2025年12月3日 落選確定
1日遅れになりましたが、12月3日の落選カレンダーです。
夕方ひとつ発表がありました。
2025年12月3日 落選確定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第254回「人形/ぬいぐるみ」
(3作品応募)
だいたい2週間おきの間隔で水曜日に発表されるコンテストですが、今回の発表予定は「12月上旬」。水曜日というだけならば12月3日だけでなく12月10日もギリギリ上旬に含まれそうですが、12月3日で既に前回から2週間。また、次回が「12月中旬」の予定なので今回が12月10日では次との間隔が短くなりすぎる。だから今回の発表日は12月3日だろうと思っていました。
その点は予想通りでしたが、残念ながら結果は落選です。
今回の私の応募は3作品、どれも既存の作品ばかりで新規書き下ろしはありませんでしたが、自分ではそれなりに気に入っていた作品も含まれていたので、普通に残念でした。
今回の総評では、後半部分で、
>着眼点の広さを感じました。ただ、題材のイメージをそのまま使った作品も少なくなかったです。例えば日本人形=怖い、という捻りのないものだと、オチが読めてしまいがちです。
>逆に、上位に選出した作品はどれも何かしら突き抜けた良さがある作品だったように思います。特に筆致力、ストーリー構成力に光るものがありました。「それは思いつかなかった!」という設定や、目を閉じると浮かんでくるような描写の上手い作品には、思わず唸ってしまいます。
といった感じで、結構具体的な悪い例、良い例が書かれていました。
私自身は「捻りのない」「オチが読めてしまう」書き方はしていないつもりでしたが、それでも評価されなかったのは、設定的なアイデアや筆致、構成力などが足りなかったのでしょうね。
今回もいつも通り、発表直後の数分以内に結果発表ページをチェックして、受賞作品の星の数などをメモしています。
まず受賞作品の星の数は、最大が240で最小が1。この「最小が1」は今回の「入賞」作品であり、このように極めて星の少ない作品が上位3賞に含まれていると、やはり「星の少ない作品でもきちんと評価される」という印象が強くなりますね。
受賞作品全体を星50のラインで区切ると、星50以上は11作品中5作品だから半分弱。奇しくも、前回と全く同じ数字になりました。なお受賞の下の枠(優秀作品およびピックアップルーキー)では、星50以上は13作品中6作品なので、こちらも偶然、前回と全く同じ数字になりました。
受賞作品の文字数に着目すると、文字数の多い作品としては、7,990文字以上(文字数上限から10文字以内)が1作品だけ。8,000文字ちょうどだったり、7,900文字以上(文字数上限から100文字以内)だったりは今回ひとつもありません。逆に文字数の少ない方としては「超短編賞」約1,400文字の他に「佳作」のうち1作品が約2,300文字。それら以外は4,000文字以上が2作品、5,000文字以上が2作品、6,000文字以上が3作品、7,000文字以上が1作品というように、文字数的にもバラエティに富んだ回でした。
星が多くても少なくても、文字数が多くても少なくても受賞できるとなれば、とても良いコンテストですね。きちんと内容次第で選考されている、ということでしょう。
今回は以上です。
これで私が現在応募中のコンテストは、以下のようになりました。
2025年12月中旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第255回「月見/月夜」
(3作品応募)
2025年1月上旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第256回「失恋」
(3作品応募)
2025年1月中旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第257回「へんしん」
(2作品応募)
2026年1月中旬予定
「エブリスタ」新星ファンタジーコンテスト第27回「現代ファンタジー」
(3作品応募)
2026年2月予定
「カクヨム」カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ'25】
(1作品応募)
2026年2月予定
「カクヨム」カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】
(26作品応募)
2026年3月下旬予定(中間選考)
「カクヨム」カクヨムコンテスト11【短編】
(2作品応募)
2026年3月予定
「小説家になろう」第7回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞
(2作品応募)
2026年3月予定
「ノベルアッププラス」Gakken×朝日中高生新聞 ショートショートコンテスト
(6作品応募)
2026年5~6月予定(中間選考)
「エブリスタ」河出書房新社×梨「ホラー短編賞」
(3作品応募)
応募作品数だけ増えたコンテストとしては、「ノベルアッププラス」Gakken×朝日中高生新聞 ショートショートコンテスト。1作品を追加応募して、全部で6作品の応募となりました。
応募コンテストそのものの追加は3つ。珍しく3つともそれぞれ異なる小説投稿サイトであり、「カクヨム」カクヨムコンテスト11【短編】と「小説家になろう」第7回「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞に2作品ずつ、「エブリスタ」河出書房新社×梨「ホラー短編賞」に3作品を応募しています。
なお「下野紘・巽悠衣子の小説家になろうラジオ」大賞は、コンテストページに発表時期の告知はないけれど、公式サイトの過去記事を見たら毎年12月開催で3月発表のコンテストのようなので、もう上記カレンダーには「3月予定」と書いておきました。
このように、発表で1つ減った分をマイナスしても2つ増えた形になるので、結果待ちは全部で10コンテストになりました。




