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二瓶目

すうちゃん以外にたいして丁寧に話すのがゆうちゃん(一人称は私)

ゆうちゃん以外にぶっきらぼうに話すのがすうちゃん(一人称は自分)


「ミドリムシ」

「シマウマ」

「マントヒヒ」

「ひ、ひ平賀源内」

「イングランド」

「ドメイン」

「はい「ん」ついたー」


今、町を目指して歩いているのだがなかなか近づかない町!ふざけんなよ!こちら体力がないんだよ!

暇すぎてしりとりを続けついたが「ん」がついて終わってしまった。

「ゆうちゃん、自分今気がついたんだけどお金持ってなくない?」

「確かに、財布はあるが金がない」

「宿に泊まれないようなきがするぜ」

「最悪すうちゃんの石を売ろう」

「私の可愛い可愛いエレーナちゃんとアリーナちゃんを売れというのか!」

「エレーナちゃんとアリーナちゃんって誰?」

「琥珀の名前。名前着けて可愛がってる」

「うわ~‼変態だ!」

「誰が変態だ誰が」

全く!失礼な!

「ところでさ馬の足の音聞こえない?」

「え?」

「パカラッパカラッていう音」

「確かに聞こえる」


ゆうちゃんが馬の足音の真似がうますぎて驚いている。

そして見えてきた馬は黒いごつい馬。それの上には西洋風の鎧を着た人が。しかもそれが何人も


「貴様ら!何故この道にいる!この道は魔のものが多く現れるため一般人は通行禁止のはずだ」

「自分達、お母さんに言われてお買い物をしに行ったんですけどなんか気がついたらここ居た

ここはどこ?」

「捨てられたのか…

ここはカリファだ。お前たちはどこから来たんだ?」

「ジパングから来た」

「ジパング…聞いたことのない国だな

私はお前たちを訓練生として保護する。異論はあるか?」

「ない

ゆうちゃんは?」

「ないです」

「では門で待っていると言いたいところだがここらへんは危険だ。使いたくはなかったが移動魔法を使おうと思う」

「しかし!隊長‼」

さっきまで一言も話さなかった兵士が言った。

「どちらにしても、ここにいる人間は保護しなくてはならない。才能がなかったら御貴族様にでも押し付ければいいさ」

そう言って、目を閉じるとブツブツいい始め一分くらいたつ頃には光に包まれていた。その約10秒後。私たちは高い壁に囲まれたグラウンドのような場所にいた。

「ここはどこですか?」

「ここかぁ、ここはな、王城の騎士の訓練施設だ。

ところで、お前らの名前はなんだ?」

「すず」

「ゆうです」

「苗字は…ないか。

じゃあすずとゆうの能力値を見に行こう」

「わかった」


移動してきた位置から歩くこと五分ほど以外と質素な廊下を歩くと1つの部屋の前についた。


どんどんどんどん

隊長と呼ばれていて自分たちに話しかけてきた人がそのドアを壊さんばかりの勢いで叩き始めた。そうすると女性の声で

「うるさいなぁ!準備はできているよ!」

「失礼します」

隊長と呼ばれていた人について部屋にはいると沢山の本がつまれ、部屋の中心にはガラスの玉のようなものがおかれていた。

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