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私の日常③  作者: fox1001
6/8

社会人一年目の秋

 すっかり辺りが一面黄色く染まるこの季節、私は必死で仕事を覚えることに精一杯になっていた。

 と言っても、少しずつ仕事にも慣れて、時に叱責されることもあったが、仕事にやりがいを感じ始めていたのも又、事実である。

 春に比べたら、仕事をするペースもわかってきた気がするので、それなりに自分なりに頑張って、介護の仕事をしていたのかなと思っている。


 まだまだ一年目の時は、不安や緊張感があって、それがぬぐえない状態ではあった。

 仕事でミスをすることもたくさんあった。

 それでも、利用者さんともたくさん会話できたし、交流することもできた。


 学生と違って、社会人になると、大きな責任がどうしても伴ってくる。

 そこから、逃げ出したくなる時もあった。

 しかし、何とか持ちこたえて、仕事に専念することで、少しでもみんなの力に慣れているのだなと実感はしていた。


 秋、物悲しくなって、センチメンタルになる季節。

 それでも、着実に成長していることが自分でもわかるそんな気がしていた。

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