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頼庵流創作の思考回路 ~エッセイ集~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
28/29

字数に込める想いとは?

※このお話は単発エッセイとしても公開しています。


 本当に、K介たまにラーメンの話以外も書けるんじゃないか!! と最近思わなくもない近頃の自分です(笑)


 とりとめのない想いから入ったこのお話しですけれど、本日も他愛のないお話にお立ち寄り頂きありがとうございます!!


 このなろうですが、読みのみで参加しておられる方も多くおりますし、登録した大半がもちろん『小説』・『文章を書く』という事を目的としておられる方が大半ではないかと思ってます。


 そしてこのなろう……。サイトトップでもお分かりの通り、20thなんですよね。未だに登録される方が増えておりますし、このまま楽しい『場所』であり続けて欲しいと願ってます。


 今回のお話は――。


 執筆する時に気にしてますか? 『1話あたりの字数』

 というお話をしようかと思ってるんですよ。

 お時間がございましたらお付き合いください。



 さて、執筆されておられる方で、この1話あたりの字数って考えながら作品を書いておられる方ってどのくらいおられるのでしょう?


 全く気にしたことが無いという方もいらっしゃるでしょうし、逆に毎回ある程度は揃えるようにしているという方もおられるのではないかなと、個人的にはですが思っております。


 私はというとですね、実情は後者でして、連載物や短編で『物語』を執筆している時は、結構この字数は気にしているんですよ。


 それというのも――


 初期の私――なろうに登録後しばらくの間の私ですね――をご存じの方もおられるでしょうが、当時の私はというと、メインにしていた連載物が有りまして、その作品を『毎日』更新することを目標にしていたんですよね。

 確か活動報告でも当時はそんな事を書いていた気がします。


 その頃はですね、自分で執筆することにばかり気を取られていて、他の作者様の作品を読むという事が少なかったんですけど、ちょっと執筆する事に慣れてきた時に、自分の作品じゃない物を読み回るという事をしました。


 ジャンル的にはまんべんなく読んでいたつもりですけど、今も人気なジャンルを多めに読んでいた気もします。


 そんな折ですが、連載作品を読んでいた時にですね、ページをめくることの多さに気が付いたんですよ。


 それで一旦その作品を読むことを止めました。

 

 気になってしまったんですよね……。どうしてこんなにページをめくるのかって。


 面白くて先が読みたいからページをめくっている――それは当たり前なのでしょう。でもそれにしてもめくる頻度が多いなと。


 するとですね、ふととある作品を読んでいた時に気が付いたんですよ。


――あれ? ここでこの話終わり? 短くない? 何か中途半端に感じるな……。


 とね。


 それで、他の連載作品などを読んでみるとやっぱり何というか……物足りなく感じる時があった。


 なのでちょっと調べたりしたんですよ。すると何が分かったのかというと、1話あたりの字数が『読まれやすい字数』があるという事と、その時のなろうでの流行りスタイルが『1話が短めな作品が多い』という事だったんですよね。


 私はですね、あまり傾向やデータというものを取ったりしたことが無かった(それまで他作品に興味が無かったので)という事もあり、そういう努力というか、読まれやすい作品作りを心がけるという思いって感じたりしたことが無かったので、結構な衝撃でしたね。


 読まれやすい字数って? と思いましたが、こういうサイトだと時間的な物かな? と思いまして、どのくらい時間がかかるのかを調べたんですよ。その調べ方というのがですね、皆さんも一度は見たことが有るかしたことが有ると思います『作品検索』システムと、本当に自分が読んだ時の時間ですね。


 あくまでも目安としてですが、『作品検索』システム上は――。


 約1500字で約3分

 約2500字で約5分

 約5000字で約10分

 約10000字で約20分


 となってます。

 私は速読型の人間なので、この読了時間よりも若干早く読めるんでその7割ほどの時間がかかっていました。


――うぅ~ん……1話あたりが20分だとすると、休憩時間等には読むのにもったいないかな? 20分あれば通勤時間に読めるかな? 

 などと思ったんですよ。


 そして、そういう『空き時間』に読んでもらえるようにという事で、『読みやすい字数』を連載作品などで皆さんが1話を短めに揃えておられるのかなと。


 納得ですよね。執筆したものを読んで欲しいと思っていた時に、『読みやすい』って大きなアドバンテージですから。


 ここで、少し前に戻るのですけど、私が初期にしていた『毎日連載』では、この字数の事を踏まえて、2500~3500字という範囲に纏まる様にと執筆して行くようにしました。そうして連載を続けていたのですけど、またまたふと気が付いちゃったんですよ。


 自分で書いていた1話の内容が『物足りないな』と……。


 書きたい事や表現したい事、どうしても『そこだけは』外せない内容が盛り込むことが出来なかったり、読んで欲しいところが変なところで切れてしまって2分割されることになったりと、納得できないものが増えてきちゃったんですよね。


 それで考えたんですが、学校でも会社でも割と『休憩時間が10分』というところが多いよな? という事。


 つまりはその時間帯に読み切れる字数なら、読んで頂けるんじゃないかな? そして1話でも盛り込める部分が増えて満足――とまではいかないものの、期待して『次話』を持ってもらえるのではないか? と。


 

 そう思い始めたら、今まで執筆していた1話分が物足りなく感じちゃって、ちょっと今までの作品を見直そうと動き始めました。

 

 そしてその考えを踏まえて、作品の執筆をするようになり、今の自分の作品スタイルの一部となっています。


 今、私の作品のほとんどが約5000字を基本的な『1話分』となっていますね。


 もちろん5000字を越える作品もあるんですが、それは短編がほとんどで、短編なら『その話だけ』の事ですから、1話完結で最後まで読んでいただけること前提でこの字数の事は気にせず執筆してます。


 執筆してみて気が付いたんですけど、意外と私は短めな1話よりも、ちょっと長めの1話の方が好きみたいなんですよ。まぁあくまでも私個人的な執筆スタイルの話ですけどね。


 と、いう事で私が執筆している作品を読まれる機会があれば、私の作品は5000字前後あるんだな……なんて思い出してもらって、その位読了に時間がかかると思ってくださいませ。


 今回のお話はここまでです。


 

御読み頂いた皆様に感謝を!!

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― 新着の感想 ―
[一言]  字数はあまり気にしていませんが、連載だと1話3000字前後ですね。  紙に手書きで7枚くらいがそれくらいになります。
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