LastEpisode 真の結末
ゆうとと牧は発砲したチンピラを問い詰める「お前、なんでこんなことした。人を殺してなんとも思わないのか」「だって、そうじゃないか?君たちだって、脱出サバイバルをやったんだろ?じゃあ、自分が生き残るために、誰かを殺したんじゃないか?社会だって、受験だってそうじゃないか?1つの椅子をみんなで奪い合う。その為なら手段は選ばない」ゆうとはたった一言「お前、名前は?」
「伊藤そうすけだ」「オッケーそうすけ、お前の名前は死んでも忘れない」ゆうとは泣きながら実感した。人間という生き物の儚さを(兄ちゃんが見たかったのは…これだったのか…)
モニターが光り、いつものあいつが出てくるが、いつもの場所ではないようだ「クリアおめでとう!きっと、すごく過酷なものになっただろうけど…君たちは凄いよ。」参加者が叫ぶ「今のが最後のゲームだろ?もう終わりだろ」「いや?まだかくれんぼは終わってないよ」「どういうことだよ?かくれんぼは、もう終わりだろ?」「何言ってんの、君たちはまだ、鬼側をやってないじゃん。これが本当のラストゲームだ。この遊園地の中から、すでにどこかに隠れている僕を探しだせばいいんだよ。制限時間はない。君たちが餓死するのが先か、僕のことを見つけるのが先か。」ゆうとが割り込む「るなは無事か?」「それは僕を見つけてからのお楽しみです。」「無事じゃなかったら殺す。無事でも殺すけどな」「では、ゲームスタートです」ゆうとが指揮をとる「集合してください。このゲーム、全員での協力が不可欠だと思うんです…なぜなら、一度見た場所をもう一度見るのって大幅に時間ロスじゃないですか。だから全員で連絡をとるんです。ただのゲームではないはずです。なにかあったら絶対俺に教えてください。」全員は不思議と団結していた。なぜならこの理不尽なデスゲームが終わろうとしているから。この胸についているプレートにウキウキしているから。全員は見た場所を連絡し、なにかヒントのありそうなものは全て写メで送っていた。ゆうとは同じ場所で頭を悩ませる(普通に隠れることはありえねえ。絶対なにかある。あ…待って。そういうことか)ゆうとは全員に場所が分かったと言い集合させた。そしてその場所に向かっていった。「すっとおかしいと思ってたんだ。あいつのやるゲームは特殊すぎる。まるで全てを暗示していたように」「といいますと?」「ポーカー、クイズ、脱出ゲーム、かくれんぼ。これらは全部、この遊園地に置き換えられる」
ポーカー→トランプ→マジック→マジックショーがやっている場所
クイズ→クイズの館
脱出ゲーム→迷路
かくれんぼ→お化け屋敷(お化けが隠れてるから)
「マップに以上の4個の場所を結んで、交わるところが…ここだ」そういい、たどり着いたところは、人や動物の模型がおいてある科学館だった。そこにあいつはいた「やあ、君たち、ここは立ち入り禁止だよ。」みんな彼の顔を見て驚く。牧が怯えながら言う「に、に、似てる…ゆうと君にすごく…」ゆうとは唾をゴクリと飲んだ「久しぶりだね、兄ちゃん。いや、初めましてか。」「さすが、わが弟よ、よくここまでたどり着いた。ここでゲーム終わりだって言いたいとこだけど、君は不満そうだね。ゆうと」「お前に弟なんて言われる筋合いはねえ。俺の兄弟はなつきだけだ。小林たつや。全部教えろ、どうしてこんなことを、るなをどこやった」「知りたいでしょ、だから最後のゲームだ。」「どんなゲームでもクリアしてやる。」「最後はトロッコゲームだ。」「は?」「みんな知ってるように、片方に仲のいい1人と、もう片方に知らない5人を置く。トロッコは暴走していて止まらない。このままだったら仲のいい一人の子がが死んじゃう。でも、君の目の前には、トロッコの進路を五人の方に変えられるレバーが。さてどうするっていう有名な問題だけど。ね…」そういい参加者全員(ゆうと以外)はスーツの男に捕まり、線路のところに寝ころびさせられた。そしてもう片方には…「るな‼よかった、生きてた‼って全然よくないな。」
「ゲームスタート!一分以内にトロッコが来ちゃうよ」ゆうとは今までの中で一番焦る(どうしよう、るなは世界一大事だ。でもそのために14人もの命を奪うのはどうなんだ。駄目だ。でもるなが死ぬのはもっと駄目だ。どうしよう、どうしよう、どうしよう)ゆうとが迷っているうちにトロッコは近づいてきた「あれれー大丈夫ですかー?このままじゃ大事な恋人が死んじゃいますよー?」たつやが煽る。ゆうとは一歩も動けなかった。「ダメ、私のためにみんな殺しちゃ」るなが言う。「でも、でも」ゆうとは戸惑う。るなが手招きした「私の顔をよーく見て」ゆうとは言われるままにジッと見る。るなが顔を少しあげた。二人の唇は触れ合った「私もゆうとのことは世界一好き。だからこそ、お願い。レバーを動かさないで」るなは泣かなかった。決して。ゆうとは自信満々に言った「分かった。このゲームの攻略法が!」そういい、ゆうとはるなの横に寝転がった。「これが、正解だ。ずっと一緒だ。ずっと」トロッコが目の前まで来た。その瞬間、るなはゆうとのことを線路の外に追い出した。もうトロッコは通過した。ゆうとには見たくない光景が目にうつった。ゆうとは泣かなかった。るなも最後まで泣いていなかったから。拘束されていた参加者たちは解放された。牧がゆうとに肩に手をあてる。その手をゆうとはどける。ゆうとは一直線にたつやの方へ向かう。「殺す。お前だけは。絶対に」そういい落ちていたガラスの破片をたつやにむける。たつやは動揺一つせず淡々と話し始めた「今から全てを話す。なにから話すとしよう。そうだ、まず君たちをここに集めた目的からだ。前にも言ったように僕は心理学者だ。命を賭けた人間の醜さを見たかったんだ。でも当然、そんなものは犯罪だ。だから自分の心が少しでも痛まないように、一度は殺人を犯した人を集めただ。それも法の裁きをうけてないね。お金をあげると言ったら、すぐ集めてくれた」「そうたたちのことか?」「そうた?ああ、かくれんぼの時に喋りすぎたやつか。そうそう。それだけだよ。もう話すことなんてない」「おっちゃんや牧君や、るなが殺人なんてする訳ないだろ」「いいや、彼らは確かに人を殺した。そのおじさんって大島大輔のことかい?彼は立派な犯罪をしたよ。彼の娘の肝臓が悪くなった時にね、奥さんを殺して無理やり、肝臓を移植させたんだ」ゆうとは叫ぶ「嘘だ!そんなわけない。仮にそうだとして牧君とるなのことはどう説明するんだ」「牧しゅんたろうは自殺しそうな人がいても、見て見ぬふりをした」「は?なんだよそれ。そんなん殺人でもなんでもないじゃないか?」「じゃあ君は、自ら死のうとしてた柏木るなのことを見て見ぬふりをするのかい?」「そ…それは。そうだ、るなは?るなが人を殺すわけない」「何言ってんの、彼女はこの世で一番重い罪を犯したよ。君にとってね」「どういうことだ?嘘も大概にしろ」「ゆうと、君さっき兄弟はなつきだけって言ったよね。それって過去の話かい。それとも今の話かい?」「何言ってんだよ、今の話以外に何があるんだ。」「そうかそうか、まだ夢から覚めてなかったんだね。なつきは1年前、死んだじゃないか?」ゆうとはパニックになる。そして記憶から抹消していた出来事が一気に脳みそに流れ込む。
1年前
「君のことは死なせない。君は僕が世界一愛した人だから」ゆうとがるなに告白する。
「兄ちゃん、お帰り」「ああ、ただいま、なつき。実はな、兄ちゃん今るなっていう女の子といい感じなんだよ」「ええーーー兄ちゃんに彼女?想像つかないなあー」何気ない一日だった。そう、何気ない一日だった。問題はそこからだった。
同時刻…るなの自宅にて
「今日、ゆうと君に告白されちゃった」部屋にはゆうとの写真ばかり。そう彼女はゆうとに溺愛してた。その時、自宅に彼がやってくる。インターホンが鳴り、覗いてみると、ゆうとの顔だった。「あ!ゆうとだ!」そういい扉を開けると違和感に気づく「あれ?どちら様ですか?」「あー私、小林ゆうと君の兄の、小林たつやと申します。」「あ!お兄様いらしたのですか?どうりで似てると思ったんですよ」「それより今日はとある報告をしに来ました」「はい、なんでしょうか?」たつやはバッグから、ゆうととなつきが手をつないだり、抱き合っている(親が死んでしまって)写真をみせた。「え?なにこれ。私のこと世界一愛してるって言ってたのに」そしてたつやはゆうととなつきの婚姻届(偽)を見した。「残念ながら私の弟が一番愛してるのは、あなたではなかったようです。」るなは思い切り家を飛び出した。たつやがニヤリと笑う。そしてるなは包丁を持ち、なつきのことを刺した。その現場をゆうとが目撃した。ゆうとはショックのあまり気絶した。「今の、ゆうと君に見られたかな?最悪だ」ゆうとが目覚めたのは病院だった。「なつきは?あ、よかった。生きてるじゃないか。ごめんな。早く家に帰ってご飯を食べよう」るなはあまりの出来事に驚く「ねえ、なつきって誰?」「あ!ごめん挨拶してなかったね。僕の妹、小林なつきだ。ほら挨拶して。それより病院までるなが運んでくれたのかい?ありがとうね」そう。ゆうとは、なつきが生きていると思ってる。「ねえ、今日ってなにしたか覚えてる?」るなが聞く。「あー、普通に学校いって、帰ってテレビ見てたっけ?」るなが焦って聞く「私との出来事覚えてない?」「え?一緒に折り紙したっけ」ゆうとは今日の記憶すべてが消えているようだ。告白のことも、なつきが死んだことも。るなは安心した。自分が人を殺したことがバレていないから。
現在…
「そうだ。そうだった。なつきは、るなが殺したんだ」ゆうとはそれからいろいろなことをした。ゆうと自身がそれを覚えているかは別として…
ゆうとは目が覚めたら隣に牧がいた。そしてここは…刑務所だった
「これがTRUE END(真の結末)だ」
第1章 TRUE END 終
みなさん。ここまで読んでいただき、本当にありがとうございます!!!!!!
ちょっと中途半端ですが中間テストが近いんでここで打ち切らせてください!!
続編書くつもりなので、またその時に更に謎を深堀していきます!!!!
またその時までバイバイ




