厨二病の概念について。
厨二病の概念について。
適当な一般庶民が発したわけのわからない話を全て中二病だと解釈するのは間違っている。
なぜなら、
…高校の時に読まされた「現代文」に掲載されている評論文や随筆とかいう分野は、たいてい中二病っぽい内容だからである。
…カタカナ多いし、横文字多いし…抽象的な話が盛りだくさんだし?
(こいつ、なに言ってんのかわかんねえな…中二病患者め…)
と、日々厨二的な発言に対して思っているそこのあなた!
日本国民を育成する大切な教育の場において重宝されている文献(教科書)を馬鹿にするとは、何事ですか!
そいつが中二病なのではありません。
あなたの頭が理解力に乏しいだけです!!!
例えば、おんなじ言葉をもっと立場の上の人間が、言うなれば政治家やら思想家やらが発したとしましょう。
それを中二病だと思いますか!?!?
いえ、そうは思わないはず。
(あー、よくわかんないけどとりあえずこの人すごいこと言ってんだろうなぁ〜)
となるはず。
つまり、
中二病はすごいのです!!
よくわかんないけどとりあえずすごいものなのです!!!
そう、中二病最高!!!
厨二万歳!!!!!
……逆説的に言ってしまえば、権力や支持の得られない者は何を言っても受け容れてもらえない、相手にされないということがわかります。
少数派が多数派に勝つことができないのも納得ですよね。
どんな発言をするかではなく、誰がモノを言うのかが重要視されている現在の世の中の風潮が、「中二病」という言葉になって表されているのだと思います。
あ、言い過ぎですね、そこまでじゃないですよねたぶん。ごめんなさい。
とはいえ、つまり、相手に受け容れられたかったら、相手に気に入られるように振る舞うほかないでしょう。
そうでもしなければ自分の意見や願いは押し通すことはできません。
気に入られるためには、相手の欲しいものを欲しいように与えてやる必要があります。
人が人に接近する理由、それは自分自身の利益になるから。
有害な存在は遠ざけ、利益になるものを近くに置こうとする。それが人間であり、生物の当然の習性なのだから。
相手に好いてもらえるようになるためには、こちらが相手にとって有益な存在になればいい。
人の欲というのは、大まかにはわかりやすいものなはずです。自己承認欲求、富を得たい、遊びたい、怠けたい、慰めて欲しい、仲間が欲しい、等々。
そうはいっても個人差がありますから、そこはリサーチする必要があるのでしょうけれど。
相手が何をされたら喜ぶか、それがわかる人間がいわゆるコミュニケーション能力に長けている人物であり、気に入られる人。
そうなれば後は簡単です。いったん信用されればほっとくだけでいい方向に受け容れられていくでしょう。〇〇さんが言っているんだから。〇〇さんのことは好きだからなんとかいい方に考えよう。…限度はありますけど。
ほうら、傀儡機関の出来上がり。
信用しきった態度を取り続けてしまい、自分の脳みそで物事を考えなくなってしまった者はただの操り人形と化してしまいます。
籠絡、説得、なんでもいい。言いくるめてしまえばそれで終わりだ。
…一方で、相手のご機嫌取りをする以外の方法として「実力をつける」というものがあります。
何がどうなっても相手が認めざるをえないような状況を生み出す。怒らせようが嫌われようが「これはこうなんだ」と明確に主張できる権限を身につける。
その能力の形自体は様々なものだと思います。
仕事における結果だったり、技術的な資格だったり、あとはたぶん、
学歴でしょうね。てか、そう思ってる。1番簡単なものは。
学歴社会がぶっ叩かれるとしたら、じゃあのし上がる方法はコミュ力つけるしかないってことになるし、
コミュ力のない人間はどうしようもなくなるまである。
…あ、資格も学歴に含まれるってことで。ほら、履歴書的な?「あ、君これこれ持ってるの、うふ〜ん」みたいな。
逆、ご機嫌取りをする方法ですが、言い換えればつまりこれはコネです。
コネはコネで批判されます。
いや、親のコネの場合は当人のコミュ力が直接関わるかどうかはしりませんが、先輩友人、知り合いとかならあるでしょう。
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学歴社会がぶっ叩かれ、
コネも潰される。
…このままだと、中二病患者は永遠に中二病じゃないですか……。
んー、僕、人間関係について傾倒しすぎてるなぁ〜…。
もっと人外のものに目を向けるべき。
てか、ここまで読んでくれてる人っています?
スクロールしながら、「うわ、今回長いわぁ〜」ってなってますかね(笑)
そういえば今んとこまだ消えてませんね、はい。