嫉妬!?
ごめん、病院行ってたw
「おはよう、カイト」
「ああ、おはよう」
朝一番、声をかけてきたのは瑞希だった。
「カイトさ〜、アサシンなんでしょ?
その、、、怖くないの?」
「怖い?どうしてそう思ったんだ?」
「だって、漢字で暗殺者って書くんでしょ?
敵と接する距離も近いだろうし、名前からして裏の世界の人間って感じがするじゃない。だから、そこに忌避感はないのかなと思って、さ」
「なんだ、そんなことか。それなら大丈夫だよ。こんなパターンも想像してたから」
「パターン?何それ?」
「い、いや。なんでもないさ」
「なら、なんで今ドモったのよ」
「ほらほらそんなことはいいから!早く行くぞ !」
「ちょ、ちょっと!ごまかさないでよ!って手、握らないで。(恥ずかしいじゃない」
そんなこんなで食堂に着いたのだが
「まさか全校生徒と教師がこんなにいたとは、、、」
「今更何いってんのよ。生徒が360人、教師が43人もいるのよ?」
「あー、すまん。そこまで把握してなかったわ」
「全くもう。・・・って何、あの人だかりは」
「ほんとだ。しかも道が開かれていくような感じだな。あ、勇者様(笑)達か」
「へぇ〜、そうなんだ。っていうかカイト、勇者様の後になんかついてなかった?」
「なんのことやらさっぱりですわ」
「まあ、確かに勇者って感じはしないし、容姿もね・・・」
「はあ?何言ってんだよ。平尾の可愛さが分かんねぇのかよ。ったくこれだから瑞希は ・・・・・・(ブツブツ)」
「先輩、呼びました?」
「へ?・・・ってえええええええええ!」
「どうしたんですか?そんなに驚いて」
「い、いやなんでもないよ?」
「何故、疑問形なのよカイト」
何故て、気が動転して何も考えられないんだよ。察しろ。
こんな可愛い子に振り向かれて死なない奴がいるのかよ。・・・いないよね?
「おーい、夏実なにやってんだよ。飯食うぞ」
「ごめんね、亮太君、待たせちゃって。今行くね」
名前呼びだと?桜木め、いつかコロス
「それじゃあ先輩、また後で」
「お、おう」
「何照れてんのよ。キモッ」
やめてよ瑞希。意外と深く刺さってるから。
「ほら行くわよ」
「ああ」
ちなみにメニューは完全に和食だった。
ふう、病院で考えてたから書きやすかったかな