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燕、不登校、、春の日差し

作者: 檸檬

春の日差しに透けて見えてしまうね、


嘘も本当も 不安も心配も


もう、かまわないよ


今日も一日頑張りました


それだけを伝えたい


新学期の不安を口にしたあのこは


考え過ぎて自転車から転けたと


傷だらけで帰ってきた


上手く出来ない自分を


期待に答えられない自分を責めるのも


全てのことに意味を求めるのは


やめたい、やめようね、


考え過ぎて、飛べなくて、ごめんね


ねぇ、燕、、


春の日差しに透けてしまうよ


本当も嘘も 不安も心配も


もう、かまわないじゃない


飛び方が下手なのは下手で


別にいいんだ、


今日も一日頑張りました


それだけを言って


手足や肩や腰の凝りを探すように


心の凝りを探すんだ


そうして、あのひとの隣で眠りたい


自分の心の居場所を大切に


生きることは凝ることだから


だからほぐしてゆくことだ


凝りは生き方それぞれの形


きっと雨上がり、


春の日差しにほぐされようよ


本当はあのひとを思うと不思議、、


芯からほぐれてゆくんだ


あの歌はわたしの凝りに効く


わたしの命が、、生き方がほぐれてゆく


週末だけは、伸びをするように


青空がみえたら、羽ばたけるように、ね


ねぇ、燕、、




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