表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

幼恋2

作者: cu-chan

私がもっとちゃんと思いを言えたのなら


今はみんな幸せだったのかな?


ごめんね皆。

その数日 私たちは少しづつ距離をおくようになった。

友哉とは目も合わせられないし、口も聞いてない。

幼なじみってやっぱり私にとっては大切だったのかもしれない。


だって今私は、とにかくとても苦しい。後悔してる。

今友哉に言えたのなら・・・


咲「安奈ー。大丈夫?顔色悪いよ?」


安奈「大丈夫、ごめんね迷惑かけて」


咲「いいよ。だって安奈が悪いわけじゃない?友哉が勝手に先走ってたんだし

  でも、どうやって取り戻す?この関係」


安奈「・・・どうしよう このまま友哉と喋れなかったら」


咲「大丈夫だって、そんなに友哉は馬鹿じゃないし

  友哉を大切にしないと本当の後悔するんだよ 安奈が」

いつも咲の言ってる言葉は難しい。

正直、理解できないの

辞書にも載ってないし 当たり前の言葉しかしらない私は

咲みたいにはなれないし

この時の私には本当の後悔がどうゆう意味かが分からなった。


咲「ちょっと私今日塾だから先に帰るね。バイバイ」


陸「安奈?」


安奈「あ・・・陸」


陸「友哉を振ったんだ おまえ」

今すごいぐさって胸に突き刺さった。


安奈「陸だったら本当に好きだったら 後悔する前に

   今いうの?好きって」


陸「俺は言うかな?」


安奈「だよね。 私なぜかそれができないの

   もったいぶってるんじゃなくて何か友哉を前にすると

   友哉がいなくなりそうで・・・怖いの」


陸「もし自分が好きって言ったら消えそうかもってこと?」

私は陸の言葉にうなずくことしかできなかった。


陸「もし、それが本当だったらどうする?」


安奈「え?」


陸「冗談だよ。でもさ、お前引きずっていくとこのまま

  いろいろ大変じゃん?

  俺の事好きになれよ」


安奈「・・・え?」


陸「友哉が忘れられない。でも言えないなら

  俺がお前を一生守るから 俺と付き合ってよ」


安奈「でもそれは陸を困らせるだけ、振り回すだけだと思うし、ダメだよ」


陸「まぁ返事はまだいいよ 俺友哉みたいになりたくないし・・・笑」

 ズルいよ  陸は・・・その笑顔

  私が今してほしいこと全部してくれるから

今私はどうするべきなのかな?

神様・・・どうしたら私たちは一番いいのかな?

私がどっちかを選ばなくても選んでも傷つく人はいるんだよね。


分かんない


私が消えてしまいたい。


陸「俺部活だから  んじゃあな 気を付けて帰れよ」

って言って私の頭をポンポンとした。

馬鹿

その不意打ちが私を弱くしていくの

優しくしないでよ

きつくしてよ お前なんか最悪な女だなって言ってよ

どうして?どうして?

このままこの海に流されてみんなの空を映し出して

見守るほうが正しいのかな


死にたい。もうわかんない

みんな今までありがとう

さようなら。


その瞬間だきしめられた


友哉「やめろよ」


安奈「友哉?」


友哉「いくら心に穴があいたとしても死んだらもっとみんなが

   不安になるだけだろ?」


安奈「もう放っといてよ・・・私の事なんかどうでもいいんでしょ?

   だから優しくするんでしょ?」


友哉「ちげーよ!!俺は本気でお前が好きなんだよ」


安奈「馬鹿・・・」


友哉「俺じゃダメか?」


安奈「ごめんね  好きなんだけど 友哉の気持ちにはやっぱり答えられないよ

   こんな私を好きになってくれてありがとう」


友哉「安奈・・・でも俺は諦めないからな

   でさ・・・伝えときたいことがあるんだよ

   俺さ3日後に東京に引っ越しするんだよ

   医者になりたくてさ東京の高校しかないんだよ・・・

   だから大学になったら会いに行くから

   いや、迎えに行くから!!」


安奈「うん。待ってるね その時にはすきだって言えるようにするよ」


友哉「おう」

行かないでっていいたかったけど

それはできないよね?


友哉・・・・

ずっと私の前から消えないで・・・・


3日後友哉は東京に行ってしまった。

私には見送らなくていいとゆった

でも、放っとけなかったから遠くから見守った。

友哉はいつもの笑顔を

みんなに向けていた


ぽろぽろ流れる涙には


私はどんな意味があるのかな?





評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ