第2話 小説を書き続けるか悩んだ時に貰った、励ましの言葉
初めて小説を投稿したのは昨年の三月だから、これは昨年の話だが、最初に投稿したサイトは、小説家になろうだった。
初作品は、たくさんの人に読んで貰えたが、完結後もポイントが0で、☆マーク0だったので、面白くなかったのかなと悩んだ。
完結した時、☆マーク5を付けてくれて、ブックマークしてくれた読者さんが一人いたので、全く面白くないわけじゃないのだと分かって、ほっとした。
初投稿は、思っていたよりも緊張する事だったので安心した。
誰にも読んで貰えないから、ポイントが0で、☆マーク0なら納得だが、これだけ読んで貰えているのに評価がつかないという事は、よほど面白くないのだろうか、楽しんで貰えるだけの文章力がないのかもしれないと頭を悩ませた。
悩んでも、書く事が好きなのは変わらない。
だったら書き続けようと、次々に投稿した作品も同じだった。
最新話を投稿すると読んで貰えるので、理由が分からなかった。
楽しんで読んで貰えているのか、面白いと思って貰えているのか分からない、投稿を悩み始めた。
そんな中ふと思い立って、弟に電話で相談をした。
「評価して貰えないのは、よっぽどつまらないって事?もう書くの止めようかな」
泣き言を言った時、しっかり者の弟に言われた。
「ごちゃごちゃ言わずに、てめえを信じて、おめえは書け。俺に言えるのは、それだけ。評価するもしないも、読者の自由。大事なのは、評価の数じゃねえ。読んでくれた人の数。一人になっても、一人の為に書け。面白いか面白くないか、おめえが信じろ」
励ましの言葉を貰って、投稿を続ける事に決めた。
カクヨムに投稿し始めたのも、昨年の事だが、カクヨムの方は、pv0が続いた。
カクヨムは一度退会したが、再入会して、小説家になろうに投稿済みの作品を少しずつ投稿している所だ。今は、読んでくれる読者さん達がいる。
できた弟のおかげで、小説を書き続けて来られたが、ゲーマーの弟は、昨年こんな言葉もくれた。
「数字は南瓜だと、俺は思ってる。数字に捕らわれたら、負け。小説を書け、それで十分」
書く事が辛くなった時、弟の力強い声を思い出して、心底感謝している。
小説家になろうで少しずつ評価が貰えるようになったのは、書くのを止めなかったからだ。
弟のおかげだ。
弟には、大事なのは評価の数じゃないと言われたが、書き手側からしたら、楽しんで貰えたら嬉しいと思って書いているからこそ、やはり評価を気にしてしまうので、不安になるのも仕方のない話だと思う。
ただ、昨年と全く違う自分がいる。
「面白いか面白くないか、おめえが信じろ。小説を書け、それで十分」弟のこの言葉が、自分の中で一つの指針になっている。
改めて思う、人を励ませる才能は、長所の一つだ。
人の長所を見つけられる事は、才能だ。
その才能は、誰もが持っている。
そう考えると、面白いか面白くないかを自分で決められる自分でありたい。
きっとそれは長所の一つになるから、誰かの心に響く文章を書く為の、とびきり素敵な才能になると思う。




