新しい下僕をゲットだ!?
「あの時はありがとうな。それとすまん、自衛官として恥ずかしい」
「気にしないでたまたまあそこが貴方の運勢最悪の瞬間だったてだけでしょう?」
「ああ、今日は人生最悪の日だ、、」
そう言って懐からタバコを取り出すがおばあちゃんに取り上げられる。
「子供の前でそんなもん吸うんじゃない。煙で気晴らしするのはお止めなさい。何も解決しないよ」
「あ、ああ、そうだなー。なあ聞いてくれるか?」
「いいよ」
「構わないさ」
「俺には秋田の故郷に妹がいる。この子が近々結婚するから、俺は帰りたかったんだ。だが、こんな状況だろ?結婚式ができるかどうかも怪しいんだ。」
そういうと彼は天を仰ぎ始めた。
「確かにそれは、最悪の不運だね。」
「俺は放送を見に広場に来て、あの放送を見た後豹変して凶悪な人間を見て怖くなった。これから壊れていく世界の様子以上にさ。自分の中にもあの周りの奴らみたいな狂気がある事に気がついちまったんだ。なあ婆さん俺は最初あんたを守るために駆け寄ったんじゃなくて、あんたをさぁ」
「言わなくていいよ。あんたは強い。そのあんたがあの程度の人間達を振り払えないわけない。あんたは自分の中の獣に怯えてたんだね」
「面目ない、、、、」
「いいさ。結果的に助かったんだからね。こんな世界になったんだ。おかしくならない方がおかしい。」
そう言っていまわしそうに空を見上げるおばあちゃん。
「皆、はあ食いしばって現実を生きてたってのに
水を差すような真似をしやがって、、そうだ。消灯とか言ったけね。あんたこの嬢ちゃんの護衛をしてやりなよ」
「菜々です」
「花天さんと呼んでくれ。んでどうだ。若いもんには戦いが必要だ。自分を成長させるためのな。当面は奈々ちゃんの護衛をしていたら勝手に世間に揉まれて強くなれるだろうさ。どうだい?」
おばあちゃんは簡単にそんな事を言ってしまった
「いや、俺男だぞ?さっきも暴れちまったしそんないきなり、、」
「いいわよ。OK。戦力が必要。よろしくお願いします。これが私のbiscordアカウントね。今日からどうぞ」
「決まったねえ。やっぱりあんたはそういうと思ったよ」
「、、、、よろしく頼む。奈々さん」
「奈那でいい。そっちの方が二文字短い」
「遠慮というか、段階的に距離を詰めさせて貰えないでしょうか?」
「はー、もう全くわからず屋。安全策に逃げて貴重な時間を無駄にするのは私、すっごく嫌いなの。全身全霊でぶつかっていいわ。私はそれを受け入れる
今は私の言葉を信じて。そういうしかないわ」
消灯は頭をかいて頭を垂れる。
「はーっ。わかったわかりました。今から俺はあんたの犬だ。俺の命運をあんたに預ける。存分に使ってくれ」
「契約成立ね」
私は1人目の従僕、もとい、仲間を手に入れた。
biscordのグループを作って、他の人達はそこに入って貰った。
理由は単純に拠点がない以上みんなには各自自分の生活基盤で生きて貰わないといsけない。、、平たく言えば仲間を養えるだけの甲斐性が今の私には無いのでそのくらいしか出来なかったのだ。消灯だったら、大抵の状況で自活が出来るし、自分の身も守れる。まあ、飼いやすいペットを持ったようなものだ。