表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
落選カレンダー  作者: 烏川 ハル
2023年

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

60/178

2023年2月9日 落選確定

   

 夕方ひとつ発表がありました。




2023年2月9日 落選確定

「光文社ショートショート」第20回募集テーマ《箱》

(一次通過1作品)





 12月末に一次選考の発表があった際「詳しい講評と入選作は年明けの1月中には発表いたしますので」と書かれていたので、少し予定が遅れたようですね。だいたい木曜日発表の場合が多いようなので、先月途中くらいから木曜日のたびに「今日発表か?」と少し身構えていました。

 結局2月の第2木曜日である今日、発表となったわけです。


 残念ながら、結果は落選でした。

 今回は一次通過が全部で21作品。そのうち入選はわずか2作品のみでした。今までは数作品が入選する印象でしたし、だとしたら今回は1/4か1/5くらいの確率と期待していたのですが……。思った以上に厳しい選考でした。

「入選はわずか2作品のみ」ということは、全体的に応募作品のレベルが低かった、ということでしょうか?

 しかし総評っぽい冒頭で今回、


>全体のレベルが上がっていて、たいへん驚きました。

>そのため、やや厳しめの評価となっているかもしれません。


 と書かれています。

 これが小説投稿サイトのコンテストならば落選作品も読めるのですが、一般公募なので落選作品は(作品そのものは)掲載されません。だから「全体のレベルが上がっていて」を応募者が自分で確認することは出来ません。一般公募のつらいところですね。

 とりあえず一次通過作品ならば講評だけは掲載されるので、他の方々の講評も見てみると、確かに「厳しめ」の言葉が書かれている作品ばかり。入選作品だけは違っていたので、その2作品は明らかに他とは違っていたのでしょうね。

 なお、私の作品の講評は、次のようなものでした。


>段ボールに入れられていた双子の捨て猫を拾った少年と少女。少年は、最初はたしかに一匹しかいなかったと思うのですが……。丁寧な語り口で気持ちよく読めますが、少年がなぜ段ボールに入ってみたのかなど、いくつか強引な展開が気になりました。


 前半部分に相当する半分が、作品のあらすじ的なまとめ。後半が実質の講評ですね。「丁寧な語り口で気持ちよく読めますが」というのは文章や表現の話でしょうし、肝心の物語の内容に関しては「少年がなぜ段ボールに入ってみたのかなど、いくつか強引な展開が気になりました」なので、厳しいお言葉のみ。

 あれ? なんでこれが一次通過できたのだろう? ……という気持ちになるほどの講評でした。

 まあポジティブに考えるのであれば、以前に講評をいただいた2作品は、


>途中からオチが読めてしまうので、ここからもう一度ひねって驚かせてほしいと思います。


>ただ展開が予想できるので、そこを裏切ってくるアイデアがあるといいですね。


 というように、どちらも同じ方向性の問題点を指摘されていましたが、その点は今回は大丈夫だったっぽい。せめてもの「良かった点」でしょうか。

 なお一次選考の発表時のエッセイで記した通り、今回は2作品応募したうち、自信ある方は一次の段階で落ちて、自信ない方が一次通過でした。

 ならば一次で落ちた方も「優秀作には入りませんでしたが、それぞれに魅力があって印象に残った作品」には入れるかもしれない(講評だけいただけるかもしれない)、と少し期待していたのですが、そちらも残念ながらダメでした。

 現実は甘くないですね。まだまだ私はそれほどのレベルではない、ということです。


 なお結果発表と同時に次回のテーマも発表されており、


>このところダークな雰囲気の作品が多くなっていますので、できれば明るいオチやユーモラスな展開の作品も期待したいと思います。


 というコメントもありました。

 今回の私の応募作品でいえば「自信ない方が一次通過」が暗い物語であり、「自信ある方は一次の段階で落ちて」の方が明るい物語。明るい作品こそ求められている、と確認できたのであれば、ここでも再び「なんでこれが一次通過できたのだろう?」という気持ちになりました。

 実際は「なんでこれが」というより、むしろもう一つの方が自己評価とは裏腹に、よほど酷かったのかもしれませんね。


 さて、気を取り直して。

 これで現在応募中のコンテストは以下のようになりました。




2023年2月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第187回「忘れもの」

(3作品応募)


2023年2月中旬予定

「NOVEL DAYS」三題噺バトル 第5回お題「先輩」「コーヒー」「小説」

(1作品応募)


2023年2月頃予定

「カクヨム」「楽しくお仕事 in 異世界」中編コンテスト

(中間通過1作品)


2023年3月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第188回「特別な一日」

(4作品応募)


2023年3月下旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第189回「○○になりたい」

(3作品応募)


2023年3月下旬予定

「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第10回「スローライフ」

(1作品応募)


2023年3月予定

「小説家になろう」GCN文庫1周年記念 短い小説大賞

(4作品応募)


2023年3月頃予定(中間選考)

「カクヨム」第3回 角川武蔵野文学賞

(1作品応募)


2023年3月頃予定(中間選考)

「カクヨム」第8回カクヨムWeb小説コンテスト

(2作品応募)


2023年3月頃予定(中間選考)

「カクヨム」カクヨムWeb小説短編賞2022

(96作品応募)


2023年4月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第190回「静けさの中で」

(1作品応募)


2023年4月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第191回「告白」

(2作品応募)


2023年4月予定

「エブリスタ」どうしても誰かに話したい!エッセイコンテスト

(1作品応募)


2023年5月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第192回「騙された!」

(2作品応募)


2023年5月中旬予定

「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第11回「運命/宿命」

(1作品応募)


2023年5月末予定(中間選考)

「小説家になろう」第1回SQEXノベル大賞

(9作品応募)


毎週発表

「NOVEL DAYS」〝ほっこりショート〟コンテスト第2弾

(2作品応募)




 応募作品数だけ増えたコンテストはありませんが、新たに応募したコンテストは2つ。どちらも「エブリスタ」超・妄想コンテストで、第190回「静けさの中で」に1作品、第192回「騙された!」に2作品応募しました。

 発表で1つ減った分を引いても1つ増えたことになり、結果待ちは全部で17コンテストになりました。

   

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ