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『おい!太陽!何、ちゃっかりキスしてんだよ!』

突っ込み入れたのは北風です。


『別に良いでしょ。僕があの子に感謝の印を表しただけです』

太陽はタンポポと乙女にもらった小瓶を抱えて空を飛んでいます。


『っていうか、タンポポを摘んで行かないで、妹と弟をタンポポ畑にに連れてくればいいだろ!太陽、お前すっごいワザとらしい』


『時にはそういう小道具も必要なんです』


そこで太陽はぱっと顔を輝かせました。


『あっ、北風さん!ありがとう!良い事を思いつきました!』

そして、飛んで行こうとして戻ってきた太陽の顔は悪戯を思いついたように爛々と輝いています。


『あっ、北風さん。お礼にキスしてあげましょうか?』


北風は一歩後ずさり、

『お前のキスなんかいらねえよ!早く行っちまえ!』

と、太陽を追いはらいます。


太陽は楽しそうにキラキラしながら飛んで行きました。


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