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昔々ある所に北風と太陽がいました。

昔々ある所に北風と太陽がいました。


ある日、北風が水浴びをしようと湖までやってきました。そしておもむろに着ていた衣服を脱ぎ始めます。

するとどこからともなくじっと見られているような視線を感じました。北風は衣服を脱ぐ手を止め、辺りを見渡します。すると視線の主はすぐに見つかりました。

視線の主はうら若き乙女で、目を皿のようにして石像のように立ちすくんでいます。そして次の瞬間、ぱっと顔を真っ赤にしたかと思うと脱兎の如く走り去っていきました。

北風は一瞬湖に目をやりましたが、脱ぎかけた衣服を着込んで帰っていきました。


その次の日、同じ頃に同じ所で北風が水浴びをしようと湖までやってきて、衣服に手をかけると、やはり視線を感じました。そして振り駆ると同時に耳まで真っ赤にして脱兎の如く走り去っていく乙女の後ろ姿を見つけまた。

そこで北風はにやりと微笑むと、明日は乙女を捕まえて話をしようと思いつきました。


見切り発進です。結末がまだ固まっていません。

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