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第6章 白犬の衆

【まえがき】

首都での会議を終えた永井家一行。

次なる目的地、ヘリオス山で彼らを待つ存在とは──?

【本文】


永井家一行、ヘリオス山の麓にある村近くまで転移。


村の入り口で止められたが、ミサオが首から提げた銀のペンダントを見せると、村人たちの態度は一変。すぐさま村長の家へと案内された。


(ギルドの力、地方でもすごい影響力なんだな……)


感心しつつ、案内された村長宅へ。

年配の、優しげな村長が、あたたかいお茶でもてなしてくれた。


「実はな、この辺りでは最近、妙な噂が立っておりましてな……」


村長は低い声で語る。

何者かに襲われた魔物たちが、ぐしゃりと押し潰された状態で発見される事件が続いているという。しかもその現場では、必ずと言っていいほど、**「白犬の衆」**と呼ばれる集団の姿が目撃されていたのだ。


「……白犬の衆?」


「ええ。リーダーらしき者が、白い毛並みを持つ獣人だったそうで。最初に見た村の子供がそう呼び出したんです。それ以来、皆がそう呼ぶようになりました。」


ミサオは眉をひそめた。


(闇憑きを押し潰せる?……並の奴らじゃないな。最低でも、Cランククラスが数人はいるか?)


警戒しつつも、話が通じるなら、是非協力してほしいと思うミサオ。


村長から、白犬の衆が最後に目撃された場所を聞き出し、一行は山道を歩き出す。

転移を使えばすぐだが、現地の痕跡を辿るため、敢えて徒歩で向かうのだった。


──果たして、白犬の衆とは何者なのか?

【あとがき】

白犬の衆──新たな出会いの予感!

次回、永井家一行は彼らと邂逅することに……?

お楽しみに!

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