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三十一文字のパレット

書籍タイトル:船口のゼロから読み解く最強の現代文

著者:代々木ゼミナール講師 船口明

今から読むもの:【問題編】2-3ページに載っている「三十一文字のパレット(恐らく一部)」及びそれを元とした問題文

作者:俵万智

問:空欄( X )を補うのに適当なことばを、本文中から十字以内で抜き出せ。


 今回は読者に本文を一切見せず、私だけが空欄( X )を埋めるべく文章を読んで感想を書くという回だ。


 恐らくこの連載の「読書記録をつける!」というタイトルを見てきた人は困惑していることだろう。

 はたしてこれを読書と言っていいのか。いいだろそりゃ今から読む文字の93%は俵万智先生の文章なんだから。立派な読書でそ。毒素でそ。


 なぜこんな大人が参考書みたいなものを持っているのかというと、先日リサイクルショップで11円で手に入れたのだ。


 表紙が剥ぎ取られた状態で売られていたため英語のみが書かれているカバー下からの情報しか読み取れず、唯一意味の分かる単語かつデカデカと記されていた「Modern Japanese」をタイトルだと勘違いし、購入に至った。現代文ならメロスとか入っとるやろ、と思ったのだ。


 結果いろいろ入っていたが、フルコーラス(?)が読めるものはひとつも無かった。あくまで問題文として載せられているだけだったのだ。


 現代文。

 懐かしい響きだ。おそらくセンター試験以来だろう。センター利用で大学に入ってから、1ミリも触れた記憶がないのだ。


 そんなわけで8年ほど触れていなかった現代文関係の本を、11円で手に入れた。これは運命的な出会いだと思⋯⋯わぬぁい!


 だって来年だったとしても「9年ぶりの〜」とか言ってそうだし、再来年だったらピッタリ10年だし。運命的な出会いと言うのなら再来年のほうが良かったね。


 さて、読んでこ!


 ちなみに私、現代文は大得意でした。でも小説は全然読めない。なんでだろう。問題読まずに解いてたのかな。


 コスモスって聞くと私はさだまさしの秋桜を思い浮かべます。松田聖子が歌った名曲ですね。


 っていきなりなんの話!?!? って思われてると思いますが、これは私が問題文を読みながら心で思っていることです。ここは私の精神世界なのですよ。


 秋桜ってなんでコスモスって読むんだろって思ったらさだまさしが当てた字なんですね!?


 調べてみたら秋桜(あきざくら)の別名がコスモスらしいですね。そら当てたくなるわ!


 と思ったらいきなりウルトラマン出てきたんですけど!? 斉藤典子って誰!?


 みんなからしたら「なんか楽しそうだな」って感じかもしれないんですけど、かなり困惑してます。まだ6行目なのに、いきなり話変わるし知らん人出てくるし、なんなのこの問題。


 段落が2個分空いてる。なんだこれ。とりあえずスルー。(問題解き終わってから調べてみたら短歌でした。こんなとこに短歌置くなよ)


 ウルトラマンって子供向けなんだ。大人のファンが多いイメージだ。パチ屋にもいるし。


 ていうか、ウルトラマンとコスモスってアレだよね。あの有名な「ヤッターマン・コーヒー・ライター」のやつだよね。(って思ってたけど結局何も関係なかった。ただ私が変態だっただけみたいです)


 なるほど、この短歌を詠んだ斉藤典子さんがその時こうやって連想してたのかもねって話ね。




 現代文の問題、思ったより楽しく読めました。

 私はいつも先に問題文を読んで、空欄を埋める系のやつはそれっぽい言葉をすぐに探して当てはめて、違和感なく読めたらそれでOK! という解き方をしていました。日本人であれば日本人であるほど力を発揮する解き方だと思います。


 ということはつまり!!!


 問題文になっている小説や論文の言葉遣いがおかしかったら私には解けないということ!!!!


 なのか⋯⋯?


 でも現役時代現代文と物理だけは異様に出来たので、これ以外にもなんらかのコツがあったのだと思います。ちなみに古文漢文はビックリするくらい出来ませんでした。嫌いすぎて⋯⋯積分の15倍くらい難しかった記憶があります。


 次は詩を読む回になるであろう⋯⋯

ちなみに!!!


俵万智先生のことは元々知ってました。サラダ記念日が学級文庫にあったので、変なタイトルだなと思って手に取った記憶があるのです。読んだ記憶はありません。

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