番外編 その7 「紡錘型メロンパン」。味の三重奏にメロメロ~ん。
では、いただきます。顔?の部分から、かぶりつき、もぐもぐ。
皮の部分は、手にした感触どおりしっとりした固さ。舌の上でまったり溶けていきます。バターの香りはそれほどしません。粉臭くないのが不思議なくらい。控えめですが、しっかりした甘さです。
本体、ボディというのでしょうか、の生地もしっとり。かなりキメが細かいので、柔らかにとろけていくのを存分に楽しみます。豆の味がしっかりした白あんとの食感の対比がまたすばらしい。
皮、ボディ、白あん。3つ一緒に食べると、皮の固い部分が存在感を主張する中、つぶされた白あんがのっそり出てきてボディと混じり合う--甘さと食感の三重奏。ああ、幸せ~。
思いのほか、白あんの量も多いです。とはいえ、あんこなしゾーンだけでも、十分食べられる味わい。
133グラム、391キロカロリー。そこそこの充足感。メロンの味はしないけれど、心はもう、メロメロでした(お決まり、か)。
ニシカワ食品「白あん入りメロンパン」。大阪市内のコンビニ「セブンイレブン」で購入。税込み140円なり。
なお、パッケージは飾らず純昭和風。小さく控えめの明朝体で「白あん入りメロンパン」の表記。レトロな書体の「パン」の字とかわいいリボンの女の子のイラストが、味わいを増しています。