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空から光が降ってきた



地球上の誰かがふと思った。




「私達はなんでこの地球に産まれたのか?」




人間は特別な存在なのか?


人間には心があるのか?


心があるにしては生物としては醜いと思う。


それとも心があるから醜いのだろうか。


野生の動物はシンプルに生きてる気がする。


自然から離れて暮らしている人間の私はシンプルじゃないんだろう。生きるのに本当は意味なんていらないんだ。


その証拠に私達は死にたいと思ってもご飯を食べて眠って他人との繋がりを求めている。


でも、人間は生きる意味が欲しい生き物なんだ。


かく言う私もそんな人間の1人な訳で。


生きる事に理由を見つけられない私は、人生を素敵なものにしたくてたまらなかった。


だから理由を自分で作って見ようと思って、近所の公園で真夜中に空を見上げて見る。


ブランコに揺られながらなんて青春って感じだ。

頬を撫でる夜風が気持ち良い。



最高な事に星が綺麗だった。



そう感じるのはきっと本能だ。

理由なんて無い。


流れ星をふと見つける。

ベタだと思いつつも私は願い事をしてみる事にした。


「素敵な彼氏が欲しい、、、志望校に合格したい、、、、可愛い犬が欲しい、、、そういえば腹が減ったから焼肉食べたい、、、」


ん?なんか長くないか?


普通、流れ星っていうのは願い事を祈る隙さえ与えない理不尽の産物みたいなものだと思っていた。

こんな気の効いた流れ星がいたなんて、、、。


一瞬そう思ったけど、よくよく見てみると何だか流れ星の動きがおかしい。

まるで空から眼下を偵察するような、ゆっくりと円を描くような動きをしている。


「何、、、あれ?」


最近の若者らしくスマホの動画でも撮ろうと思った瞬間だった。


星の動きが空中で静止したかと思うと、その光が物凄い勢いで私目掛けて降下してくるではないか!?



小さな光はやがて大きな光となり、瞬く間に私は光に包まれた。


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