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頼庵流創作の思考回路 ~エッセイ集~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
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とりくむ姿勢


 タイトルだけを読むと、『執筆する時の心構え』の様に感じる方もいらっしゃるとは思うのですが、この私がそんな事を書くわけないじゃないですか(笑)


 これはそいのままの意味で、座って(もしくは立って)執筆する時の態勢のお話になります。


 どなたもそうだと思いますが、物語を書く時は長時間座りっぱなし、又は立って書かれる方もいらっしゃいますよね。

 多くは座ってだと思うのですが、その時の姿勢はどうでしょう?


 猫背気味になってカタカタと打ち込んだり、スマホで打ち込んだりしていませんか?

 私は座って執筆していますが、この『座って』というのもけっこう体に負担になるんですよね。


 執筆にかける時間が長ければ長い程、その体にかかる負担は大きなものになるのは当たり前ですよね。書きあがった!! と喜んだときは体がバキバキに固まっている……そういう経験をなされたことあると思います。


 今回のテーマである『とりくむ姿勢』というモノですが、結構皆さん考えていますか?


 私は執筆するにあたり、いろいろと試したんですよ。どんな姿勢・態勢で書くのが体に負担が少なくて済むか。

 それは何故かというと、元々私は首と背中そして腰に爆弾を抱え込んでまして、下手をすると動けなくなるリスクを負っているからなのです。

 筋肉のコリでそこまでなるか? と思われるかもしれませんが、私はなるんですよね。

 筋肉が凝ると神経が圧迫されてしまって激痛が襲ってきます。更に力が入らなくなったりしますので、立ったり座ったりができない又は起き上がることが出来なかったり。


 ですので、この執筆する時の姿勢というのをとても気にするようになりました。


 実際に1作品(短編の事になりますが)書き上げるのに2~3時間。長くても半日くらいでPCを打つ作業を終えます。


 いや、『終わらせる』といった方がいいですね。

 これ以上かかってしまうと、本当に負担が大きいのです。


 当初は椅子に座りながら、机に向かいカタカタと打ち込む作業をしていたのですが、机と椅子が自分のサイズに合わなかったりして本当に疲れました。

 色々と買ったりして試したんですけど、結局は動けなくなったりすることが日常茶飯事。そうなってくるとPCの前に座る事が億劫になってきちゃうんですよ。


 そこから試行錯誤を重ね、医師とも相談しながら整体に通ったり、針治療を試したりと工夫しながら生活するようになったのですが、一番気にしなければと思ったのが『姿勢』であり『態勢』ですね。


 なるべく猫背にならない様にする事、そして同じ態勢のままいる事を避ける事を念頭に、執筆時はできる限り途中休憩を入れてストレッチしたりすることを取り入れました。


 これもまだ春~秋だと動きやすいし、体が温まるまで時間がかからないのでいいのですが、問題は冬場……。

 どうしても寒さに耐えようと体を縮込ませてしまいがちになります。そうなると運動するにしても体が温まるまで時間がかかりますし、その前に寒さの為運動することを決意しなくちゃなりません。


 まぁ、やらないと動けなくなるのが目にみえてますから、そこは自分に言い聞かせ取り入れる事になしていますけどね。

 

 趣味で書いているからそこまで気にしてない。と仰る方が多いとは思います。自分も割とそちら側よりなのですけど、一日に数十分だけだとしても、毎日・毎年・数年となると結構な時間をその態勢で過ごす事になります。


 できる限り体に負担が掛からないような姿勢・態勢で執筆活動をする事考えてみてください。

 まだ若いから!! とか、そんなに時間かけてないから!! で乗り越えられるものでは無いですよ?


 私は楽しく執筆したいから、体のケアも考えて負担にならない様にして行こうと常々思っています。



 では。

 今回のお話しはこの辺で。



 

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― 新着の感想 ―
[良い点] 思わず前のめりに読んでしまいました。身につまされます。 血行大事ですよね。肩こり、や腕の張りはしょっちゅうですので、冬場は両肩に使い捨てカイロ貼って温めてます。 小説を書き始めてから筋トレ…
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