第1章 笑顔で出発!異世界家族旅行スタート!
◇まえがき◇
ここから、永井家の新たな冒険が始まります!
これまでの感謝を胸に、家族そろって、新たな一歩を踏み出します。
いつも応援、本当にありがとうございます!
それでは、本編へどうぞ!
「向こうでの生活も一区切りつけてきたし、いよいよだな!」
住居の二階、ミサオ・クミコ・ジョロの三人は、ミサオの専任S級冒険者としての初仕事の朝、食卓を囲んでいる。テーブルには、三人分のしっかりとした和食。変則的な事態に備え、栄養補給に励む。
今のところ、IHヒーター、冷蔵庫、炊飯器を例のネット通販で取り寄せ、課長さんにお願いして、異世界で使用できるように改造して使っている。チート全開である。
「……ここにムッちょん、コジョ、サンくんがいたら、もっと楽しかったろうけどなぁ……」
「……そうねぇ、六人分の食事、賑やかだけど、作るの大変でしょうねぇ。やっぱり、電子レンジも必要になってくるわよねぇ……」
しんみりするミサオと、天然クミコ。
「サンくん、強かったもんね! 会ったことないけど、ムッちょんにーにーとコジョにーにーも、強くて優しかったんだよね! ジョロもがんばる!」
ご飯茶碗と箸を持ったまま、ミサオがつぶやく。
「そうだな。いつもお兄ちゃん達とは心で繋がってるし、見守っていてくれている。だから俺達も、できることを精一杯、笑顔で頑張ろう! でも、クミコちゃんとジョロは、無理無茶厳禁で!」
気を取り直し、宣言するミサオ。
前日までに、ジョロの宝箱の店長リュミア、ピピン、ポポンとの引き継ぎも済ませ、ギルドからの報告ももらっている。
「昨日の予定通り、まずはこの町が所属する国、トリニダス王国の首都トリニダス! 冒険者ギルド本部に行くぞ!」
「おーっ!」
「オーッ!」
ミサオが右手の拳を上に突き上げると、クミコ、ジョロもそれにならう。
出発だ。
◇あとがき◇
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
これから始まる新たな家族の冒険、ぜひ見守っていただけたら嬉しいです。
次回、いよいよトリニダス王国首都へ出発!
どうぞお楽しみに!