表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
俺の日常非日常  作者: 本樹にあ
◆日常編◆
12/91

第九話~その言葉は、優しさゆえの~

どうも。


今回は、海君追い詰められ編 完結話となっております。


さぁ、ラストに待っているものとは?


とゆうほど、そんなんではないんですがねww


では


琴音のあの顔が、頭から離れない。


鋭い目。


恐ろしい表情。



馬鹿な事をした。


素直に謝ればよかった。


もう手遅れなのか?



俺は、どうすればいいんだよぉ………





第九話


~その言葉は、優しさゆえの~




琴音たちの姿が、暗闇に消えていく。



俺はただ、何もできずに立ち尽くしたままだ。



どうすればいい………。


俺はいったいどうすれば…………。


必死で考えても、今の俺には答えは出ない。



謝ってもダメだった。


どうすれば、琴音は許してくれるのか?



ただそれだけで、頭はいっぱいだった。




このまま立ち尽くしているわけにもいかないので、


俺はとりあえず、家に帰ることにした。



いつもより、足が重い。



……いや、重いのは心だ。



心の重さは、体にまで影響を及ぼしている。


体が重い。



俺は、自宅の玄関のドアを開ける。



当然のごとく、家の中は真っ暗だ。



それが、俺の心を反映しているようで………。




玄関で靴を脱ぐ。


そして、俺の部屋がある、二階への階段を上る。



いつもは、何気なくやっていること。


それが今は、ひどく辛い。


歩くのでさえ、満足にできない。



電気をつける気力も、今の俺には無い。


あたりは真っ暗。



そんな中で階段を上る。



俺が歩くたび、ギシギシと階段のきしむ音が、静かな家の中に鳴り響く。



暗い家の中で、不気味な音が鳴り響く。


そんな光景は、こっそり泥棒かなんかが階段を上がるときぐらいだろう。



そんな中、


なんとか自分の部屋にたどりつく。



このまま真っ暗というわけにもいかないので、部屋のスイッチを押す。



押した瞬間、部屋が光で満たされる。




俺は、だらしなく自分のベッドに倒れこんだ。




どうしたら、俺はどうしたらいいんだよ…………



悩む。


今の俺には、ただ悩むことしかできない。




琴音は……なんであんなにも怒ったんだろう。


なぜあんな真剣になって…………。









―――――……気がつくと、時計の針は9時を指していた。




「ああ! くそっ!」



上手く頭が回らない。



いくら悩んでも答えが出ない。




俺は、机の上に置いてある携帯を、おもむろにつかむ。



「とにかく、謝ろう」


ただ謝りたくて、この気持ちを伝えたくて。




俺は、秋の家の電話番号を押していく。




携帯のディスプレイに 『秋の自宅』 という文字。



謝ろう。


とにかく謝ろう。



携帯電話を耳にあてる。



プルルル……という呼び出し音。



しばらくすると、『もしもし、竹田ですが……』と聞こえた。



この声は、琴音だ。


あの時とは違う、明るい声。



俺はそんな声の琴音に、話しかける。



「……もしもし、俺…だけど………」


『………海兄ぃ、何か用?』



俺の声を聞いた瞬間、さっきまでの明るい雰囲気とは一変。



また、怒り口調に戻る。


いや、呆れられている感じかもしれない。



俺は、琴音に話し始める。



「あの……えっと……さっきの事なんだけどさ」



『………』



琴音は無言のままだ。



「その……エメリィーヌはどんな感じだ……?」



いざ話そうと思うと、言葉が出なかった。



許してもらえないかもしれない。


そればかりが頭を支配する。



そんな俺の問いに、琴音が答える。


『今は普通だよ。秋兄ぃと遊んでる』



「そ、そうか……。良かった」



俺は、エメリィーヌが落ち込んでるんじゃないかと心配だった。


だから、琴音の言葉を聞いて少し安心した。



『……それを聞きたくて電話してきたの?』



いきなり、核心を突く言葉。


「い、いや……それもある……けど…」


謝るって決めて電話したんじゃないか。


もう覚悟を決めるしかない。



俺は、一度だけ深呼吸して、呼吸を整える。


そして……



「琴音………俺が悪かった……ごめん」


俺は琴音に、今の気持ちを伝えた。



『…………それだけ?』



琴音が、聞いてくる。


琴音の声は、まだ怒っているみたいだった。



「……俺、サイクリングとかで疲れてて……それで……本当にごめん!!」



俺は、この沈黙が耐えきれなくて。


琴音に謝る。



そして、琴音が口を開く。



『………………で、海兄ぃの言いたい事は、それだけなの?』


琴音が妙に食い付いてくる。


声色は変わらないままだ。



「えっと……あの時は、俺どうかしてて……だから……その……」



なぜ琴音がこんなにしつこく聞いてくるのか、分からなかった。


頭が混乱し、何も考えられない。



いわゆる、プチパニック状態だった。



その時、電話越しに琴音のため息が聞こえる。


『……海兄ぃ、私はいい訳が聞きたいわけじゃないよ。』




………その通りだ。


気がつけば俺は、【謝る事】じゃなく、【琴音に許してもらう事】で頭が一杯になっていた。



琴音には、見透かされていたのだ。


そして、琴音は続けてこう言った。



『別に私は怒っている訳じゃない。ただ、海兄ぃの気持ちが知りたいだけ。

今の海兄ぃからは、あまり気持ちが伝わらないよ』


キッパリと。


そしてハッキリと、琴音に指摘された。



俺は、甘かった。


心のどこかでは、許してくれるものだと 思っていたかもしれない。



そんな甘ったれた考えで、許してもらえる筈などなかった。




琴音に言われて初めて、自分の甘さに気がついた。



「………ごめん」



今の俺には、その一言しか言えなかった。





すると琴音は


『海兄ぃは、一つだけ勘違いしてるよ』


勘違い?


『私に謝ったって、エメリィちゃんの心には届かないんじゃないかな』



そうだった。


俺は、エメリィーヌにちゃんと謝ってなかった気がする。



何もかも琴音に教えてもらって、俺は馬鹿か。


大体、電話で謝ること自体、相手をバカにしている。




琴音の言葉で、冷静になればなるほど、自分の悪いところが次々と出てくる。



俺は結局、何も考えちゃいなかったんだ。



琴音は、俺のダメな所をすべて分かってたから、怒ってくれた。


こんな俺のために………。



「……琴音……ありがとう」



俺は、琴音の凄さを知り、素直に感謝した。



『うん。海兄ぃの考えがまとまるまで、私、待ってるから』



琴音が、そう言ってくれた。


俺はただ、その言葉が嬉しかった。




ここで、電話は切れた。





自分自身がどれだけ甘かったか。


どれだけ酷かったか。



俺は、自分自身を見つめなおす。




――――――――――――――――――………それから、二時間近くたった。



時計を見てみると、現在午後10時48分。



俺は、勢いよく部屋を飛び出す。



玄関を出て、自転車置き場に着いた。



「……って、ありゃ?」



そこには、いつもあるはずの自転車が無い。



どこやったっけか?


俺は、歩きながらあたりを見回す。



すると、道路の所に一台だけあるのが見えた。



「お、これだこれだ」



近くに寄ってみてみると、それはまさしく俺の自転車だった。



どうやらショックのあまり、自転車を放置したまま忘れてたらしい。



とりあえず、俺は自転車にまたがる。


そして、勢いよく漕ぎ出した。



行先は、竹田家。もとい秋の家だ。



遅くなってしまったので、明日にしようかとも思った。


だが、琴音が待っていると言っていた。


琴音は平気で、寝ないで待っているだろう。



それに、今すぐに本当の気持ちを込めて、謝りたかった。





外灯とかもあり、夜中にもかかわらず明るい。


そして、外灯に虫がたかっている。



琴音がいたら大騒ぎだ。




そんな事を考えているうちに、秋の家に到着した。



家の前に自転車を止める。


それと同時に、玄関のドアが開いた。



そして、玄関からパジャマ姿の琴音が出てくる。



……ん?


俺は、出てきた琴音を見て、一つ気になる事が出来た。


「琴音、足大丈夫なのか?」


そういえば、あのときも平気で歩いていたような………?


「ああ、エメリィちゃんの超能力で、なんとか………ね」


「なるほど」


治癒術も持っていたのか。


無駄に便利だな。


「まぁ、治ったわけじゃないけどね」


琴音は、足に包帯を巻いている。


どうやら、痛みが和らいだだけのようだ。



「とりあえず、あがって」


琴音が、優しい顔で言ってくる。



俺は琴音に、台所へと案内された。



台所には、大きいテーブルがあり、椅子が四脚置いてある。


そして、その一つにパジャマ姿のエメリィーヌが座っていた。


帽子も脱いでいる。


これじゃ、ただの子供だ。



「よく、エメリィーヌに合うサイズがあったな」


「ん? ああ、パジャマの事ね。私のお古だよ」



と、琴音が答える。



なるほど。



……つーか

「エメリィーヌ? こんな時間まで起きていて大丈夫なのか?」


秋あたりなら起きているかと思ったが、

まさかエメリィーヌが起きているとは思わなかった。



すると、エメリィーヌが言った。


「ウチは夜行性なんヨ」


「へ、へぇ」


夜行性って、カブトムシかお前は。


まぁいいか。



とりあえず、俺たちはそこに座った。


エメリィーヌの隣に琴音が座り、それに向かい合うように俺が座る。



「ごめんね。こんな所で。他の部屋はみんな寝てるから」


小さい声で話す琴音。



「いや、俺のほうこそ夜中に突然……ごめんな琴音。エメリィーヌも起きていてくれてたみたいで」



琴音はいつも、規則正しい生活をしているらしく、


いつも10頃には寝ていると、秋が言っていた気がする。



つまり、俺のためだけに 起きていてくれたわけだ。


たぶん、エメリィーヌもそうだろう。


なんだかんだ言っているが、俺の為だと思う。



そんな琴音達に、俺は改めて感謝した。




………よし。



俺は、ここへ来た目的を琴音たちに告げる。



「………琴音、エメリィーヌ。話があるんだけど」


もちろん、電話での話の事だ。



「……なに?」

「……なんヨ?」


琴音も静かに聞いてくれている。


エメリィーヌもだ。



俺は、椅子から離れ、琴音のほうを向いて、頭を下げる。



「ごめん!!」



俺はただ一言。


その一言をハッキリと琴音に告げた。



「………うん。許してあげる」



琴音も、ただ一言。


俺を許してくれた。



琴音の言葉を聞いた瞬間、心が軽くなるのを感じた。



「いろいろありがとうな、琴音」



心からの謝罪というものは、とてもスッキリする。


これでやっと、肩の荷が下りた感じがする。




「あと、エメリィーヌ。ごめん。本当に悪かった」


俺は、エメリィーヌのほうに視線を移し、頭を下げる。



「いいんヨ♪」


エメリィーヌはいつもの調子だが、ちゃんと許してくれた。



俺は、元気なエメリィーヌを見て、心から安心した。


もしかしたら、えらい気にしてるんじゃないかと………。



「後で秋にも、俺が謝ってたって伝えてくれるか?」


あいつにも、色々言われたからな。


……秋、ごめんな。


「うん」


琴音は、快く引き受けてくれた。




突然『グリュル』と、腹の鳴る音。


そう言えば、夕飯食ってなかった。



安心した途端、腹が減ってきたぞ。


雰囲気ぶち壊しじゃねぇかよ、俺の腹!


くそ、余は空腹じゃ。



そんな俺の腹の音を聞いてか、琴音が言った。


「なんか食べてく? おにぎり位しか出来ないけど………」


「マジ!? やったぜ」


いやー、よかった。


死ぬかと思った。



琴音、マジ感謝。


「ウチも食べるー」


「え!? 夜ご飯あんなに食べたじゃん!!」



驚く琴音。



おいおい、どんだけ食ったんだよ。


気になるじゃねぇか。



一応、エメリィーヌに聞いてみた。


「どんだけ食ったか知らんが、食えるのかよ?」


「夜食は、別腹なんヨ♪」



なんだそりゃ。


お前の別腹どうなってるんだ。


あれか、四次元か?


ブラックホールなのか?


謎だ。



そんなエメリィーヌに、琴音が『はぁ』と、ため息をつきながら言った。


「じゃあちょっと待ってて、今作るから」


「やったー♪」


と言いながら、エメリィーヌは椅子の上で飛び跳ねている。




「ふりかけとか切らしてるから、塩だけだけど、いい?」


と、琴音。


「全然いい。むしろそれがいい」


日本人なら塩むすびだ。


これ鉄則。



すると、エメリィーヌが言う。


「海苔は?海苔はあるんヨね?」


隣で ピョンピョン跳ねながら、


『のり! のり! のり助!』などと言っている。


非常にうるさい。


寝ているみんなが起きてしまう。



そして、のり助って誰だよ。


また一つ、エメリィーヌから謎が生まれた。




そんなエメリィーヌをスルーし、


炊飯器から米を取り出して、ラップに包んでいる。


そして、慣れた手つきで米を握っていく琴音。



さすが女の子だ。


後ろ姿が様になっている。



気がつくと、隣で声がしない。


俺は、気になってエメリィーヌのほうを見た。



エメリィーヌは疲れたらしく、


テーブルに突っ伏して、ふにゃ、ってなっている。



どうやら、アホのようだ。



そのとき、


「出来たよー」


と琴音が言いながら、おにぎりを差し出す。



おにぎりを見た瞬間、エメリィーヌが勢いよくかぶりついた。


ラップごと。


「おい、せめてラップは外せ」


「ぶー」


俺がそう言うと、エメリィーヌはぶーぶー言いながらラップを外し始める。



お前はブタか。



エメリィーヌのおにぎりは、希望通り、おにぎり全体に海苔が巻かれている。


だが俺のは、真っ白だ。


つまり、海苔が無い。


これはいかん。



作ってもらっおいてなんが、ここはビシッと言うべきだろう。


「おい琴音、なぜ俺のは海苔が無いんだ?」


「ノリで」



なるほど、海苔だけにノリか。


上手いじゃねぇか。


ま、このおにぎりも、海苔があれば数倍上手くなるけどな?


まだ食ってないけど。



「まぁ、ノリは冗談で、本当は無くなっただけだよ」


と琴音。



やはりか。


すべては、このガキンチョ エメちゃんのせいか。


後でシメる。




「いただきまー」


とりあえず、おにぎりにかぶりつく俺。


こりゃうまい。


「あと一文字なんだから、『す』まで言いなよ」


琴音のツッコミを華麗にスルーし、おにぎりを食べ続ける。


いやー、うまい。


これはうまい。


実にうまい


「うますぎて海苔が欲しくなるな」


「もぉ、まだ言ってる」


だって………だって……。


海苔は欲しいじゃん。



すると突然、エメリィーヌが椅子の上で踊りだす。


おにぎりは食べ終わったみたいだ。



「おい、何してるんだよ」


何だこの奇妙な踊りは。


呪いの儀式でも始まるのか?


「ん? だって、ノリが欲しいって言ったんヨから」


「言ってねーよ!! 言ったけど言ってねーよ!!」



俺が欲しいって言ってたのは『海苔』であって『ノリ』ではない。


百歩譲って、俺がノリのほうを求めたとしても、


そんな奇妙キテレツなノリは嫌だ。



いつまでそのネタ引っ張るんだよ。


まったく。



そんな事を言っている間も、ずっと踊り続けている。



だが俺は、おにぎりを食べ続ける。



と言っても、すぐに食べ終わってしまった。


「ふー、ごっそさん」


「なに、ごっそさんって。神さん?」


いやちげーよ。


ごちそうさまって意味だろうが。


しかも、神は『God』と書いて『ゴッド』だぞ。


ごっそじゃない。


「いやー。英語苦手でさー」


琴音が、照れながら言う。


「……琴音一つだけ教えてやる」


「ん? なに?」


「そこは照れる所じゃない」


「てへっ☆」


「ごまかすな」


誤魔化す琴音に、渾身のチョップを入れた。



………全く。


琴音をこんな子に育てた覚えはないぞ!!


育てたことないけど。



そういえば、エメリィーヌが静かだ。


さっきまで踊っていたのに。



そう思い、エメリィーヌを見てみる。


すると またしても、テーブルに突っ伏していた。



「どうした? 眠いのか?」



俺が聞くと、エメリィーヌが かすれた声で答える。


「………気持ち悪いんヨ」


「あー」


そりゃーあんた、食ったばっかで、あんな胃を揺らすようなダンスしてるからだ。



青白い顔をしているエメリィーヌ。


「こんなとこで吐くなよ」


心配だから忠告しておく。


エメリィーヌは『うぅ~』と言ってる。



「エメリィちゃん、向こうでおとなしく寝ようよ」


琴音が苦笑いしながら、エメリィーヌを寝室に案内していく。


「そういう訳だから、今日はそろそろ………」



途中で振り返り、俺に向かって言ってきた。


時計を見てみる。


もう12時近くだった。


ちょっと長居しすぎたようだ。


「わかった。それと、今日はありがとな」


「うん」


俺は、お礼を告げた。



俺は玄関に行き、靴をはく。


そして玄関のドアを開け、外にある自転車にまたがった。



「おやすみ」


「ああ、おやすみ」


見送りに来てくれた琴音と、あいさつを交わし、勢いよく漕ぎ出した。


手を振る琴音。


俺はそれに答えるように、手を振り返す。



琴音は、俺の姿が見えなくなるまで、手を振り続けてくれた。



俺は、琴音のそんな気遣いが……とても嬉しかった。









第九話 完



はいどうもーw


まず最初に、俺日九話。ご愛読ありがとうございましたー。



というわけでね、海君追い詰められ編完結!!と言う事になりますw



いかがでしたでしょうか?


琴音の優しさを、感じ取ってくれたかな?



秋君は今回は陰から見守る係ですねww



しかし、コロッと雰囲気を変える天才ですね。海君はww


あと、海君が責められていた時に、


琴音歩いてたじゃん!!と思った方もいると思いますが、


そこは、次回で^^



次回9.5話では、


琴音視点で 話を書こうと思いますので、応援よろしくお願いしますm(_ _)m



それでは、


次回をお楽しみにー!!!

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ