいのねぇ。

やはりいいところの出身だからかしら?


あ、騎士団が体育会系だから上下関係には厳しいのかしら?


そんな事を1人考えていたら……


盛大に顔をひきつらせたリュートくんが改めて声をかけて来た。


「お久しぶりです……凛桜さん……」


と、言った瞬間ノアムさん達から厳しい視線が飛んだ。


「あ、じゃなくて、ブルームーン様……」


笑っちゃうくらい棒読みなんですけど。


「フフフフ……凛桜さんでいいよ」


「えっ?」


リュートくんは一瞬嬉しそうな顔をしたが

直ぐにおそるおそるノアムさん達の顔色を伺った。


「ふぅ……本当は駄目っスけど……

凛桜さん本人の許可が出たので仲間内のなかではいいッスよ。

でも!この騎士団宿舎から1歩でも出た瞬間からは

“ブルームーン様”と呼ぶこと!いいっスね」


「はい……」


まあ、確かにこういう事って自分たちの中ではよくとも

世間ではアウトな時があるからね。


厳しいようだけどノアムさんが言っている事は間違いじゃないわ。


ひいては自分に返ってくるからね。


怒られた時はウザいなって思うけれども……

大人になってからもちゃんと叱ってくれる人がいるって

ある意味ありがたい事なのよね。


大抵は“あいつやっちゃってんな~”と思っても

知らん顔することの方が多いからね。


「ところで……その今日は何しにここに来たんだ?

じゃなくて……いらっしゃったんですか?」


噛み噛みだったがリュートくんがそう言ってきたから


「あ~、そのね……

話が長くなりそうだから結論から言うけれども

リュートくんうちに就職しない?」


「はい?」


そう言われたリュートくんはポカンと目を見開いて

しばらく無言になって固まっていた。


とりあえずここではちょっとという事で……

改めてクロノスさんの執務室でざっくりと話をした。


私がポップコーンという食べ物を売る商会を興す事。


そしてその商会はゆくゆくは孤児院を卒業する子達を

優先的に雇う組織にすること。


その旗上げに力を貸して欲しい事を話した。


私の話を聞いては目を輝かせたり……

少し迷うような表情を浮かべたりと忙しなかったが

とりあえず言いたいことは伝わったと思う。


「で、お前は今後どうしたい?

お前も承知の通りいつまでもここでお前の身柄を

与る訳にはいかないからな」


クロノスさんがそういうとリュートくんも

真剣な顔で頷いた。


「何かもう将来的につきたい職業や夢とかある感じ?」


「いや……俺は……だって」


リュートくんは何か言いかけたがすぐに口を噤んだ。


「何?言いたいことは遠慮なく言って。

これは強制じゃないのよ。

あくまでも選択肢の1つとして考えてくれていいの」


凛桜が優しくそう言うとリュートくんは瞳を潤ませた。


「だって俺、学も知識もなんにもねぇ孤児だぜ……

そんな俺がお貴族様がやる立派な事業で

なんの力になれるんだ?

なんでそんな俺に夢のような話をしてくれんだ?」


自虐的にそう言って悲しそうに目を伏せた。


「俺にはこの体1つしかないんだぜ……。

あんたの期待に応えられる気がしねぇよ」


そう言ってリュートくんは完全に下を向いてしまった。


「…………」


ああ、まいったな……。


二つ返事で承諾してくれるとは思わなかったけれども

これは結構闇が深いな……。


まあ、そうよね。

美味しい話には裏があると思うのが普通よね。


今までも散々大人達の汚いところをたくさん見て

裏切られて傷ついてきた子だもんね……。


このこ見た目に反してかなりピュアなんだよね。


弟君の方がある意味腹黒くてやりやすい感じがするわ。


時期尚早だったかな……。


凛桜とクロノスは目くばせを交わして密かに頷きあった。


「そうだよね……急すぎだったね。

ごめんね、混乱しちゃったよね。

またこの話は改めて……」


そう言って凛桜がソファーから立ち上がり帰ろうとした時だった。


「…………だよ?」


搾りだすように何かを呟いた。


「えっ?」


「あんた本当に……何なんだよ……」


「ん?」


「どうして俺達にこんなに優しくできるんだよ。

何が目的なんだよ!」


えっ?とくにはありませんが。


しいて言えば将来有望な若者の働き手が欲しい、うん。


青田買いっていうやつ?


「こえーよ。

むしろなんか如何わしい目的があった方が納得できんだよ。

クロノス閣下といいあんたといい……

勿論騎士団の皆様もそう!

俺の周りにはいない種類の大人だから……

訳わかんねぇんだよ」


え?なんで号泣しながら逆ギレ!?


「わかんねぇよ……信じてもどうせ……俺達は……」


私はたまらなくなり思わずリュートくんを抱きしめちゃったわ。


「なっ!?」


まさかそんな事をされるとは思わなかったのだろう

リュートくんは石化したように尻尾の先まで

固まってはいたが……

振りほどこうとはしなかった。


むしろ遠慮がちだかそっと甘えるように凛桜の背中に

手をまわしてぎゅっと抱きついた。


「本当につらかったんだね。

でも辛い事のあとには楽しい事がいっぱい待っているんだよ」


「ん……」


凛桜はあやすように優しくリュートくんの背中を叩いた。


「どうしてあんたはそんなに優しんだ」


「えっ?優しくなんかはないよ。

ただ私は自分の手の届く範囲の人達には幸せに

なってもらいたいだけ」


「…………」


「そこにたまたまリュートくんが入っちゃった感じかな。

そう考えたらあなた凄い幸運の持ち主じゃない?

私のお眼鏡にかなったお陰でこんな伝手を手に入れたんだよ

やばくない?」


凛桜がお道化るようにそう言うと……


「はあ?」


リュートくんは今まで泣いていたくせにその一言をきいて

驚いたようにガバッと顔を上げてまじまじと凛桜の顔をみた。


そして周りにいるクロノスさん達の顔をも見渡した。


全員とても優しい顔で自分を見つめてくれることに

気がついたリュートくんはまたもや泣きそうになっている。


「ね、世の中も捨てたもんじゃないでしょう?

だからせっかく拾った運は有効活用しなきゃ!」


「ああ……そうだな」


「だから私に力を貸しなさい」


そう言って凛桜は悪戯っ子のような顔でそう告げた。


「フハっ……結局……命令かよ。

ったく、お貴族様はこれだから……」


と、ちょっと生意気な顔で言い返したまではよかったが

またもやリュートくんの頭に鈍い衝撃が走った。


「言葉遣い!!」


鬼のような表情のノアムさんが降臨していた……。


「ってぇええええええ」


「何度言えばわかるんッスか!」


「…………っ」


ノアムさんは何処までいっても厳しいお方でした。



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