#1脅迫
俺は三ノ宮海翔、17歳で工業高校の2年でギター部の部長というだけのどこにでもいる?高校生だ。
俺は最近の日課になっているサンドイッチ屋“Любой магазин”ロシア語で“何でも屋”らしい。半年くらい通っていて最近になって知った。知る前までは何でもあるなぁと思っていたが、本当に何でも屋だったとは思っていなかった。
いつも通り入口から一番遠いカウンター席に腰掛ける。そしてマスターに「いつもので」と伝える。
すると、いつものサーモンサンドとアイスカフェオレが出てきた
いつものようにサーモンサンドを頬張っていると、
「おい、坊主」
と言われたので周りを見ると俺の方を向いているのはマスターだけだったのでとっさに
「おふぇれふふぁ?(俺ですか?)」
と、答えた。しかし直後に帰ってきたのはマスターの声ではなく冷たく肌を刺すような気配だった。
少し怖くなり、すぐに口に入っていたものをコーヒーで流し込んだ。
「俺ですか?」
といい直した。
「それ美味いか?」
と聞かれたので
「めっちゃ美味いですよ!」
「そうか....それはよかった」
とマスターが言い終えた途端視界がぼんやりしてきて、そのまま意識を失った.....