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あとがき、の様なもの

 えっと、本編の後書きじゃないですが、猫も、黒森 冬炎 様の顎が少し、というか、だいぶ心配になっております。本当に、こんなネタ作品で良かったのか、投稿しておいてなんですが、不安が残っております。


 この作品は、黒森 冬炎 様主催の「ライドオン・テイクオフ〜移動企画〜」の参加作品です。が、本来は、同じ黒森 冬炎 様主催の「着こなせ!制服~お仕着せ企画~」の方へ参加をする目的で書き始めたのです。が、時間切れで断念いたしました。


(特殊過ぎる制服を作らせちゃったので、洗濯が難しい。で、洗濯してくれる外部業者を探して右往左往する話だったんですよ。元は。

 そしたら、「汗臭く……。」

 え? なんか被ってる? ブーメランに対抗できるような内容じゃないし……。)


 あらすじの方にも書きましたが、冗談半分に「お仕着せ」から「移動」へ、参加企画を“移動”というのはどうかと、企画主様の活動報告に書き込みましたら、なんと、『移動した。いやもうそれでひとネタテーマクリアでいいんぢゃないかのう? (*゜▽゜*)』というお言葉をいただいてしまいました。


 そんなわけで、ネタ作品です。


 どういう趣旨かというと、最近の作品は、テレビ番組にしても映画にしても、かなりきっちりとした設定があって、伏線もきちんと張られているものが多いのですが、猫が子供の頃見たものは、かなりのご都合主義、設定も微妙、突然の急展開的な謎の結末、という番組が結構あったように思うのです。

 そういうのを、いろいろ詰め込んであります。

 (設定がいろいろと雑、といえば、黒森 様の作品にもありましたよね。あれはゲームでしたけれど。)


 ただし、猫が子供時代を過ごしたところは、いわゆる地方にあたり、民放局も少なく、都市部で放映されても地方では見ることができなかった作品も多いのです。

 というわけで、そんな作品例外的だろ! というツッコミも当然あるかと思います。

 そのへんも、「設定ゆるゆる」のネタ作品ということで、笑って勘弁していただけると、助かるのです。


【第1部分】

 設定()()()ものはある。しかも、なんとなく、ちょっとカッコよさげだったり、得体の知れない科学っぽい(あくまでも、“ぽい”であって、科学的根拠はもちろん皆無)内容がちらっと出ていたりする。

 内輪ネタか、あるいは何か分からないジョークか、変なお笑い設定が紛れている。

 

【第2部分】

 特撮、戦隊モノ関係の多くに、“作戦ルーム”的な部屋が登場する。そして、中央にやたらと大きな作戦テーブルが置かれていたりするが、この作戦テーブルを使っての作戦会議が行われることは、まず無い。

 なんだか、とてつもなく立派な、高価そうな椅子が並んでいることがある。

 博士と呼ばれる人物が登場する。

 理学博士なのか、工学博士なのか、はたまた医学博士なのか、文学博士なのか? 専門分野に関しては明示されない。往々にして“何でも屋”である。

 ロボットなのか、アンドロイドなのか、はたまた謎の生物なのか、よく分からないものが登場する。

 唐突に諜報機関が登場する。


【第3部分】

 誰に聞かれるか分かったものではないのに、通信機を使って、長々と、重要な話をしてしまう。

 主人公が貧乏であったり、貧乏だった過去があったりする。

 なぜか国王やら王族やらといった身分の高い人物が近付いてくる。

 

【第4部分】

 裏事情がややこしい。

 やたらと要領の良い人物が登場する。

 唐突に“R15シーン”が差し挿まれる。(そして、“お茶の間”で家族揃って見ている時に、流れて、家族の間に微妙な空気が流れるところまでが、セット)


【第5部分】

 (ある意味では当然なのだが)見た目重視である。

 女性の登場人物が、不自然に露出度の高い衣装を身に付けている。

 “R15なエピソード”が登場する。


【第6部分】

 謎のガジェットが登場する。

 謎のガジェットはやたらと高性能である。

 謎のガジェットはやたらと高性能であるが、仕組みについては、ぼやかされている。

 謎のマシンが登場する。

 謎のマシンはどこに摩擦係数がかかっているのか、物理法則を無視した動きをする。

 謎のマシンは空を飛ぶことが多い。

 謎のガジェットと謎のマシンには、博士(開発部)が関わっている。変な“こだわり”が詰め込まれる。ますます専門分野不明となる。

 どう考えても予算についての設定がおかしい。どんぶり勘定である。


【第7部分】

 会議は退屈である。

 主人公は冷遇されがちである。

 主人公は襲撃を受ける。

 主人公は襲撃を受けるが、大した被害はない。

 主人公に嫌味を言ってくる登場人物がいる。

 嫌味を言ってくる登場人物は、“真の敵”ではない。


【第8部分】

 主人公は面倒な事に巻き込まれる。

 裏事情が、さらにややこしさを増す。

 主人公と他の登場人物は、腹の探り合いをする。

 やっぱり会議は退屈である。何回も同じような議題が繰り返される。進歩しない。


【第9部分】

 主人公、あるいは主人公の周辺にのみ重大な情報を得る手段がある。警察も知らない事情が出てくる。

 既知の登場人物、特に主人公に近い人物のそっくりさんが登場する。

 裏事情が、さらにさらにややこしくなっていく。


【第10部分】

 裏事情、裏設定が、あり得ないほど面倒くさい。


【第11部分】

 マッドサイエンティストが登場する。

 重要容疑者、もしくは、真犯人的な人物が、意外にあっさり消されてしまう。

 登場人物が口を滑らせた、という形でのセクハラネタが登場する。


【第12部分】

 主人公の前に犯人が自分から現れる。

 犯人が主人公を名指しして面会を求めてくる。

 なぜか、地震が起きる。

 地震で物は散乱するが、主人公や重要人物に怪我人は出ない。

 地震で倒れたものの中に観葉植物の鉢が含まれる。

 スピーカーは生きている。そして、主人公の都合を考慮せずに命令が下る。


【第13部分】

 主人公はやたらと深読みをする。そして、考えすぎだろと思っても、なぜか深読みの通りに物語が進む。

 出発直前に、必要な物が足りないことが判明する。


【第14部分】

 かけた電話はすぐに繋がる。

 電話口の向こうの人物は、なぜか、主人公の状況を詳細に把握している。

 時間経過が明らかにおかしい。

 なぜか、間に合う。

 突然、攻撃される。

 攻撃は、主人公のすぐ近くに飛んでくるが、当たらない。

 主人公だけ武器が無い(警察官や軍人設定のはずなのに、何も持たずに現場に来ていることがある)。防弾チョッキ等、防具系は最初っから、無視される。

 武器は手渡しされる。

 主人公は、これまで扱ったことのない武器であっても、すぐに使うことができる。

 アメリカンジョーク的な何かが交わされる。


【第15部分】

 (さすがに刑事ものではあまり無いが)空薬莢が出ない。追加装填する描写も無く、弾切れもしない。  

 残弾数が絶対的におかしい。(光線銃とかであれば、空薬莢無しという描写もアリかもしれないけれど、全く追加の充填をせずに、ずっと打ち続けられるのは変じゃない?)

 なぜか、直前で危機が回避される。

 都合の良いタイミングで攻撃が途切れる。

 

【第16部分】

 犯人側の都合で、なぜか、急にピンチを脱する。変更の理由は詳しく語られない。

 マッドサイエンティストは、元は常識人で、しかも優秀。

 真っ先に調べるべき場所は、なぜか調べられていない。

 手続き的に大変なはずなのに、偉い人の一声で、あっさり解決する。

 要領の良い人は、どこまでも要領が良い。

 そして主人公は、不遇である。


 猫が、ツッコミどころとして書いたのは、だいたい、こんな感じです。

 え? 抜けてるツッコミどころがある?

 あるかもしれませんね。 (ФωФ)フフフ・・・

 途中から、ネタ部分なのか、繋げるために書いている部分なのか、自分でもよく分からなくなってきちゃったの。馬鹿ですね、ホント。


 フィクションだしね。ね。ね。

 ほら、変身すると巨大化しちゃうヒーローとか、「質量保存の法則」ガン無視だし。

 合体モノは、合体作業中には、攻撃されないし。

 あと、出てくるマシンって、絶対違法改造だよね。車検通らなそう……。でも、公道走らせちゃってる。


 というわけで、移動&ネタ作品でした。

 ちゃんとした、移動テーマの作品は、他の作者様が書いてくださるので、そちらも是非お読みください。


 お付き合いいただき、ありがとうございました。


 黒森 冬炎 様、企画に参加させていただき、ありがとうございました。

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― 新着の感想 ―
[良い点] 怒涛の展開、華やかな衣装、少々強引な説明と、古き良き特撮(って、そんなにたくさん見てませんが)シリーズを見ているようで楽しく拝読しました! あとがきのツッコミが楽しかったです。ありましたよ…
[良い点]  ネタ作品のクセの強いゆるふわ空間が面白かったです!ツッコミどころという名のこだわりの数々がマニアックですね!ややこしさがややこしいです!昔の映画をよく観たりするのですが、わからないネタも…
2021/10/05 22:07 退会済み
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