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5.ドラクエ10との出会い~セブンさん編~

1~9までプレイし続けていたセブンさんは、ドラクエ10の発表後も楽しみに発売日を待っていた。

βテストには応募しなかったものの、発売日当日にドラクエ10を購入して長い冒険の旅へ出発した。

ドラクエ9も家族とプレイしていたこともあって、オンラインゲームにすんなりと慣れることが出来た。


発売日から少し後に二人の娘さんもドラクエ10を開始して、ネルゲル討伐まではストーリーを家族3人で進めていた。

ちょうどこの頃は娘さんたちは家を出ており、それぞれが初子を出産したばかり。セブンさんにとってはお孫さんが寝静まった頃ゲームにログインしてくる娘さんたちを見ると「無事に一日が終わったのね」と安堵感を覚えたという。


セブンさんは当時職人をしていなかったため、ゲーム内で全くお金を持っていなかった。今までやってきたゲームではこれほどお金に困ったことはなかったので、オンラインゲームの厳しさを知った。

お金がないため宿賃の安い宿で寝泊まりを繰り返し、キラキラを拾うというが初期の金策だった。ようやく家が買えると発表されて喜んだのだが、その高さにがっくりと肩を落としたのもお金がなかった頃の思い出の一つだ。


初期の頃に大変だった体験が2つあり、ひとつは天魔というボスのとの戦い。家族3人+サポート僧侶でいくらやっても勝てず(当時のサポート仲間は優秀ではなかった)、とうとう旅芸人をしていた長女さんが僧侶への転職を決意、レベル上げの方法が殆どないにも関わらず家族総出でサポートして僧侶のレベルを上げて天魔を撃破したときはとても嬉しかった。

もうひとつ苦行だったのが、レベル55への開放。

ほとんど生息していないメガザルロックを倒すためにフィールドに行くのだが、そこに生息しているモンスターはどれも強敵で、メガザルロック以外と闘うと即全滅してしまうよう危険地帯だった。さらにレベル解放にやってきた冒険者たちがあまりにも多いため、メガザルロックと闘うことすら出来ず、絶望するプレイヤーが続出した。メガザルロックにひっかけて、のちにロックフェスと呼ばれるこのイベントにセブンさんも大変苦労した。

セブンさんはロック以外の強敵と戦って死んでしまったのだが、通りすがりの人に蘇生してもらえてとても助かったという。このイベントがあってから、今まで以上に人には親切にするようになった。


この頃まではずっと娘さんと一緒に遊んでいたのだが、ゲームに慣れていくにつれてもっと色んな人と遊んでみたいと思うようになっていった。


そんなときにミクシィの募集でドラクエのフレンド募集を見つけることになる。

それが春鹿さんとの出会いだった。



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