表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

63/147

第六十三話

『死闘!金網ドーム有刺鉄線ロープファイヤー・デスマッチ in エルサレム宮殿!』


おーーーっと!まずはバラバからの素早い攻撃からだ!


「先ずはオラから行かせてもらうぜ!アニキ」


バラバはアニキとがっちりプロレスの組み手を交わすと、すぐに両腕で兄貴の右腕を掴んではリングに投げ飛ばします。


「アニキ直伝!ボディスラム!!」


ドターン!


「フン!」


しかしアニキはすぐに受け身を取ると、態勢を取りなおしてすぐさまドロップキーック!


「うりゃー!」

「なんの!」


バラバはひょいとブリッジをしながら、アニキのドロップキックを幅2センチほどでかわしました!外したアニキはギリギリ有刺鉄線の手前で踏ん張り、そのままの勢いでブリッジしたバラバに飛びかかります。


「喰らえ!エルボードロップ!」

「そうわいかねぇぜ!アニキ」


ブリッジ態勢から素早く身をひるがえすバラバ。エルボードロップを外したアニキに対して飛びかかります。


「諦めてもらうぜ!アニキ!」

「もうカウントに攻め込むつもりか!?バラバ!」


全体重を乗せて圧し掛かろうとするバラバに対して、アニキも敏捷に体を回転させ、バラバの片足を両腕で取りだしました。


「まだまだ甘い奴め!大技がそんなに簡単に決まるかってんだ!」

「うがぁああ!」

「俺様ヨハネ流48のプロレス殺人技の一つ、伝説!ドラゴン藤波辰爾に贈る関節技、サンダー・ドラゴンスクリュー!!!」


【ドラゴンスクリュー】

解説しよう!実はアニキは関節技にも秀でており、特にこのドラゴンスクリューは、足首を固定し捻ることでヒールホールドを極めるプロセスを含んでおり、無理に堪えれば膝関節を負傷する可能性があるのだ!まさに派手さはなくとも、しっかりと相手をとらえて離さない殺人技の一つである!


「おらおらおら~!バラバ!どうした!?」


グイッグイッグイッグイッ!!!


「うがぁあああ」


アニキのサンダー・ドラゴンスクリューは、がっちりとバラバを痛めつけております。


グイッグイッグイッグイッ!!!


「もがけばもがくほど、足首がしまるぞ!!」

「くっそぉ!」


痛みに耐えきれないバラバは、リングを蹴り上げたもう片方の足で、アニキに延髄蹴りをかましました。


「どりゃ!」


ドカ!!


「グォ!」


バラバの太い足がアニキの延髄に蹴りが入り、バランスを崩されたアニキは、その勢いでドラゴンスクリュー解いてしまいます。すかさず態勢を取り戻したバラバは、勢いをつけてジャンプしました!


「喰らえアニキ!ジャンボ鶴田に捧げる、ジャンピング・ニー・バット・クラッシュ!!!」

「なに!???」


ドカーーーーーンン!!!

見事バラバの右膝が真空を切るように、兄貴の頬へまっしぐらと飛びこんで行きました。まっすぐ受け止めたアニキは、もろに直撃を喰らってします!


「うあああああ!!!」


ドスーーン!

リングに大きな音を立てて倒れこんだアニキ、しかしこのくらいで気絶するようなアニキではありません。


「バラバめ!なかなかやりおるわ!」


後ろへ飛びこんだアニキは、バラバの両手を腹部で交差させ、右手で相手の左腕を、自分の左手でバラバの右腕を取り、そのまま反り上げるようにバラバを投げ出しました!


「こ、この技は!!??」

「喰らえバラバ!俺様ヨハネ流48のプロレス技の一つ!クロスアーム・スープレックス!!!!!」


そうです。アニキの大技もどこかに必ず、受け身の取れない関節技を組み込んでくるのです!


ドッカーーーーン!!!


「ウッゲ!!」


流石に強靭な肉体の持ち主であるバラバも、したたかに関節技を組み込んだ大技をマトモに喰らいました。


「はぁ、はぁ。さ、流石アニキだぜ!」

「もう息が上がってきたのか?バラバ!修行が足らない証拠だ!」

「なんのオラだってまだまだ!」


ドカン!!

思いっきりアニキにタックルをかましたバラバは、瞬時に膝を使って相手の腰元に回り込み、両腕をアニキの右太腿と首元に絡めまて持ち上げます。


「こ!この技は?!」

「バラバ流プロレス殺人技!ブラッディ・アルゼンチン・バックブリーカー!!」


大巨漢バラバは仁王立ちで、アニキを人間マフラー状態で背骨を痛めつけてます!


「うがぁあああああ!!」


正に怪力バラバならではの大技!炎に包まれたリングに、激痛に苦しむアニキの叫びが轟くのでした!!


続く


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ