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落選カレンダー  作者: 烏川 ハル
2023年

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2023年9月25日 落選確定

   

 3日遅れになってしまいましたが、9月25日の落選カレンダーです。

 お昼にひとつ結果発表がありました。



2023年9月25日 落選確定

「カクヨム」第1回カクヨム短歌・俳句コンテスト

(7作品応募)




 発表予定が「2023年9月25日」となっていたので、予告通りの発表です。

 ただし発表はサイトで行われるだけでなく、同日発売の雑誌にも受賞作が掲載されるという形式。ならば普通のコンテスト以上に受賞辞退などのトラブルは避けたいでしょうし、受賞者には事前告知があるはず。そう考えると、発表日が近づくにつれて「連絡がないということは落選なのだなあ」と諦めの気持ちがドンドン大きくなっていました。

 そもそも私は短歌なんて完全に門外漢ですし、私が応募した「一首部門」だけでも応募総数12,874首、全体では約2万という超難関のコンテスト。その意味では、落ちて当然の結果だったわけですね。


 なお今回のコンテストに関しては、開催告知が出た時点やその後も何度か、カクヨムの別のエッセイ『カクヨムを使い始めて思うこと』の方で話題に出しています。「短歌なんて完全に門外漢」のくせして、それほど関心の強いコンテストでした。

 例えば、開催告知が出た時点では、そちらのエッセイにて、


> 本当に「自由」だというならば、その「57577」で物語を作ってしまって良いのでしょうか? さすがに31文字ではショートショートすら書けそうにありませんが、今回のコンテストでは「二十首連作部門」もあるのですよね。二十首あれば620文字、かろうじてショートショートならば書けそうな文字数です。「57577」さえ守っていたら、620文字で異世界ファンタジーやミステリー小説みたいな内容を描いても、短歌の二十首連作として認められるのでしょうか?


 という考えも披露しています。

 ただし私の感覚としては短歌はノンフィクションであり、だから結局、異世界ファンタジーもミステリー小説も応募できなかったのですが……。

 やはりカクヨムは小説投稿サイト。似たようなことを考える方々はたくさんおられたらしく、本日の結果発表ページの総評では、


>とくに二十首連作部門では異世界が舞台のものなどストーリーや設定がはっきりした作品が多く、カクヨムという場ならではの磁場を感じておもしろかったです。


 という選者のコメントも書かれていました。

 そのコメントはさらに、


>そうした連作の場合、どうしても一首一首が「あらすじ」の説明に奉仕してしまいがちなのですが、佳作「エルダー」は一首ずつを取り出して読んでも魅力がつたわり、読者の想像力を刺激する「余白」が残されている、そこがよかったです。


 と続けられていたので、単なる小説的な作品ではなく、それにプラスして短歌ならではの魅力が必要だった模様。

 とても私には無理な話ですね。そちらの方向性で応募しなくてよかったです。


 また、結果発表を見ていて面白かったことの一つが、受賞作は星評価の低い作品ばかりだったこと。

 全部門の受賞作を合わせても、私が見た時点では最高が★36。星一桁の受賞作も多く、★0も2作品ありました。

 今回のコンテストでは私も、これまでの他のコンテスト以上に、応募作品を結構読んだつもりでしたが、その中には星評価の高い作品もそれなりに含まれていたはず。でも短歌や俳句の専門家である選者は、それらの作品は選ばなかったのですね。

 応募作品の中には、逆に「星評価は低いけれど、私は感銘を受けた」という作品もあったのですが、それらも受賞はしていませんでした。私のセンスも、短歌や俳句の専門家とは異なっていたようです。


 このように、完全に門外漢なコンテストでしたが、私にとっては参加した意義の大きなコンテストでもありました。

 今回のコンテスト応募をきっかけにして、少し初心を思い出すことが出来たからです。正確には「初心」というより、もっと前に目指していたことなのですが……。

 これも開催告知が出た際に『カクヨムを使い始めて思うこと』の方で記したことを、改めて引用してみます。


> 昔々、まだ私が書き手ではなく読み手に過ぎなかった頃。

> 好きな小説家の文体の「読みやすさ」の理由を紐解こうとして、ふと「リズム感が良いからだ」と気づいたことがありました。さすがに「57577」や「575」ではないものの、5音や7音で区切れるような文章が多く、だから読んでいてテンポ良くて、それが読みやすさに繋がっている。そんなことを感じたのです。

> 当時まだ「書き手」ではなかったけれど、小さい頃から「小説家になりたい」と夢見る気持ちがありましたから「いつかは自分も書く側に回るぞ!」という思いもありました。その状況で「5音や7音で区切れるような文章を多く用いることこそ、自分が好きな作家の文体の特徴の一つ」なんて考えたものだから「いつか自分が小説を書く際は、自分も『5音や7音で区切れるような文章』を多用しよう!」などと決心したものです。

> しかし、いざ小説を書き始めると、そんな「決心」はアッサリ崩れ去ります。だって「5音や7音で区切れるような文章」縛りは大変ですからね。そこにこだわっていたら、全く執筆が進まない!

> 結局、小説本文で5音や7音を意識することは諦めて……。せめて作品タイトルやキャッチコピーだけでも、なるべく5音や7音で区切れるようにしよう。そんな方針で執筆及び投稿活動を続けています。例えば、このエッセイのメインタイトル『カクヨムを 使い始めて 思うこと』も「575」なのですよね。


 いざ執筆側に回ったらすっかり忘れていましたが、元々「なるべく5音や7音で区切れるような文章で構成された小説」というのが、私の目指していた方向性であり、いわば理想の文体でした。

 今回のコンテストのおかげで、それを思い出すことが出来ましたし、改めて意識することも出来ました。

 もちろん「そこにこだわっていたら、全く執筆が進まない!」というのは依然として思いますが、ならば「執筆」とは違う段階で意識すれば良いわけで……。

 長編連載の途中で文体を変えるのは不自然でしょうからそちらは放置したままですが、今回の短歌コンテストがあった時期に執筆した短編のいくつかでは実際に、この「なるべく5音や7音で区切れるような文章」というのを少し意識することが出来ました。執筆段階では意識せずとも、一通り書き終わって全体を見直す推敲段階。そこで手直しする際に、5音や7音の区切りを意識した表現に変更していったのです。

 結果的に、そうした短編が他の方々から評価される仕上がりになったかどうかはわかりません。しかし私が目指す方向性の、理想の文体に近づいた以上は、少なくとも私自身は満足できる出来になったはず。

 その後また最近は「推敲段階で5音や7音の区切りを特に意識する」という意識も薄れてきましたが……。

 こうしていくつかのエッセイで振り返って、この話を書いていれば、さすがに私ももう忘れないでしょうね。とりあえず以前よりは意識できるようになったはずであり、これこそが私にとって今回のコンテストに参加した一番の収穫だと思えるのでした。


 さて、かなり長くなりましたが。

 これで現在応募中のコンテストは以下のようになりました。




2023年9月下旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第200回「これからもよろしく」

(3作品応募)


2023年10月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第203回「おくすり」

(2作品応募)


2023年10月下旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第202回「運命のふたり」

(2作品応募)


2023年10月下旬予定(一次選考)

「小説家になろう」第11回ネット小説大賞

(267作品応募)


2023年11月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第204回「そうだ、〇〇へ行こう」

(4作品応募)


2023年11月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第205回「夏の終わり」

(3作品応募)


2023年11月中旬予定

「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第14回「伝説/神話/おとぎ話」

(1作品応募)


毎週発表

「NOVEL DAYS」〝ほっこりショート〟コンテスト第2弾

(2作品応募)




 応募作品数だけ増えたコンテストも、応募コンテストそのものの追加もありません。

 発表された分の1つが減っただけであり、結果待ちは全部で8コンテストになりました。

   

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