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頼庵流創作の思考回路 ~エッセイ集~  作者: 藤谷 K介(武 頼庵)
13/29

貰って嬉しい!!


 時々やって来る頼庵エッセイですが、今回のお話しはサブタイの通りです。

 え? 何のことか分からない?

 そうですよね。でも執筆活動なさっている方なら誰もが思うモノの事ですよ。


 そうそれは『レビュー』ですね。


 創作活動をしているうえで気になってしまうのが評価ですよね。

 でも、自分で執筆した作品が面白いと思っていたり、楽しいと感じていたり、感動したりなどなど……。もしかしたらそう感じているのは自分だけかな? なんて感じたり考えたりする事ってないですか?


 こんな問いかけをしている私自身も、実際の所ですね結構な頻度で感じたりしています。


 一つの指針として自分で感じている事なのですが、それは自分が思う作品の感想と、読み手側から見た作品の感想は必ずしも一致しないという事。いやもしかしたら一致する事の方が珍しいのかもしれませんね。


 だからこそ、作品を読んでもらって感想を頂ける事で、自分の考えなどとの相違点を知ることが出来ますし、それを活かした作品作りもできるようになっていきます。


 そしてこのエッセイでのテーマである『レビュー』について。


 いただける方はけっこうな頻度で頂けているのではないでしょうか?

 赤文字でレビューの文字があると嬉しいですよね!!

 何しろ作品を紹介していただけているわけですから。


 そもそもなぜ今回のテーマにこのレビューを選んだかと言いますと、決して貰えないから当てつけというわけではありません。えぇ、けっっっっっっして!! そんな事はありませんよ(笑)


 実のところですね、最近このレビューを貰えない事に嘆いていたわけではなく、その反対にレビューをあまり書いていないという事に気が付いたんです。


 一昔前……という言い方も変ですが、長期休止期間前にはけっこうな頻度でレビューを書かせていただいていました。

 その当時に私からレビューを書いてもらった!! という方もいらっしゃると思いますが、ここ最近で言いますと復帰してから1年経過しているわけですが、その間に書いたレビューはほんの数件のみという現実です。


 このレビューを書くって事なのですが、結構難しいんですよね……。


 感想欄でも文字数制限がある様に、このレビュー欄にも文字数制限があります。したがって読んだ作品のどこを推したいのかを明確にして、更にいいところをギュッと詰め込まないと、文字数に入らなかったりします。


 これは長編作品であれば、割と好きなエピソードであったり、登場人物達の言動であったりをネタバレにならないある程度織り込んで書いたりできるのですけど、そうすると今度は文字数超過したり、ただただそのお話をなぞっただけのレビューになったりしやすくなります。


 これは考え方次第だと思いますけど、私はそれを一種の経験値積みだと思いつつ、その作品の要点を纏めるいい機会だと思いながら、その作品の良いところを出来る限りアピールするように書いています。


 しかしこれが短編だとしたらどうでしょう?


 うまくいかないときはレビューを書いていたつもりが、物語の粗筋みたいになっていたりしたこと無いですか?

 私はけっこうあるんですよ(笑)


 そういう場合は長編とは逆にある程度の焦点を絞って、その作品の良さを書き出しています。


 レビューですから、勿論その作品を読んでいない皆様に紹介するわけで、まさか悪いところを指摘するようなものは書きませんし、書く必要がないですよね。


 だって、その作品が自分の『推し』なのですから。


 

 最近ですが、私以外の方々の書かれたレビューを見る機会が増えまして、皆さんが凄くその作品を『推している』事を感じるんですよね。


 なんというか……上から目線で言うと凄くまとまってる? 読者目線で言うと凄く読みたくなる?


 そういうレビューが多く目に留まります。




 そしてこれはちょっと今までと思考が違うのですけど、私よりも若い方が書かれたものの感性を取り入れたいなとも感じています。

 

 そうなんですよ。レビューを読むと、明らかに自分には無い感性を持たれたものが多いのです。


 

 そういうところからもその方々のまとめ方などを参考に、その作品を読んで、良いところを吸収したいなぁと思います。



 自分がもらって嬉しいものは、やっぱり他の方も嬉しいよね。だからこそまた書いてみようかな……。

 そんなお話しでした。


 今回はこの辺で――。


 

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