超次元ッ!スポーツ!3次元ッ!
もう前書きで書くネタがないんで良ければ1から超次元ッ!スポーツ!を読んで見てください!
21XX年…かつて世界中にいたとされる運動に特化した人間、通称細胞投与者アブノーマル。彼ら…彼女ら…あー奴らはスポーツ業界だけでなく、仕事や政治の世界にも進出してきたが、能力で無理やり自分達の意見等を通したりなどの悪事が増え、政府は対策する為にProject"G"を開始したんだ。それで細胞投与者にだけダメージを与えられる音の周波数を見つけて、それを100年以上前に流行った防犯ブザーの様なものを開発したんだ。これにより、細胞投与者の悪事は減ってきたがそれと同時に迫害される様になったんだ。スポーツ業界も迫害は起こった。必死に今日を生き抜く選手達を"異常"、"バカ"、"頭のおかしい集団"と呼んでいる。それでも選手達俺らは生きる為に頑張って、戦うしかないんだ。。。って前にもこんな事言ってた気がするんだが、まぁいいか。
〜大会当日〜
アナウンサー
「これより、第、156回!超次元ッ!水泳全国大会、自由形の始まりです!さぁ!選手達の入・場です!まずは、第1レーンッ!漆黒の白き翼を持つ伝説!俺こそが漆黒だ!混沌のォ!シンプル!ホォワイトォ!!!さぁ第2レーン、誰が俺様に泳ぎで勝てると?そんなやつ俺があげる水しぶきで溺れさせてやらァ!泳ぎの殿堂者、カルウセ・エルドラァ!!!第3レーンです!ありゃ船か?いやいやサメか?いいや違う!あれはメダルを狙う、血に飢えた捕食者!!!宇宙からの参戦です!ホムナフト星の海・将・軍!エル・ヘロ・グルナンテフゥ!!!いよいよ第4レーンです!時を操る、時空の覇者ァ!他の奴らとは、一味、二味、いや、食感すらも違う!!!元、カナヅチ!ユタカー!カーンーザーキー!!!さぁ!最後に第5レーンです!!!その肥えた身体は、水をも押し退ける、まさにブルドーザー!!!鋼鉄脂肪、シーンー!ワーターベー!!!大変長らくおまたせしましたァ!試合、開始の準備が出来たようです!!!!!さぁ始まりの合図を出す、ウィンクルちゃんの登場です!今日もカワイイねぇ〜。それでは、選手の皆さん、位置に着いてください!」
咲来
「泰芳ー!頑張ってー!」
パァン!!!(始まりの合図)
アナ
「さぁ、始まって、しまいました!第2レーン少し出遅れてしまいましたねぇ。これは痛いですよ?!だけどおおっとこれは?回転推進脚だああ!」
エルドラ
「(クソッ!ここで能力を使うのは勿体ねぇ!!!)」
アナ
「そして、第1レーンもすかさず、大翼の天使ッ!」
ホワイト
「(僕もここで翼を広げさせてもらうよッ!)」
アナ
「おおっとグルナンテフ大丈夫かあ?事故です!泳いでいた、カジキマグロに刺さりましたァ!!!ドクターストップ!!!これは悲しいッ!」
グルナンテフ
「グオォ!ゴボッ!ゴボボボボ!(なんだよこれぇ!」
アナ
「そして後ろから急に伸びてくるのはワタナベだああ!ワタナベの怪魚の猛泳!!!」
渡辺
「(このやろう意地でも使わねぇ気だなぁ?!なら俺から使ってやるよォ!!)」
アナ
「1人遅れているカンザキは大丈夫なのかァ?!!おおっとなんでしょう?!!!?!カンザキが、消えたァアアア!」
神崎
「(はぁここで使ってやるかぁ。でも勢いよく行くと解除した時がなぁ。でもじっくり行くしかないかぁ。)」
アナ
「神崎なぜかゴールいんだああああ!!!優勝はァ?!時空の覇者、カンザキィィイイ!!!」
はぁ。こんな勝ち方、本当は嫌なんだ。各々を能力を使いたいとは思うが、俺にはそれをすると他人を殺しかねねぇ。まぁでもこうなっちまったから仕方ねぇか。
〜その夜〜
咲来
「凄いかっこよかったよ!優勝おめでと神崎♡」
神崎
「えへへぇそんな事ないよぉ♡でもありがと♡」
その後、俺達は結婚した。子供も作った。彼女の企業は大盛況だし、俺も幸せな家庭を築いている。渡部はあの試合を俺がインチキしたんだ!って言い張って能力だって説明したらあれ以来、口を聞かなくなっちまった。寂しくはない。だって俺には彼女がいるから。
評価!評価してください!