夢と現実の境界線
予約投稿ですわw
(そろそろ気づいてよ、、、)
誰の声だ?
待て、記憶を整理しよう。
昨日はパーティーが終わってそのまま寝たはずだ。
部屋は一人部屋だし、じゃあ誰なんだ?
(僕だよ、魔神だよ)
・・・・・・・・
は?w
魔神だって?
笑えないジョークだぜ。
「神の存在がジョークなわけないだろうが!!!!」
「いや、だってここ一人部屋だし。」
「何言ってんのw 夢の中なんだけど」
・・・・・・
は?w
なんだよそれw
また面倒なことになりそうだ。
異世界ライフ2日目はこうして始まった。
「それで何のようだよ?」
「君を召喚したのは僕さ。」
「そんなことは知っているさ」
「驚かないのかい、意外だなぁ」
「なんでだ?」
「過去、僕に召喚された人は皆おどろいていたよ」
なるほど、過去にも魔神による勇者召喚はあったのか。
「君にはね、魔人と亜人の保護をしてほしいんだよ」
「お前がそいつらの神だからか?」
「なんで知っているんだい?」
「そりゃ人間族には聖神、ときたら魔神や亜人にも神がいるんだろう。そしてこのタイミングで接触を図ってきた。ってことは状況から推測するにお前が魔神と亜人の神だと考えたわけだ」
「言われてみれば簡単に思いつくことだね」
「うっせえな。てか、なんで俺は聖神から召喚された奴等と共に召喚されたんだ?」
「それはね、僕のせいだよ」
「は?w」
「聖神の召喚者の中の1人、つまり君に干渉して、1人だけだけど、こちらの勇者を召喚させることに成功したわけだ」
「分かった。どうせあいつらのことは好きじゃないし、ミレグシャ王国の王家とその周りは腐ってることが分かったからな、お前に従う」
「ありがとう!」
「ただし条件が一つある」
「なんだい?」
「しばらくはこっちにいさせろ。他のメンバーの王家に対する反応も知りたいしな」
「分かったよ、そこは譲ろう。でも、時が来たらその時は宜しく頼むよ」
「ああ。ちなみにお前とはどうやってコンタクトを取るんだ?」
「それは内緒かな。時が来ればまた会えるさ」
「分かった。今日は貴重な話をありがとうな」
「いずれまた会おう」
こうやってこの世界の神との会話は終わった。
たぶん@1話投稿します