4thEpisode 面白いカップル
そしてまたモニターにあの男がうつった。「もうこんなに減ったのか、そんな顔しないでよ、次は全借金がなくなるかもしれないゲームなんだから」その言葉に、会場にいる重い借金を抱えている人たちに響いた。
「次はすっごく単純な謎解きだよ‼しかも難易度は自分たちたちで決められる」「全額返済っていうのは…」気が弱そうな子連れの母親が言った。胸にはマイナス2000万と書いてある。
「それを今から説明するんだよ。さっき難易度は自分で選べるって言ったよね。難易度はesay,normaal,hard,impossibleの四つ、
easyの問題を解いた場合マイナス500万、
normaalの問題を解いた場合プラマイゼロ、
hardの問題を解いた場合プラス1000万、
そして…impossibleを解いた場合には全借金がなくなる。でもimpossibleはあんまりおススメしない。あと間違えた答えを言った場合は即あのギロチン、
時間切れになったら全扉が閉まって毒ガスが流れ込むから。他人に答えを共有するのもNG、ギロチンだよ。答えが分かったらあそこの部屋に入って、答えをマイクに向けて言ってね。あと3分以内に難易度を決めて紙を取りに来て、またこの部屋に戻ってきて」おじさんたちは悩んだが低知能のおじさんたちに謎解きができるわけない。おじさんたちはnormalに行った。
ただし大島さん(ゆうとが助けたおじさん)は覚悟を決めてimpossibleに紙をとりにいった。「全員準備はできましたね。制限時間は5分、よーいスタート!」大島のおじさんは恐る恐る紙を見た。さっぱりだった。他の人は簡単そうに問題を解きながらどんどんいなくなる。そして残り時間も少なくなり諦めかけていた時に…
現在…
「俺が来たってことか」「ああ、そうだ。ほんっとにありがとう。おかげでホラ!」そういって大島のおっちゃんは胸のプレートを指した。0と書いてある。「るなが…そんな目に」ゆうとは絶望した。でも、るながゆうとを信じるように、ゆうともるなを信じる。
そしてモニターに謎の男がうつった「やあやあ、あれだけimpossibleは選ぶなって言ったのに見事に12人選んで一人以外みんな死んだよ。一人以外ね」そう言い、ゆうととおじさんを指した「ねえ、なんで部外者がいるの?ダメでしょ。ていうかなんでわかった?」ゆうとはバカにするような顔で謎の男を見つめた「簡単だろ、英語とクロアチア語をあてはめて…」
「なんでクロアチア語をあてはめた。常人じゃわからないだろ?」
ゆうとは笑った。「だってさーある人の紙をチラって見た時にnormalがnormaalになってた。単なるスペルミスかと思ったけどそれを印刷するのは不自然だろ。そこで思い出したんだよ、
たしかオランダ語でnormalはnormaalだったなって、多分この問題を作った人は、色んな言語がペラペラなんだって。そしたら問題にクロアチア語を入れるのは不自然じゃないなって」
謎の男はニヤニヤしながら言った「震えたよ…実に面白い、気に入ったぞ。お前ら、あの少年にプレートを」そしてゆうとにプレートが渡された。「金とかどうでもいいからさ、お前らが攫った女、あれ俺の大事な女だから返してくれない?」「大丈夫です。ちゃーんと生かしてますよ。最終ゲームを終えた時にあなたが生きていた場合、あなたとるなちゃんは見逃します。あなたが死んだ場合はすぐに、るなちゃんも殺します。そういえば君、名前は?」
「小林ゆうと、いつかお前をぶん殴る男だ。」そしてモニターは真っ暗になった。謎の男が独り言を言った「久しぶりだなぁ、ゆうとぉぉ、まだこんなんで死ぬなよぉ、僕がお前の全てをぐっちゃぐちゃにしてやるよ」




