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落選カレンダー  作者: 烏川 ハル
2025年

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2025年6月18日 落選確定

   

 2日遅れですが、6月18日の落選カレンダーです。

 夕方ひとつ発表がありました。



2025年6月18日 落選確定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第243回「花あかり」

(1作品応募)




 今回の発表予定は「6月中旬」。いつも通り水曜日ならば該当するのは6月18日だけですし、その場合ちょうど前回から二週間後。だから6月18日が発表だろうと思っていました。

 その点は予想通りでした。結果は落選です。

 今回の私の応募は1作品のみ。毎回応募し続けているので少なくとも1作品は出しておこう、という程度の気持ちで書いた作品でした。また、いつもならば落選作品は後々時期を見て「カクヨム」や「小説家になろう」に転載するのですが、今回の作品はわざわざ転載する必要もなさそう、と自己判断する程度。

 そんな作品だったので、今回の落選は自分でも至極順当だったと思っています。

 それよりも今回、面白かったのはコンテストの総評です。以前に『総評が長々と書かれていて』『どれほど「長々と」かというと、例えば前回ならば5行、前々回ならば7行だった総評が、今回は13行』という回がありましたが――改めて確認してみたら5月21日発表の第241回だったので前々回のようです――、今回の総評も13行ありました。

 まずは、


>今回の傾向として、良くも悪くも「桜といえば」という固定化したモチーフが見られました。その象徴が「桜の樹の下には死体が埋まっている」という梶井基次郎の小説からの一節を、セリフなり物語のギミックなり、なんらかの形で使用している作品です。これはだいぶお約束なフレーズなので、あえて使うなら「今までに見たことない描写だなあ」とこちらが思わす唸るくらいのひねりが欲しいところです。


 ということで「桜」からのアプローチの話。そして「使い古されたモチーフならば斬新な使い方を」というアイデアの重要性。

 この辺りは、当たり前と言えば当たり前の話なのですが、それを改めて選考側から言われたというのが興味深いですね。

 続いて、


>一方で「花あかり」という題材を、うまく物語に活かしている作品は多く、情景の描写の美しさが優れている作品が多かったです。

>花、それも桜は特にそれだけで物語を生み出しやすいアイテムですが、今回のお題は夜の桜である「花あかり」。このシチュエーションを上手く物語の中で生かせるかどうかが、作品の質を上げる大きなポイントだったかなと思います。


 あくまでも今回のお題は「桜」でなく「花あかり」であるということ。それが改めて強調されていたように感じました。

 これは今回、私も苦労したポイントであり「お題的に表現や描写の腕で差が出そうだな」とか「ならば私には無理」とか、もう最初から諦め気味の回でした。

 そして、総評の最後にも面白い話が。


>感性を磨くためにも、次回似たようなお題を書くときのためにも、頭の中やネット上の画像だけでなく、ぜひ夜に花を見に行ってみてください。たぶん、自分の想像とは違うはずです。自分の目で見て、その場で感じたことは、創作のための大きな糧となるはずです。


 今回は「上っ面だけで書いている」と見透かされるような作品があまりにも多くて、選考側としては腹に据えかねるほどだったのでしょうか。

 でもこれ、今回のお題に対する話であると同時に、『自分の目で見て、その場で感じたこと』を活かすというのは、今後の別のお題でも有用なアドバイスですよね。『自分の目で見て、その場で感じたこと』というのは、描写や表現関連の文章力にも大きく関わるでしょうが、アイデア発想のネタにも繋がるでしょうし、日頃から意識して周囲に目を向けておくことは大切だろう。そんなことを考えさせられました。


 今回も発表直後の数分以内に結果発表ページを見に行っているので、その時点における受賞作品の星の数などをチェックしています。

 まず受賞作品の星の数は、最大が245で最小が1。「最小が1」は1作品だけでなく3作品ありましたし、そもそも上位3賞の「大賞」「準大賞」「入賞」がそれぞれ星3、星3、星1という星の少ない作品。

 いや「星の少ない作品」どころか「極めて星の少ない作品」という感じですよね? それらがこれほど高く評価されるのですから、いかに星無関係で選考しているかという証でしょう。

 まあ今回は総評を読んだ時点で「きちんとした何らかの選考基準に従って、真摯に選んでいる選考委員」という印象でしたし、そうした方々ならば読者評価の高い低いにも惑わされないだろうから、はっきり「星無関係で選考」とわかるような結果になるのも当然。だから驚くには値しませんね。

 受賞作品を星50以上で区切れば11作品中3作品、つまり27.2%。受賞の下の枠で同様の区切りをすれば13作品中3作品、つまり23.1%。前回はそれぞれ72.7%と76.9%でしたから思いっきり傾向が違いますが、そんな前回と比べるまでもなく明らかに、今回は「星の少ない作品がたくさん評価されている」という回でした。

 また、受賞作品の文字数を見てみると、一番短いのは当然「超短編賞」ですが、今回はわずか約800文字。いつもはだいたい2,000文字くらいという印象の賞ですし、それが1,000文字未満となると、いつにも増して「超短編」という感じですね。

 それ以外にも「続きが読みたい賞」が約2,800文字だったり「入賞」が約3,400文字だったり、短くても内容次第できちんと評価される選考だったようです。もちろん文字数の多い作品もあり、今回8,000文字ちょうどはなかったものの、文字数上限に1文字足りないだけの7,999文字が2作品、他に7,900文字以上(文字数上限から100文字以内)が1作品ありました。


 さて、今回も少し長くなりましたが……。

 これで私が現在応募中のコンテストは、以下のようになりました。




2025年7月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第244回「ブルー」

(4作品応募)


2025年7月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第245回「忘れられない匂い」

(2作品応募)


2025年7月17日予定

「カクヨム」「わたしのアイドル」コンテスト

(2作品応募)


2025年7月予定

「カクヨム」魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト

(8作品応募)


2025年8月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第246回「伝説の〇〇」

(5作品応募)


2025年8月予定

「新紀元社」第三回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテスト

(2作品応募)


2025年9月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第248回「サマー〇〇」

(1作品応募)


2025年9月下旬予定

「小説家になろう」第13回ネット小説大賞

(167作品応募)


2025年10月上旬予定

「Gakken」「5分後に意外な結末」大賞

(3作品応募)




 応募作品数だけ増えたコンテストとしては、「エブリスタ」超・妄想コンテスト第246回「伝説の〇〇」と「小説家になろう」第13回ネット小説大賞に3作品ずつを追加、公募の「5分後に意外な結末」大賞に1作品を追加応募して、全部でそれぞれ5作品、167作品、3作品の応募になりました。

 応募コンテストそのものの追加としては、「新紀元社」第三回『幻想と怪奇』ショートショート・コンテストに2作品と「エブリスタ」超・妄想コンテスト第248回「サマー〇〇」に1作品を応募。

 後者はいつものコンテストですが、前者は初めて応募するコンテスト。しかも小説投稿サイトのコンテストではないので、いわゆる一般公募ですね。応募要項では『第一次、第二次の選考経過は小社HPで発表。入選作は『幻想と怪奇ショートショート・カーニヴァル3』(仮題。本年8月刊行予定)への収録をもって発表に代えさせていただきます』となっており、期日が明記されているのは最終発表の「8月刊行予定」だけなので上記カレンダーでは「2025年8月予定」としています。ただし『第一次、第二次の選考経過』に関して、前回(第2回)の日程を確認してみると、一次は締切の約2週間後で二次は締切の約4週間後。今回は6月13日が応募締め切りだったので、前回に照らし合わせれば6月下旬と7月半ばとなり、そこで落選が確定する可能性も高そうです。上記カレンダー上では後回しですが、実際にはこのコンテストの一次発表が次回の更新になるでしょうね。

 このように、今回は発表で1つ減った分を差し引いても1つ増えた形となり、結果待ちは全部で9コンテストになりました。

   

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