自己紹介!
「と、いうわけで!」
「と、いうわけで!……何?」
「うん。会話をしようと思って。ほら、日常会話録だし。」
「ああ、なるほどね。」
「それ分かってないまま言ったの…?あんた本当に天才?一応設定上天才ってなってるから、今更キャラ変えられても困るんだけど…。」
「いや、分かってたから。ほら、私ってボケじゃない?……ってすごい憐れんだ顔で私を見ないで!超傷つくんだけど!?…ハッ!傷?きず……げふっ!」
「そういう発言はやめてください。」
「ひいいっ!笑顔が怖い‼まるで真冬のホラー‼」
「絶対あんたバカにしてるよね。しかも今冬?」
「あ、そういや春だったっけ。この話の時系列では。」
「メタ発言禁止!」
「っていうか、自己紹介とかしたっけ?」
「あ。忘れてた。てへっ。」
「あんたホントに天才なの…?天才(嗤)とかなんじゃないの?」
「ひどっ‼」
「ほんじゃ、改めて!あたしは萬裡舞月です!今年高1になったばかりです!天才の引き立て役、凡人で、主に役割はツッコミです。」
「はいはーい!箕愿蟳未です。同じく今年高校一年になりました。舞月とは同じクラスです。自覚は無いけど、私はどうやら俗に言う天才というやつのようです。ついでにこれまた自覚は無いけど、ボケっぽいらしいです。」
「はいはい。天然ぶりっ子はいいから。計算とかいらないから。」
「私渾身のボケが、凡人ごときにあしらわれた!?」
「ひどっ‼」
「そういえば、随分遠慮が無くなったよねー。あたしたち。」
「そうね。私も最初は、なにこの幸薄そうな子、って思ってたし。」
「そんな事思われてたのあたし!?そういえば、あたしあんまりカザミのこと印象に残ってないわ。」
「うーん。私もわりとどうでも良かったし。入学式って、どんな感じだった?」
「……そこから!?」
「「こんな感じで自己紹介終了!次は回想だよ!次回もよろしく!」」
こんにちは。三回目の投稿です。火鬼月です。
これから、いよいよ舞月と蟳未の出会いのエピソードについて、投稿していきたいと思います。
よろしくお願いします。