宴会から始まる新生活
====博霊神社、夜====
俺が幻想郷に暮らすことになって
半日がたった、あのあと紫はいつの間にか
姿を消していた。そして俺ら宴会の準備を
手伝いおわってから弾幕ごっこのルールと
霊力の使い方を習い、宴会の時間を迎えていた
霊夢「善紀、魔理沙、いいお酒が手に入ったの、飲みましょうよ。」
善紀「いや、酒って俺は17だぞ!」
魔理沙「そんなの気にするなってここは幻想郷、常識に囚われちゃいけないんだぜ。」
霊夢「飲まないの?なら、私と魔理沙で飲んじゃうわよ。」
善紀「いや、もらうぞ」
魔理沙「そうこなくっちゃな。」
???「あら?貴方は見かけない顔ですねぇ。」
俺たちが酒を飲んでいたら赤い五角形の帽子を
かぶった黒い羽を生やした少女が
やって来たのだった。
霊夢「文、何の用よ?」
そして霊夢はすごくめんどくさそうに言った
文「あやや、霊夢さんそんなに
めんどくさそうにしないでくださいよ
用があるのはそちらの方なんですから」
善紀「俺に用か?あんたは?」
文「申し遅れましたね、私は幻想郷で
文々。新聞を書いている清く正しい射命丸文と申します。」
善紀「俺は不動善紀だ、
今日から幻想郷で暮らすことになった、
ところで、何の用なんだ?」
文「あやや、外の世界から来たのですか?
でしたら是非とも取材させてください。」
善紀「いや、いきなり取材とか困るんだが」
魔理沙「善紀、やめといた方がいいぜ
文は面白おかしく記事を捏造するんだ。」
文「酷いですよ、魔理沙さん私は捏造なんてしてません、事実をありのまま
書いているだけですよー。」
善紀「すまんが今回は無理だまだいろいろやることがある。」
文「あやや、それもそうですねぇ、では、
また後日にしますよ。
それでは善紀さんよろしくお願いしますね。」
そう言って文は行ってしまった。
永琳「楽しそうねあなたたち
あら?善紀じゃない、帰ったんじゃなかったの?」
そして、永琳と、高そうな着物を着た
美少女が一緒にやって来たのだった
善紀「それがな、幻想郷に住むことになったんだ。」
霊夢「あら、あんたが顔を出すなんて珍しいじゃない。」
???「ふーん、貴方が
永琳の言ってた外来人ね」
善紀「あんたは?」
輝夜「私は蓬莱山輝夜、永遠亭の主よ
貴方名前は?」
善紀「不動善紀だ、昼間は世話になったな。」
輝夜「善紀って言うのね、ところで、
良ければ貴方、永遠亭に住まないかしら?
雇ってあげるわよ。」
善紀「いいのか?それはありがたい。」
永琳「姫、本当に雇うんですか?」
輝夜「あら部屋ならたくさん余ってるじゃない
それとも駄目かしら?困ってる様だったから
声を掛けたのだけど。」
永琳「いえ、構いませんよ(姫が人助けするなんて…)」
霊夢「良かったじゃない善紀、住むところが見つかって。困ったらいつでも来なさいよ。」
善紀「ああ、ありがとう」
こうして、俺は輝夜の計らいによって
永遠亭に住むことになったのだった。
====翌日、永遠亭====
輝夜にスカウトされた俺はあのあと永遠亭に
着いて、兎たちに紹介されていた
輝夜「というわけで、今日から働いてもらう
外来人の不動善紀よ。」
善紀「姫様?ところで自分は
何をしたらよろしいんですか?」
雇われたという事で俺は敬語を使い始めたのだった。
輝夜「善紀、輝夜でいいわ、それと言葉も崩していいわ、
貴方には私の遊び相手をしてもらうから。」
善紀「そんな事でいいのか?家事とかやらなくていいのか?」
輝夜「問題ないわウドンゲかイナバたちがやるから。善紀、今日は休んでいいわ、いきなりの事で疲れたでしょうから、ウドンゲ、部屋に案内してあげなさい。」
鈴仙「わかりました、姫様。
善紀さん、こちらです」
善紀「お、おう…」
俺が案内されたのは輝夜の部屋のとなりにある
部屋だった。
そして、新しい幻想郷での生活が始まったのだった。
もしかしたら文を追加するかもし