特殊な人達(意味深
後付け設定出まくりです。
「よくぞお越しになられた、神の使者達よ。我の元で働けること、大いに喜ぶがよい。訓練に励み、来るべき時を待て。以上だ」
威厳たっぷりにそう言い放ったのは脂肪もたっぷりのオッサンであった。
これがこの国の現国王らしい。
名前をナルシド・ミレグシャというらしい。
現代日本のつけ麺野郎を思い出すがそこは忘れよう。
「ありがたきお言葉。我々一同精一杯訓練に励む所存にございます」
そう言ったのは勇者と召喚された桜木亮太(中学一年生)だ。
返答した後の彼の顔は優越感に浸っていた。
余程、勇者として召喚されたのが嬉しいだろう。
ちなみに俺はあいつのことが嫌いだ。
なんでかって?
理由は簡単さ。
俺の好きな人をまるで自分のものとでも思っているかのような告白をしていたからだ。
ちなみにその結果は彼女の他に好きな人がいます宣言により、不発に終わった。
可哀想だと口では言ったものの、内心ではザマァないなと思っていた俺であった。
おっといけない話がそれてしまった。
ていうか、勇者って9人も召喚されてるんだな。
あれ?
あそこに俺の女神がいるではないか。
名前を平尾夏実という。
ロリフェイスに眼鏡、さらには筋肉質で細い脚。
どこに欠点があろうか。
他は、、、うん地味なメンバーだな。
今更だが、俺の職業は暗殺者【アサシン】だ。
今回の召喚で呼ばれた諜報系の職業の人数は、俺を除いて11人だったらしいから、合計12人。
丁度1ダースだな。
ちなみに、誰にも言ってないことが一つある。
他の奴等はステータスの加護の欄に聖神とかいてあるのだが、俺だけ(だろう)は魔神なのだ。
これはあれだな、言ったら殺されるやつだなと思って黙っている。
「お主らを鍛える優秀な人材を紹介しよう。兵士長のラウル・ハンドレーと、戦術長のミレイア・サウザンドだ」
「宜しく頼む」
「宜しくお頼み申し上げますわ」
二人が順番に挨拶する。
兵士長の方は筋肉隆々のいかにもって感じだ。
対して戦術長の方は奥深いような雰囲気を醸し出している。
「ちなみに諜報部隊には我が王国が誇る諜報部にみっちり鍛えてもらう予定である。覚悟しておけ」
うわ〜、この兵士長さんも見下してきたよ。
ないわ〜。
もう裏切るの確定かな。
しばらくは寄生するしかないけど。
大体国の諜報部って国家転覆狙ってたりするのがテンプレだよな。
マジ、憂鬱だわ。
「下がってよいぞ」
国王のその声掛けによってやっと戻るが出来る。
今日1番の思い出は、下がる時に夏実と目線があったことだな。
これだけで、俺は幸せだ。
この後、食事会などがあり、俺達が就寝したのは夜の1時であった。
ステータスとかどうやってみているのか説明してないww
前回
話辺りに入れときますww