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落選カレンダー  作者: 烏川 ハル
2025年

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2025年6月27日 一次選考通過(1作品)

   

 今回は珍しく当日更新です。

 おそらくお昼頃、ひとつ発表がありました。



2025年6月27日 一次選考通過(1作品)

「新紀元社」第三回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト

(2作品応募)




 前回の落選カレンダーにて、


>期日が明記されているのは最終発表の「8月刊行予定」だけなので上記カレンダーでは「2025年8月予定」としています。

>ただし『第一次、第二次の選考経過』に関して、前回(第2回)の日程を確認してみると、一次は締切の約2週間後で二次は締切の約4週間後。今回は6月13日が応募締め切りだったので、前回に照らし合わせれば6月下旬と7月半ばとなり


 と書いていたコンテストです。そろそろ一次選考の発表だろうと思って、毎日のようにチェックしていました。

 今日も午前中にチェック。その際はまだだったようですが、午後1時過ぎくらいに改めて見ると、発表されていました。

 出版社のホームページだけでなく選考編集部のTwitterもチェック対象でしたが、そちらでは「午後0:07」のツイートで発表があった旨を述べていました。

 だから昼くらいに発表だったのでしょうね。


 郵送でなくメールで気軽に応募できる形式でしたが、それでも小説投稿サイトのコンテストではないので、いわゆる一般公募。小説投稿サイトのコンテストならば他の応募者の作品も読めるから、それで「どんなコンテストか把握する」ということも出来ますが、公募の場合それが出来ません。

 まあこのコンテストは「第三回」なので、収録書籍を購入すれば前回の受賞作品を確認することも可能ですが、私にとってはオンラインの公募ガイドでたまたま見つけたコンテスト。だからそこまで調べていませんでした。

 よくわからないけれど短編コンテストっぽいし、テーマが『幻想と怪奇』ならばホラーっぽいのを書けばいいのかな? ……くらいの気持ちで応募していました。

 そもそも私は「ホラーっぽい」のを書くのが好きですが、本当の意味での怖いホラーはなかなか書けません。「怖さ」の表現力が足りないのもそうですが、話の構成的に「怖い」とは少し違う方向性になってしまう場合が多い。でも『怪奇』そのものでなく『幻想』が加わるコンテストであれば、むしろ「少し違う方向性」にズレる分だけ、ちょうど良くなるのではないか。そんな期待も込めて応募したコンテストでもありました。

 なお、元々『……くらいの気持ちで』という程度だったせいか、応募締切を漠然と「6月」としか認識しておらず、しかも「数千文字の短編なら1日か2日あれば書けるだろうし、締切直前に手をつければいいや」くらいに思っていたところ、危うく応募し損ねるところでした。

 ちょうど5月末締切で、応募したいと思っていた別の短編公募があり、それと少し混同したのか頭の中でこちらの締切が「6月末」になっていました。本当は「6月13日」だったのに(笑)。

 そちらの「5月末締切」も締切ギリギリに書いて応募だったのですが、そちらはシステムトラブルがあって締切が6月10日まで延期。ちょうど同じ頃、たまたまオンラインの公募ガイドを、いつもは「新着順」表示なのを「締切が近い順」で見てみたら、かなり上の方にこの「第三回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト」の記述が! そこでようやく自分の誤解に気づいて、もう「締切が6月10日まで延期」の公募と、これの締切がほぼ連続という状態で、慌てて書いて出していました。

 結局この『幻想と怪奇』には2作品応募できたのですが、1作品目は6月10日と11日の2日間で書いて、6月12日に最終チェックして応募。その日のうちに2作品目を書き始めて、翌日の6月13日に書き上げて、すぐ最終チェックまで終わらせて応募。先ほど述べたように全体の応募締切が「6月13日」だったわけですから、本当にギリギリでした!


 そんな経緯で応募したコンテストですが、まずは初めて応募する公募という時点で「どうせ一次通過も難しいだろうな」と思っていました。今までいくつか短編公募にもチャレンジしてきましたが「初めて応募」で一次通過できたことは一度もなく、かろうじて一次通過できた光文社のショートショート公募も「何回か出してようやく」という状況でした。

 そんな漠然とした不安に加えて、具体的な心配点も二つ。まずは文字数の問題で、応募要項に書かれていた「8000字以内」に対して、私の応募作品はどちらも約4,000文字程度でした。

 言葉の上では「以内」なので一応条件は満たしているものの、わざわざ明記された数字があるのに、その半分というのは大きなマイナスではなかろうか。例えば子供の頃、確か中学受験の国語だったか、あるいは社会の記述問題だったかで「『〇〇字以内で答えよ』という問題には、その『〇〇字』の8割以上を書くように」と教わった気がしますし、これはコンテスト応募でも活かせる原則のはず。

 また、第二の問題は私の表現力。どうも最近、元から乏しかった語彙力がさらに低下している気がして、そのせいで文章力とか表現力とか、以前にも増してふわふわしている自覚があるのです。

 とはいえ、おそらく最近の私が一番力を入れている――受賞したいと思っている――コンテストは「エブリスタ」で毎月2回開催されている「超・妄想コンテスト」。最終的には受賞よりもその先にある書籍収録を目指すコンテストだと捉えていますが、この場合の「書籍」は児童書の分類になります。かつて一度だけそれに収録していただいた際の校正過程で感じたのですが、子供にわかりやすい文章や表現を書こうと思ったら、大人を唸らせるほどの豊富な語彙力は必要ない。むしろ抑え気味の方が「わかりすい」書き方になるのかもしれない……。

 この辺り、本当に上手い人は「大人向け」「子供向け」で文章や表現などのスタイルを意図的にがらりと変えられるのでしょうが、私はそこまで出来ない。というより、そこまで意識するのは大変そうなので――意識せず手癖で書いた方が「執筆を楽しむ」という意味では楽しめるので――サボっている(笑)。だから上述の語彙力低下だったり、ふわふわだったりを「その方が結果的に子供向けに近づくのでは? 手癖で書くくらいでちょうど良くなるのでは?」と放置。自分を甘やかしています。

 まあ考えようによっては「自分を甘やかしている」ことに関しての言い訳とか口実に過ぎないのでしょうが、いずれにせよ、この状態だと「子供向け」でなく「大人向け」に応募する際には困ってしまう。筆力の高い応募作品が並ぶ中、語彙力や表現力が乏しくてふわふわした文章の作品があったら、もうマイナス評価を通り越して「よくもまあこの程度で恥ずかしげもなく応募してきたなあ」と笑われるレベルではないか。……と心配していたわけです。


 そんな私の応募作品でしたが、2つ応募したうちの片方が一次通過していました!

 本日の発表によれば『応募総数557編』『65編を第一次選考通過作品』ですから、割合としては1割ちょっと。私は日頃から何となく「だいたいコンテストの一次通過は約1割」と思っており、その考え方に合致するような順当な数字ですね。

 実は元々、同じコンテストの「第2回」のページで『有効応募作品700編』『33編を第一次選考通過作品』と書かれていたのは見ていたので、それもあって「1割どころかその半分も一次通過できないのであれば、普通よりも厳しいコンテストかも?」と覚悟していたのですが、その意味では今回は甘かったのかも。おかげで私の作品でも一次通過できた、という部分はあるかもしれません。


 なお、私としては上述のように「どうせ一次通過も難しいだろうな」という気持ちがあった上に、特に片方の作品は偶然「うしろ姿」要素も含んだ作品だったため、落選が確定次第「エブリスタ」の「超・妄想コンテスト」(「うしろ姿」がテーマの第249回、その応募締切は7月27日)に回そう、と思っていたほどでした。

 その点では少し皮肉なことに、今回一通過できた方が「うしろ姿」要素のある方。通過できなかった方は、特に使い回せそうな要素はない作品でした。

 これが逆だったら、個人的にはベストな結果だったでしょうが、さすがにそこまで都合良くはいきませんね。そこまで望むのは贅沢が過ぎるというものです。

 とりあえず、色々と心配だったからこそ余計に、ひとつ一次通過できただけで本当にホッとしました!


 というわけで、今回はいつも以上に長々と語ってしまいましたが……。

 これで私が現在応募中のコンテストは、以下のようになりました。




2025年7月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第244回「ブルー」

(4作品応募)


2025年7月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第245回「忘れられない匂い」

(2作品応募)


2025年7月中旬予定(二次選考)

「新紀元社」第三回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト

(一次通過1作品)


2025年7月17日予定

「カクヨム」「わたしのアイドル」コンテスト

(2作品応募)


2025年7月予定

「カクヨム」魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト

(8作品応募)


2025年8月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第246回「伝説の〇〇」

(5作品応募)


2025年8月下旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第247回「雨宿り」

(3作品応募)


2025年9月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第248回「サマー〇〇」

(1作品応募)


2025年9月下旬予定

「小説家になろう」第13回ネット小説大賞

(167作品応募)


2025年10月上旬予定

「Gakken」「5分後に意外な結末」大賞

(3作品応募)


2026年2月予定

「カクヨム」カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ'25】

(1作品応募)




 本日一次発表のあった第三回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテストに関して、前回は『期日が明記されているのは最終発表の「8月刊行予定」だけなので上記カレンダーでは「2025年8月予定」としています』でしたが、今日の発表ページにおいて『第二次選考(通過作は7月中旬に弊社HPで発表)』と明記されていたため、それに合わせて「2025年7月中旬予定(二次選考)」と変更しています。


 今回は、作品数だけ増えたコンテストはありません。応募コンテストそのものの追加としては、「エブリスタ」超・妄想コンテスト第247回「雨宿り」に3作品と「カクヨム」カクヨム恋愛小説大賞【ナツガタリ’25】に1作品を応募。

 今回は一次選考の発表であり、そこで通過があったため、いつもみたいな「発表で1つ減った分を差し引いて」がありません。単純に2つ増えた形となり、結果待ちは全部で11コンテストになりました。

   

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