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第2章 首都トリニダスへ、そしてギルド本部へ

(まえがき)


永井家、いよいよ異世界生活本格スタート!

まずはトリニダス王国の首都、そして冒険者ギルド本部へ向かいます。

ミサオ・クミコ・ジョロ、家族みんなで冒険の第一歩です!

ポチッと首都トリニダス近くに転移した永井家。


「やっぱでけぇなあ。ここからでも全景わかんねえ。」


「あの真ん中の建物、お城よね!やっぱり庭園とかもあって、メイドさんとかいっぱいいるのかしら!」


「ここなら、美味しいもの、たくさんありそうだよね!パピ、マミ、後でぜぇったい食べようね!」


三者三様ではあるが、それなりに感動している。


(さて、スマホのマップだと、正門から入って石畳の道を直進、右側の服屋を目印に右折、左側にギルド入り口か。)


確認を終え、ギルドに向う永井家。門の衛兵たちに冒険者証を出し、入国の許可を貰う。今回の特別処置にて、クミコ・ジョロの同行許可証も発行済である。トラブルもなく中に入る。一路ギルド本部に向かう一行。これもデカい。三階建てだが横に広い。地下には訓練場も何個かあるらしい。


中に入り、町のギルドの倍以上ある受付から、比較的空いていた所に並び、直ぐに順番が来る。


「依頼ですか?達成報告ですか?それとも……?」


受付嬢の笑顔に、ミサオはにこやかに答えた。


「いや、コレの件で、出来れば話のわかる偉い人いたらお願いします。」


首に掛けていたペンダントを見せ、軽く笑うミサオ。


ペンダントを一目見た受付嬢は、顔色を変える。

さっきまでの笑顔を引き締め、深々と頭を下げた。


「ミサオ様ですね。ご苦労さまです。話はうかがっておりますので、このままお待ち下さい。しかるべき者と協議を行える様、直ぐに準備致します。」


受付嬢が手早く対応し、奥へと駆けていった。

ミサオは、隣で待つクミコとジョロを振り返り、優しく微笑む。


(さて、いよいよだな。俺たちの新しいステージが……始まる。)


胸の奥に、静かな決意が灯るミサオだった。

(あとがき)


いよいよ本格的に動き出した永井家!

首都トリニダス、冒険者ギルド本部、これからどんな展開が待っているのか。

次回もどうぞお楽しみに!

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