第1話 プロローグかな? (4)
それにさ、今うちは一人で大型モンスターの監視しをしている訳だけだから。いきなり私に気が付いてリンクされると。本当に対処が出来なくなるのよ。
だから先程から茂みに隠れ寝転んで──遠くで大型モンスターとの距離をとって、先程述べた通りね!
うちは身を潜めながら大型モンスターの監視しをしているんだよ。
『……ん? あっ? そうだ?』
みんなはうちが、先程から口に出している大型モンスターと述べられても。
『何が何やら? 全然分からないよね? アイツだけじゃさぁ!?』
だからね少しだけ、みんなにも簡単に説明をするからね?
実はね大型モンスターらの正体は、このアルテコ大陸のあちらこちらに突然湧く──狩場の主と呼ばれる大中小の凶悪モンスターなのよ。
う~ん、まあ中にはね、ボスモンスターと呼ぶ人達もいるけれど。
特にね大きいドラゴンタイプの奴になると、それこそ何十メートルにもなるのよ!
だから本当に皆も凄いと思うでしょう!?
う~ん、それに本当に怖いんだから!
『ならば何故? そんな怖い狩場の主を討伐するの? 』と思うでしょ!?
実はね、あいつらあんな凶悪な容姿なのに。
『精霊とか? 悪意に満ちた精霊の成れの果ての姿とか?』
まあ、色々な伝説や言い伝えがあるけれど。
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