表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
134/143

番外編.日本酒を段ボール+アルミホイルで包んで1時間。「ぬる燗」をキープしていた。

 パン作りの横道に逸れそうだったので敢えて報告しなかった実験です。


 ずばり、写真を見ていただければ概要が伝わると思われます。


 挿絵(By みてみん)


 アルミホイルの遮熱効果についてさらに調べました。

 使ったのは日本酒入りのガラス小瓶×3個。作ったのは段ボールの容器です。


 写真左から段ボール+アルミホイル、ついで段ボールのみ、そして素っ裸となりました。

 

 段ボールは空気の層を多く持っているので熱の伝導を防ぐ働き、つまり断熱効果があります。一方でアルミホイルは輻射熱を防ぐ働きなので遮熱効果を持っています。


 色んな実験を考えたのですが、ただ実施するだけではつまらないよね……などと考えている時は大抵、ヨカラヌ思考が働くのです。


 そうだ、熱燗だ。


 春は名のみでいまだ肌寒い夜。ここは一つ、日本酒を温めて実験だ。投稿のネタもできるし、ほっこり飲めるし、こりゃオイシイ! なとど一人で盛り上がっていました。


 ガラス瓶にピタリとフィットするように段ボールを切断・成形します。アルミホイルを貼り付ける容器は上蓋や底も隙間なくアルミホイルで覆いました。


 挿絵(By みてみん)


 それでは、3個のかっぱデミタス100を電子レンジで加熱します。あまり加熱しすぎると沸騰してこぼれるので、その直前くらいのタイミングを見計らって取り出しました。


 それぞれの容器に収容して、さっそく温度を計測します。


 そしてそのまま1時間放置しました。室内には熱燗の何ともいえない甘い匂いが充満しています。目の前に揺ら揺らと立ち上る魅惑の香りが誘います。ああ、もうノンデシマイタイ! そんな誘惑との戦いながら温度を計測いたします。


 挿絵(By みてみん)

 

 で、それぞれの温度変化は次の表のようになりました。


 挿絵(By みてみん)


 素っ裸のデミタスさんは66%の温度低下。28.3度は「ぬる燗」としては物足りない酒温ですね。対して段ボール組は40度超をキープしておりました。これは、丁度いい感じのぬる燗ですね。人肌を少し超えるあたり。差しつ差されつ。ほんのり上気する頬。いいえ私の肌の方があついんだから。ねえ、触れてみてよ……ナンチャッテ。


 段ボールのみもなかなかの保温力ですが、アルミホイルを外側に貼り付けたものがその結果を上回っていました。とはいうものの48%低下に対して45%低下と差はわずかでした。


 もう少し長い時間放置すれば明確な差として現れそうですが……どうしても我慢できず、計測直後にグイッといってしまいました。

 

 ぷはー。口に含んだ感覚でもアルミホイルのお酒の方が熱く感じました。


 一回では心許ないので、再度実験しました。さすがに毎回飲んでもいられないので、お酒の代わりに水100mlを瓶に入れて、同様に実施しました。


 その結果が下の表です。


 挿絵(By みてみん)


 日本酒とほぼ同じ結果となってびっくり!


 段ボールの「断熱」にアルミホイルの「遮熱」を加えたダブル効果が反映された結果とみられます。

 

 アルミホイル、やはり恐るべし!


 パン大好きです。

 お読みいただきありがとうございます。

 このところ公私ともに立て込んで参りましたので、しばらく投稿はお休みいたします。

 恐らく週2回くらいのペースにダウンすると思われます。

 ご了承くださいませ。

 ちなみに花粉症をのぞいては体調は良好です。

 あっ、思い出しました。

 ゴールデンヨットとカルピスバターを手に入れたので、時間を見つけて焼いてみます。

 多忙な中のひそかな楽しみです。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
script?guid=on
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ