第二十六話 お墓には常時いないけどそれでも安寧の場所であるという話。
某所のタグで、某小説が紹介されてたんで、蔵出し小話。
一応チェックは入れたけど、それいれても、一時間クォリティ。
まぁ、某所で物語った時よりは、ぼかすけど。
なろう系、ネット小説からの書籍化のの先駆者であるとある小説。
あれ、途中で年単位で刊行が止まった時期があるわけだが、それぐらいの頃のお話。
余談だが、作者はその間に何十回も読んだせいで、それ以降よりも、それまでのお話が好きなんだわ。
作者に何人いるんだって話は置いといて、同じ県内にその小説を通じて仲良くなった子がいた。
まぁ、病院暮らしだったんだんだけども。
仮に、茜ちゃんと言おうか、妹ちゃんが葵ちゃんで、お兄ちゃんが蘇芳くんにしとこうか。
家名を仮に、音無家とでもしようか、まぁ適当だ、他も適宜つけてこうか。
そこそこいいおうちの子でね、イマドキっても十年ぐらい前か。
20幾つになったら結婚が決まっているぐらいに時代錯誤なおうちでね。
あぁ、一応、お見合い云々は何人か知ってるけど、結婚はその茜ちゃんのうちだけだね。
で、刊行が止まってる間も、「犯罪くさいけど、主人公と巫女っちでしょ!!」とか「いやいや、主人公と暗殺者娘だろう」と萌え語りをする仲だった。
そこで終われば、まぁ、うん、ここで話すことはないね。
うん、茜ちゃんはその刊行が止まってる間に、上に旅立ってしまった。
それだけなら、話さないね。
詳しい話と言うか、まぁ、簡素な理由としか聞かないけれど、音無家の御当主さん。
茜ちゃん達の爺様で、娘しかいなくて入り婿させた関係で次の当主が蘇芳くんなわけだ。
詳しい年齢は聞いてないけど、当時私と茜ちゃんが18歳として、蘇芳くんが二十五才ぐらい、葵ちゃんが、16さいぐらいらしい。
で、商売やってる関係でなんだろうが、自分の義理息子と変わらないぐらいの年齢の後妻に、茜ちゃんが嫁ぐことを決定したすっとこどっこいなんだわ。
あ、一応、フォロ-するけど、そのすっとこの娘で茜ちゃん達のお母さんはまだ、まともだし、お父さんはマスオさんだから気弱だがいい人なのよ。
すっとこが、普通に亭主関白のクズなだけで、。
まぁ、向こうのお相手さんが、中学生だか高校生だかの茜ちゃんを(マイルド表現で)見初めたのが始まりそうだけども。
で、重要だから、言うけど、茜ちゃんと葵ちゃん、似てない姉妹でね。
そうさね、茜ちゃんが黒髪ロング前髪パッツンで振袖が似合うような子で。
葵ちゃんが、黒髪ロングでも、某『アレクサンドライト』のアンブロシアみたいに鉛筆ぐらいの三つ編みをすだれみたいにして、パンクファッションが似合うような子だった。
うん、仲のいい姉妹だったよ。
で、一応、敷地にある墓に入れたんだけど、葵ちゃんの話で言うなら「お姉ちゃんを後妻に欲しがった家が、お姉ちゃんが来ないならで、色々と手を引いたらしいの。「死ぬなら嫁に来てからでよかったのに」とかでね。」というらしい。
んで、御当主の爺様は荒れた荒れた。
それこそ、要らん忖度で、親戚連中が茜ちゃんの入ってる墓を壊すなんてするぐらいに。
音無家は、まぁ、今アラサ-の私世代から見て爺様世代に御多分に漏れず、そこそこ親戚が多いんだわ。
……結論から言おうか、十年ほど経った現在、茜ちゃんのご両親は心労でだろうね、儚くなっている。
葵ちゃんは、当時から付き合ってたバンドメンな旦那とおしどり夫婦をしている。
蘇芳くんは、まぁ、音無の最後を見とどけて、今東京で元気にやってるらしい。
うん、家名としてはともかく、家として残ってない。
御当主も、分家親戚関係も軒並み、存在してない。
詳しい話は聞かなかったし、始まった当初に蘇芳くん一家だけでも助かるあれこれを渡したぐらいだ。
本人は、家と一緒に心中する気だったけども。
うん、一応言うけどね、骨壺に手をつけてないっても、お墓壊してそれで済んでよかったね。
完全に裏情報だけど、知り合いからの情報だけど、茜ちゃんから見て曾々祖父に嫁いだ女性、神職の娘だったらしい。
ある程度とはいえ、ホンモノの。
詳しい話は、また、別途するけど、その知り合いをカモミィルと呼ばせてもらうが、あ、ゲームでエンチャンタ-系とか因果律操作系を好んでやる子でその関係らしい。
カモミィルくんは、某県のそこそこデカい神社の次男なんだが。
神社に生まれると、ふつうの人間が「七五三と初詣数十年分で、人生通して幸運・中行けばいい。
大体は、小で終わるらしいけど、生まれるだけで、小が確実につくらしい。
うん、一種の唾つけだね、「コイツ、俺んだから」みたいな。
大学とかで県外に出る場合でも、「××大学で研鑽詰んでまいります」とかって断らないと何かしらある程度には。
んで、こういうのって何故か女系に受け継がれるんだよね、隔世遺伝?でも。
うん、結構いい神社だったわけだ、その女性の実家。
んで、そのご縁で色々お参りとかしてたし、お気に入りまで行かなくても、そこそこ認識されてた。
某歌のように、ほとんどいないけど、お墓って仏さんには、おうちなんだよ、ってお話。
一年以上ぶりだけども、一応、生きてます。
去年十二月に、例によって入院して、ちょくちょく意識飛ばしてたせいで活動報告すらしてないけども。
まぁ、ゆるゆる行きますね、死なない程度に。




