[僕]SS
いつも誰かの助けになれたらいいと思ってた。
誰かを助けてると、
ああ僕は必要とされているんだって思うから
それで僕はある意味救われていた。
孤独を感じることがないから。
だから僕は誰かを助ける優しい子を目指して、
誰かのそばに立っていたくて
来る日も来る日も…友達を、親友を、近くの人を、
助けて、助けて、たすけて
でも、人間は欲が深くていつの間にか、
周りが平和だと逆に不安で
助けたいが、助けさせてになり、
それが、いつしか僕の助けてになった。
いつしか心はボロボロだった…