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頼庵流創作の思考回路 ~エッセイ集~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
19/29

感情を乗せる? とてもできそうにない……


 いつも拙作にお立ち寄りくださいましてありがとうございます!!


 今回のお話しは――。


 色々な作品を読ませて頂いて、その経験値も溜まってきたと思うのですけど、いざ!! とPCnお前に座ってポチポチ打ち始めると、あるところでキーボードを打つ手が止まる……。


――あれ? このセリフってこんなテンションでいいのかな? 普通に会話する時とかはこんなになる事ってないよな?


 などと考えこんでしまう時ってないですか?


 そんなお話です。

 お時間がございましたら最後まで御付き合いく出さると嬉しいです。



 

 皆さんが普段読んでいらっしゃる作品、その作品を読みながら『喜怒哀楽』を感じる場面が幾度となく訪れた事が有ると思います。


 私も歳のせいか最近涙もろくなりまして、感動する話しや、やがてハッピーエンドになる話などに涙し、理不尽な力に立ち向かう登場人物と共に激怒し、そして幸せになった場面で喜ぶ――。


 そういう事がいくらでもあります。このなろうの世界の作品の中には、名が知られていないだけで数多くの名作が埋もれてしまっているわけですけど、不意にそういう物語を読んで『感情移入できる文章が凄い!!』と良く感じます。


 この文章に感情を移入()()()()()だけでも凄いと思うのに、その通りに喜怒哀楽を表す事になるという事にも凄いなぁと実感してしまう。



 私の周囲の方は、割と私が恋愛物が好きと公言している事は承知している事と思うのですけど、恋愛物の中にもそういう描写が多々ありまして、その都度そういう描写を読みながらうんうんと唸ったりするんですよ。


――実際に自分が書く文章でここまで感情移入してもらえているのか?

 と……。


 作風的には、なんと表現したらいいのか……。あまり過度な演出をしない作風といいますか……。その為にストーリーの前面に押し出すような描写を少なくしているのですけど、そうすると登場人物達がその時どのように感じているのかは、なかなか表現しづらい。


 うん。これは自分の経験値不足で有り、勉強不足で有り力不足な部分が有るからなのは十分承知しているのですけど、そうするとセリフ周りで登場人物達の心情を表す事になる。


 しかしセリフだけではたぶん……いやきっと伝わらない心の機微というものがある。


 だからそのシーンに至る前と後に、どうしてそういう事になったのかなどを書きこんでいく事になるけど、あまり書き込み過ぎても情報量が多すぎるし、少なすぎるとかえってわかりづらいモノになったりする。


 文書だけで、読んで頂けるだけで『喜怒哀楽』を感じて頂くのは難しい。


 最近はずっとそんな事を思っています。



 



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