表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
魔術教師 ハルは、モテたい。日本魔法魔術学校編  作者: 香月 紅鏡
日本魔法魔術学校  一学期
16/16

入学式は、龍の咆哮と共に。

途中、刑事の説明がありますが。長々と書いてあるので、とばしてもらっても構いません。

職員室についてすぐに、朝礼が始まった。

ホログラムで学園長の挨拶が始まった。

「学園長の辻村じゃ。今日の第一回入学式より、我が学園が始まります。緊張しすぎず、細心の注意を払い臨んでください。以上。」

そして、校長の挨拶となった。

「校長の壇之浦 です。学園長と被るけど、あまり気負わないで、集中力を怠らず行って下さい。」

猿渡教頭や先生達が自己紹介を終えた。

生物の担任の朱雷(すらい)夢子は、慶武(ケイブ) 大学 先進工学部 魔法化学科の同級生だ。

小中高の1時間後に、大学の入学式が始まる。

「よ!ユメ。久しぶり。お前もこの学校の所属だったんだな。全然見かけなかったけど。」

「まあね。研究室に籠りきりだったからさ。スライム食べる出そうか?」

「出さんでいい。体から、出すんだろ。なら、いらん。」

「でも、新鮮で美味しいよ。」


彼女は、食べたことあるスライムを培養して取り出すことができる。今では、体の9割がスライムになっている。スライム研究のエキスパートだ。

哺乳類から龍までも教えることは、できるらしい。


久しぶりの再会をすまし、体育館へと向かった。

猿渡教頭の「入学生入場」の一声で。18クラスの入学生が入学した。

高校には、18クラス分しか教室はない。

なので、これから、3年間 成績の悪い組分の生徒人が一年で退学になる。その分を、来年度の入学者に充てる。それが、卒業まで続く。


体育館の外で、全クラスが並ぶつもりだったが。入りきれないので、3箇所に分かれて点呼を始めた。

名簿の中に三玖やアリス、リズベットがいた。始まって早々 ストレスで胃が痛い。

それと、緑クローバーの3。メイドと少年執事が2人で一つの聖杯を持っている聖杯(cups)の小姓(page)が入っていた。

「よーし。ちゃんと、皆んないるな。今日から君たちの担任の冬山 遥だ。魔法総合を教えてる。3年間一緒になるやつもいるかもしれないが、1年間よろしくな。」

会場には、吹奏楽部の演奏が鳴り響き入学が開始した。春休みに、集まって練習したみたいだ。うちのクラスからも1人出てる。


全学級が入場するのに、1時間かかった。

壇ノ浦学園長がまたホログラムで挨拶を開始した。

「学園長の辻村です。今日は、小学生18クラス、中学生18クラス、高校生18クラス、大学生の皆さん入学式おめでとうございます。・・・・」

その後、魔法省 文部科学大臣の家城(やしろ) 一城(かずき)という20代ぽい男がやって来た。

「皆さま入学おめでとうございます。魔法省 文部科学大臣の家城です。・・・・」

そして、壇ノ浦校長や学生代表、PTA会長が挨拶をして式が進んだ。

「学生を代表しまして、私 (にのまえ)(はじめ)が話させていただきます。両親をはじめ先生方。今日の入学式を無事に迎えられたことに感謝します。・・・・・」


式の最中に、轟音が鳴りびいた。

方角的には、隣の小学校の方からだ。


俺と体育の龍護先生、古代魔法の石田先生がトランシーバーを持って箒に乗って向かった。

情報によると、学園内の森で兎龍が暴れているそうだ。今、警察官と部外者が応戦をしているそうだ。

本校は、この森の周りに小学校から大学、教員住宅も建っていてる。少し離れた所に幼稚園、保育園等の他の施設がある。


小学校の先生達も向かっているそうだ。

ファードラゴンは、冬眠から覚める時期なので目覚めたばかりなのかもしれない。


闘ってている中にいた知り合いは、捜査一課の刑事と警察の万屋の警部、ICPOの警部。ルパン5世達、明希がやっていた。

結構、手こずっているみたいだ。


「おーい。ハピネス、手錠をドラゴンの手足に投げろ。得意だろ。」

「分かった。だけど、本名(そのな)で呼ぶな。でも、メルを捕まえる分しかないから。魔法でどうにかする。」

「それで十分だ。幸福(ハピネス)。」

「リストレント。

ついでに、手錠ブーメラン」

指で魔法の手錠を回して飛ばした。


兎龍は、モフモフの毛の下に鋼のような筋肉がある。

「来い。咲夜、輝夜。変化(バリエーション)

二人を召喚して刀に変化させて真空波を飛ばした。筋肉を通り越して衝撃を与えて、攻撃した。


龍護先生は、火属性の魔法で闘っていた。

ルパン五世ことメル一家と警察官は、拳銃で。万屋係の杉並警部は、刀で闘ったかいながら、全反射(フルカウンター)で跳ね返していた。


そして、大学の生物科学の大喜戸先生が麻酔銃で鎮めた。騎龍クラブで預かるそうだ。

騎龍クラブは、乗馬クラブのドラゴン版だ。小学生から入れるらしい。


「お久しぶりです。紅茶警部。ブリトー刑事。サンドウィッチ刑事、ピザ刑事。銭形警部、野原警部。弓越刑事。秋本巡査部長。」

「おお、冬川君じゃ無いですか?僕に何か、用ですか?」

「ハンバーガー刑事は、元気ですか?」

「亀戸君のことですか?NPO法人を世界各地で作って活動しているそうですよ。美沙子さんとは、今でも仲がいいそうですよ。」

「そうなんですか。元気そうで何よりです。」

「右近さん。冬川さん。亀戸先輩の話してるんですか?今でも、お中元を送ってくるんですよ。」

「そうなんですか。意外と律儀なんですね。」

「亀の話してるのか?亀徳。」

「先輩、また亀戸さんの話してるんですか。好きですね。」

「違えよ。摂津そんなんじゃねえよ。」

「但馬さんと先輩、何の話してるんですか?」

そんな感じで、亀戸刑事の話で盛り上がった。

大の紅茶好きな杉並警部。警視庁の何でも屋、万屋係の部長。と言っても2人しかいないけど。その初めての相棒が亀戸刑事だった。


亀戸さんは、コーヒーと甘い物。大好物は、熱々の薄皮の鯛焼き。ハンバーガーとナポリタンが好き猫舌。張り込み中は、ドーナツと生クリームを携帯していた。だが、アンパンは嫌いらしい。


記者を妻がミャンマーに転勤になって、退職。ミャンマーとバングラディシュの国境付近にNPO法人を作り。各地で、作って活動しているそうだ。


亀徳刑事は、キャリアで警視庁の警視監の娘。亀戸刑事が、一課の時に知り合ったらしい。彼が、退職後ヘマをして万屋係にやって来た。

コーヒーと甘い物が好きで。特に好きな物は、それだけで食事を済ますぐらいだ。カップケーキやクレープ。料理なら、巻き寿司、ブリトー、タコス。 

クレープを5種類買って昼食にしたこともあった。ブリトーとタコスは、どんなに辛くても食べられるらしい。


コーヒーもこだわりがあって亀戸刑事のコーヒーメーカーを処分して、自分のコーヒーメーカーを持ち込むほど。


但馬刑事は、捜査一課の刑事で。亀戸刑事とは、同期らしい。よく口喧嘩をする仲だった。サンドウィッチが好きらしい。

伊丹刑事と後輩の摂津と一緒に捜査をすることが多かったが。伊丹刑事は、定年退職後2人で活動しているらしい。

今、摂津の後輩の三島が絡んでくるらしい。


弓越刑事は、一年前 FBI帰ってきて。ロシア法王のエルフの孫が、警察官となり面倒を見ているそうだ。


秋本巡査部長は、年商2000億円の秋本貿易の社長の孫。両親共に警察官で。父も巡査部長をやっていて。刑事になる話があったが断ったらしい。離婚の理由は、10年で賭博と趣味で、借金を作った。

祖母がフランス人でクウォーターみたいだ。


後、ICPOの銭形 幸福(ハピネス)と野原刑事。中村 R 奏留と愛梨。峰 文花。次元 大輝。石川 五十鈴がいた。


式の後半までには、なんとか間に合った。どうにか、外部にドラゴンの事件は、漏れることなく済みそうだ。

俺は、平然とした顔で席に付き 入学式を無事に終わらした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ