番外編 その14 ザクザクとした歯ごたえ。それにしてもジャムの酸味が心地いい。
パスコさんの「スカイベリーいちごのタルト」。
それでは、イタダキマース。
上のイチゴ層は、ザクザクとした歯ごたえです。
硬いクッキーのような焼き菓子を細かく砕いて押し固めたような感じ、といえばいいでしょうか。
前歯で噛み切り、口の中ほどに運ばれるまでには生地はほろほろと細かく砕けていきますが、それぞれに歯ごたえがあって楽しいです。
甘いイチゴ風味とあいまって「ああ、食べてる」感が増していきます。
一方、下の生地はしっとり。
バター風味たっぷり。
単体で食べると、まるでケーキですね。
それにしても、間に挟まったジャムの酸味が心地いい。
イチゴ層も下の生地もそれぞれに甘さを主張してますが、ジャムの酸味がアクセントとなって、双方の良さが引き出されています。
んん、これがスカイベリーか・・・ベリーナイスな盛り上げ役ですね。
いや、むしろ主役でしょうか。
「看板」はダテではありません。
ここまで書いて、もう、半分なくなってしまいました。
いかん、少し心を取り戻さねば。
再び、パッケージを手に取りました。
ありました。前回の謎の答えが。
あのトッピングの正体はピスタチオでした。
最近、洋菓子界でピスタチオが流行しているのでしょうか。
それとも、いままで気づかなかっただけなのかな?
ピスタチオを使ったケーキを2つのお店で見つけました。
おつまみナッツのイメージしかなかったので、スイーツ姿に新鮮な衝撃。
当然、どちらの店でも購入いたしました。
おお、薄いグリーンのクリーム。
ビールのアテのピスタチオ君も確か緑色をしていたような・・・
金色の液体ばかりに視線を注いでいるので、あやふやなのが情けない。
さて、そのお味は・・・いやみのない青さがふわり。
それをナッツ特有のコクが下支えします。
クリームチーズと織り成す香りのワルツ。ああ、幸せ…って、ここに関係なかったですね。ついついすみません。
そのピスタチオを意識しながら、残りの半分をガブリ。
う~ん、我が舌の限界か。
下のパン生地の味が強くて、ピスタチオ君までは識別不可能。無念なり。
しかし、このザクザク感、たまりませんね。
下側にではなく上側にこのザクザク層がというのが、案外ミソなのかも。
上あごにはがっちり、舌にはしっとり。
試しに上下反対にして食べてみました。
う~ん、ちょっと残念な感じです。
では縦にして食べると・・・これはこれでイケるかも。
恐らく、食感まで計算されたおいしさということなのでしょう。
みなさんも試されてはいかがでしょうか?
パスコ「スカイベリーいちごのタルト」大阪市内のスーパーで購入。105円也。
・・・ちなみに、今回の写真撮影枚数は41枚でした。
※書き終えて、パスコさんのHPを確認したら「西日本限定」商品でした。




