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落選カレンダー  作者: 烏川 ハル
2025年

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2025年3月19日 落選確定

   

 3日遅れになりましたが3月19日の落選カレンダーです。

 夕方ひとつ発表がありました。



2025年3月19日 落選確定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第237回「振り返る」

(3作品応募)




 だいたい2週間おきの水曜日が発表日で、今回は予定が「3月中旬」となっていたコンテスト。3月中旬に相当する水曜日は3月12日と3月19日の2つありましたが、前回から2週間後なのは3月19日の方なので、それが発表日だろうと思っていました。

 その点は予想通りでしたが、残念ながら結果は落選です。私が今回応募したのは既存の作品1つと新作2つ。使い回しの多い私にしては、既存作より新作の方が多いのは珍しいことであり、新作はどちらも自分では気に入っている作品でした。それらが全く評価されず、本当に残念です。


 今回「振り返る」というテーマだったことに関連して、総評では『いわゆる「見るなのタブー」の作品が多かったように感じられました』『次に多かったのが「人生を振り返る」作品です』というように、まず全体的な傾向に触れてありました。しかもそれぞれに対して『類似のモチーフを扱った作品の中でも、キャラクターや立ち位置、設定にひと工夫があるものは、やはり光って見えました』『ただ己の人生を書き出すのではなく、読む側に感動や悲しみ、笑いを引き起こす「物語」まで昇華した作品は、惹きつけられるものがあります』とあるのが、今回の選考のポイントであり、同時に今後のためのヒントでもあるのでしょうね。

 また今回のテーマに限らず、わざわざ総評の最後に、


>「読んで笑ってほしいな」とか「感動して泣いてほしいな」など、「この話で読者に伝えたいこと」をちょっと意識してみると、エピソードの取捨選択などが自然に出来てきて、物語の魅力がクッキリするのでお勧めです。


 と書かれていたのも印象的です。これはコンテストに限らず、執筆全般に関わるアドバイスではないでしょうか。

 今や誰でも気軽にweb小説が書ける時代になりましたが、ネットがなかった頃は作品を発表すること自体が大変でしたし、ネット黎明期でもまだ小説投稿サイトなどがなかったため、個人サイトで発表は出来てもそこまで誰かが読みに来てくれる保証がなかった。

 そんな「web小説以前」を振り返えれば小説は元々、そこに直接的に書かれた物語だけでなく、間接的なメッセージも込められたものだったような気がします。まあ私もそんな高尚なメッセージ性の高い作品は書いていないのですが、この『この話で読者に伝えたいこと』という言葉から、ふとそんなことを考えてしまいました。

 ただ「そんなことを考えてしまいました」といっても、それはあくまでも私個人の考え。今回の総評ではおそらくそこまでは意図されていないのでしょうね。『「読んで笑ってほしいな」とか「感動して泣いてほしいな」など』という程度であれば、メッセージ性云々みたいな難しい話ではないようですから。それくらいならば「そんな高尚なメッセージ性の高い作品は書いていない」ような私であっても、いつも何かしらあるはず。

 ただし「いつも何かしらある」とはいえ、それが無意識で曖昧だったら読み手側に伝わらないのかも。今後はもっと強く意識して書いていこう、と考えさせられる総評でした。


 今回も一応、発表の数分後くらいのタイミングで、受賞作品の星の数などをチェックしています。

 まず受賞11作品の星の数は、最大212で最小0。この「最大212」が今回唯一の星三桁作品であり、逆に星の少ない方に注目すれば「最小0」はひとつだけでなく3作品もありました。最も評価の高かった「大賞」も星0であり「準大賞」や「入賞」もそれぞれ星7と星39ですから、上位三賞とも星少なめの作品。受賞作品全体で見ても、星50以上の基準で区切ると11作品中2作品つまり18.2%なので、今回は本当に「星の少ない作品が多い」という回でした。

 受賞作品の文字数に関しては、今回は8,000文字ちょうどの作品はありません。7,990文字以上(文字数上限から10文字以内)は1作品のみで、他に7,900文字以上(文字数上限から100文字以内)もありません。いつもより上限ギリギリの作品が明らかに少なかった気がします。

 逆に文字数が少ない方に意識を向けると、興味深いことに、今回の「超短編賞」はわずか170文字。いくら「超短編賞」といっても2,000文字近くの場合が多いので、ここまで短いのは珍しい。しかも、その作品の講評には『ただしネタだけで選ばれた作品ではなく、描写が的確で、抑制の利いた語り口であるからこそジワジワと怖さを引き立てる、という文章力も評価のしどころです』とありましたから、むしろ逆に「短く書くことの難しさ」をきっちり評価されてこその「超短編賞」だったのではないでしょうか。なお今回は「超短編賞」以外にも非常に短い作品があり、「トンデモ賞」もわずか260文字という掌編で受賞していました。

 こうして私が受賞作品の文字数に着目しているのは「文字数上限ギリギリの方が受賞しやすいのではないか」と思い始めたからですし、実際いつもは文字数上限ギリギリの作品が結構あって目立つのですが、それと比べたら今回は本当に異例の回でしたね。これが恒例になるようならば、もう文字数も気にする必要ないのかもしれません。

 受賞の下の枠については、星の数で見ると最大302で最小1。星0はないものの、星一桁はいくつもありましたし、星50以上を基準にして区切れば14作品中6作品つまり42.9%。上述の受賞作品ほど極端ではないですが、星多めの作品よりも星少なめの作品の方が、高い割合になっていました。


 さて、今回は少し長くなりましたが……。

 これで私が現在応募中のコンテストは、以下のようになりました。




2025年3月下旬予定

「NOVEL DAYS」三題噺バトル 第12回お題「惑星間移動」「パッチワーク」「おやつ」

(1作品応募)


2025年3月予定(中間選考)

「エブリスタ」竹書房 Web小説コンテスト

(3作品応募)


2025年4月上旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第238回「冬の朝」

(2作品応募)


2025年4月下旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第239回「涙の理由」

(1作品応募)


2025年5月中旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第240回「贈り物/ギフト」

(3作品応募)


2025年5月下旬予定

「エブリスタ」超・妄想コンテスト第241回「お別れ」

(2作品応募)


2025年5月予定

「カクヨム」カクヨムコンテスト10【短編】

(中間通過1作品)


2025年7月17日予定

「カクヨム」「わたしのアイドル」コンテスト

(2作品応募)


2025年7月予定

「カクヨム」魔法のiらんど25年間の感謝を込めて「ありがとう またね、大好き」ショートストーリーコンテスト

(8作品応募)




 応募作品数だけ増えたコンテストはありません。

 応募コンテストそのものの追加は1つ。「エブリスタ」超・妄想コンテスト第241回「お別れ」に2作品応募しています。

 発表で1つ減った分と相殺する形となり、結果待ちは全部で9コンテストのままです。

   

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