表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔力ゼロの最強魔戦士  作者: 海影
二部 実戦体験行ってみよー
18/64

17 ちょっとこれからの予定を

 さて。ギルドの方に無事退治したって報告して、王様にもカードの色が金だったって連絡して、ハーミットさんに送られて自宅に帰りました。

 んで、ハーミットさん交えて、父上に報告中。


「……」

「……」


 あー。父上とハーミットさん、二人揃って頭抱えてるよ。無理もないかもしんないけど。


「それで、父上」

「……なんだ?」

「魔石と魔力と魔法についていろいろと研究したいと思ったりしてるんです。そういう話ができる学者さんとかと、繋ぎはとれませんか?」

「……あとで連絡はとっておこう。明日は神殿に行くのか?」

「はい。神様に聞きたいことができまして。ついでに次の神事についての話もしておこうかと」

「そうか。なら、そのあとで構わんが、王城のほうにも顔を出せ。陛下と殿下たちがお前に会いたがってる」


 あー。あの人たち、一日会わないだけで拗ねるんだよね。


「わかりました。それで、ハーミットさんですが」

「……お役ごめんにしてくれますか?」

「しませんよ。明後日またお願いしてもいいですか」

「……すまないが、頼む」

「……はい。承知いたしました……」


 ごめんねー。まだ実戦も初歩の初歩だし、一人で町には出れないし。


「そういえば、俺はいつになったら一人で町中に出てもよくなりますか?」

「十二がギルド登録可能年齢だ。その後なら構わない。……もっとも、すでに実力は金だがな……」

「あ、あははは……」


 いや、ほんとにすみません。ここら辺でもご迷惑をお掛けします。


「まあ、わかっていて引き取ったわけだからな。それは問題はないが、近いうちにもう一人引き取ろうかと思っている」


 おんや?


「兄弟ができるんですか?」

「正確には私の跡継ぎだな。お前は巫で、公爵家を継ぐことはできないからな」


 そうでした。この国では神事と政は完全に分離されてるんでした。

 王様が政のトップで、俺は神殿のトップ。そうである以上、必要以上に政治には関われないのです。かんばれアルフォード兄さん! 俺は外から応援している……。ある意味俺の方が大変なことを思い出してみたり……。ま、まあ、そこはおいとくことにしよ。


「……それでは自分は失礼します」

「すまないがまた頼む」

「明後日、待ってるからね」

「……はい……」


 そして、ハーミットさんは去っていった。

 心労を掛けまくってるかなー。すいませんです。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ