2025年8月20日 落選確定
一週間遅れになりましたが、8月20日の落選カレンダーです。
夕方ひとつ発表がありました。
2025年8月20日 落選確定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第247回「雨宿り」
(5作品応募)
今回の予定は「8月下旬」。8月20日は厳密には下旬でなく中旬の範疇だと思うのですが、8月20日の時点で既に前回の発表から2週間なので、その辺りで発表かもしれないと考えていました。
その点は予想通りでしたが、残念ながら結果は落選です。
今回の私の応募は5作品、しかも私にしては珍しく、既存作の使い回しは含まれていなくて全て新規執筆。前回みたいな「5作品応募すれば」という験担ぎ的な気持ちもまだありましたし、そもそも全て新規執筆という時点で「せっかく書いたのに」という気持ちにもなりますから、今回の落選は本当に残念です。
今回の総評では、その冒頭で、
>「雨宿り」は、雨という事象によって半ば強制的にその場にいる人々と一定の時間を共有せざるを得ない状況です。つまり、一緒にいたくて集った相手ではない“たまたま”の出会い。だからこそ普段話せないことが話せたり、日常で会うはずのない人に再会したりしてドラマが生まれます。
と書かれており、なぜ今回のテーマが「雨」でなく「雨宿り」だったのか、よくわかる記述になっていました。そうした意味での「雨宿り」であれば、その方向性で物語を作れば良かったのですね。
また、
>雨宿りに至るまでの雨の降り方も、「ザーザー」なのか「しとしと」なのか、描写ひとつで物語の方向性を示すことができるので、表現のバリエーションを養っておくとよいかもしれません。物語がより豊かにきらめきます。
という重要なヒントも書かれていました。具体例の「ザーザー」「しとしと」そのものは今回みたいな「雨」関連でしか使えないにしても、擬音語や擬態語を上手く利用すると考えれば、今後のテーマにも活かせるアドバイスになりますね。
今回も発表直後の数分以内に、結果発表ページをチェックして受賞作品の星の数などをメモしています。
まず受賞作品の星の数は、最大が345で最小が0。この「最大が345」が唯一の星三桁であり、逆に「最小が0」は2作品あったり、他にも星1という極めて星の少ない作品があったり、これだけで既に、いつも以上に「星が少ない作品でもきちんと評価される」という印象でした。
数字でわかりやすくするために、いつも通り星50のラインで区切ると、星50以上は11作品中3作品つまり27.2%。確かに「星が少ない作品でもきちんと評価される」というのが明らかな回でしたね。
なお、今回の最高評価であるはずの「大賞」は星0。これも「星評価とは無関係な選考」というのを強く示していると感じました。
文字数に関しても興味深い回であり、例えば上述の「大賞」は約2,900文字。掌編というほどではないにしても、比較的短い作品と感じます。3,000文字足らずで星評価も0なのに「大賞」をとれるというのは、本当に凄いですね! まさに感嘆に値します。
いつも以上に「超短編賞」も短くて、わずか約400文字。他にも1,000文字未満の受賞作品が3作品ありました。逆に文字数多めの方を見ると、8,000文字ちょうども、7,990文字以上(文字数上限から10文字以内)も、7,900文字以上(文字数上限から100文字以内)もありません。7,000文字以上が1作品あるだけでした。
前回のところで『いつも以上に、少ない文字数でも評価されやすい回だったようです』と書きましたが、今回は前回以上にその傾向が強かった気がします。そんな回にせっかく5作品も書いて応募して全滅したのは、改めて残念に思います。やはりただ数を書くだけでなく、しっかりした内容の作品を書かないとダメですね、当たり前ですが。
さて、今回はこれくらいにして……。
これで私が現在応募中のコンテストは、以下のようになりました。
2025年9月上旬予定
「文豪コロシアム」#夏の掌編怪談 コンテスト
(4作品応募)
2025年9月上旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第248回「サマー〇〇」
(4作品応募)
2025年9月中旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第249回「うしろ姿」
(5作品応募)
2025年9月下旬予定
「小説家になろう」第13回ネット小説大賞
(232作品応募)
2025年10月上旬予定
「Gakken」「5分後に意外な結末」大賞
(3作品応募)
2025年10月上旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第250回「旅/冒険」
(5作品応募)
2025年10月中旬予定
「エブリスタ」超・妄想コンテスト第251回「解」
(2作品応募)
2026年2月予定
「カクヨム」カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ'25】
(1作品応募)
2026年2月予定
「カクヨム」カクヨム短歌賞【ナツガタリ'25】
(17作品応募)
応募作品数だけ増えたコンテストとしては、まず「エブリスタ」超・妄想コンテスト第251回「解」に1作品を追加して、全部で2作品の応募。「カクヨム」カクヨム短歌賞【ナツガタリ’25】にも色々と少しずつ追加して、17作品の応募となりました。
応募コンテストそのものの追加はありません。発表された分で1つ減っただけであり、結果待ちは全部で9コンテストになりました。




