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微妙にカオスな世界  作者: 白蘭
のんびりー
1/1

1CrとMk&Ar+C

「暑いな•••」

俺は毛布を蹴飛ばして布団の上をゴロゴロする 。

「おーい 、 玄武(クロム)起きろー」

1階から声がした。

「ほーい」

1階の声に返事をした。

「そういえば今日、なんかあったっけ?」

そう思って俺は時計を見る。


7月6日(金) 6時


「学校が1日残ってるな」

俺は数分落ち込んでいると、急に背中に重みを感じた。

「グホッ!」

「お兄ちゃん、起きろ〜」

「おっふ・・・魅華(ミケ)おはよう」

俺は、俺の背中に乗っている黒目黒髪ストレートの少女俺の妹である魅華に挨拶をした。

「お兄ちゃんが遅いんだよ、も〜」

「へいへい起きます起きます…の前に降りろ」

「はーい」

魅華が降りた後俺も降りた。

「お前らいい加減に起きろ」

「「はーい」」

父さんに促されるまま一階に降りた。

「やっと起きて来たか、朝飯できてるぞ」

「「……………。」」

俺たちの時間が一瞬止まった。これを見たら誰でも止まるだろう。

…こんな…こんな、こんなオールブラックな朝飯を見たことあるか?

「父さん、これ、何?」

「そりゃあ『ハンバーグ』『目玉焼き』『ご飯』『味噌汁』だが?」

…だが?じゃない!!『ハンバーグ?』『目玉焼き?』は黒い粉!炭素!炭素だよ!!しかも所々白くなってるし!山とれてるよ!!…これは置いとけないけど置いといて。

次に『ご飯?』は白のはずだよな?何で黒なんだ?まぁ原型とどめてる分ましだが…ましか?…これも今は置いといて。

…でだ!『味噌汁?』問題はこれだ。味噌汁…だよな…な!汁要素が全く無いんだがこれは…味噌…違うな炭素…うん、これだ…って結局炭素じゃねぇか!!

「そうだ!『スコーン』焼いてたんだった、食うか?」

俺は一瞬身構えたが、その必要はなかった。

「お兄ちゃん、これは綺麗に焼けてるね」

魅華が耳元で囁いてきた。

確かに綺麗に焼けてる、色も完璧だな。

「いるか?」

「うん!」

「おう!」

父さんからスコーンをもらってかぶりつく。

これは、美味しかった………三口目までは………。

「なにこれ!なんか苦い!!」

「父さん…何をいれたんだよ……」

「確か………あっこれ『ベイキングパウダー』じゃない!!『重曹』だ!!」

ぶー!!何と!炭酸水素ナトリウムかよ!やっぱりお前か!炭素!!

「これは…胃に優しそうだね」

「そうだな」

「それよりお前ら学校は、大丈夫か?鴉栗鼠(アリス)もう行ったぞ!」

「そ、そうだね」

「行くか」

俺たちは、さっさと準備をして玄関を出た。

「いってきまーす!」

「いつてらっしゃいって俺の作った弁当忘れ……いない……ふっ、分かってたよ………………」

(アラシ)は燃え尽きた。


声「玄武さん始まりましたよ微妙にカオスな世界」

玄「長かった〜」

声「確か次回は沢山登場人物が出てくるんですよね。(俺は出ませんけど)」

玄「そうだな、んじゃ!次回も見てな」


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