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天然か養殖か

処女作となりますので、不手際も多いかと思われますが何卒よろしくお願いします。


少しでも笑っていただけたら幸いです。

 戦士時は、聖暦XXXX年!!

 世は波乱と狂気が渦巻き、日夜誰かが悲しんでいた!!


 だが、そんな骨付きチキンの食えるか食えないかギリギリの世でも、立ち上がる者達がいた!!


 名を「勇者パーティー!!」


 戦士は、その屈強さを活かし

 魔法使いは、知恵を活かし

 勇者(そうりょ)は、力を活かし


 僧侶(ゆうしゃ)は、口を回していた!!!!!


 _____________________________________________


 ヒーマンダヨ王国の王宮にて、勇者ご一行は王と面会していた。


「デフデフ、よく来てくれた。勇者たちよ、そなたらのことを心から待ち望んでおった」


「手厚いもてなし、大変ありがとうございます。旅の疲れもまるで端からなかったように肩は羽毛のように軽い」


 勇者リヒトは、王様がまるで自分にとっても竹馬の友であるがごとく、流暢に会話をし始める。


「フハハハハッ!!そうであろう、そうであろう。我が国も接待は他国なぞ比べ物にならぬよ。満足ならば、こちらとしても嬉しい限りだ」


「で、それはそれとしてだ。勇者よ」


「ん?」


ヒーマンダヨ王国の王、ブーデ王の顔から笑みが消え、真剣な表情で勇者に語りかける。


「これは、どういうことだ…」


そうして、ブーデ王は勇者達に向けて、まるで呪文かのようにびっしりと隙間なく書かれた一枚の紙を見せた。

それは、ここに着くまでに掛かった費用とその他諸々である。


「三泊三日5000レギ、馬車代1000レギ、料亭店主のおまかせ絶品フルコース50000レギ、薬品代500レギ、女性向け特上マッサージ60000レギ、最新!あの魔法学科教授の秘密の論文集!!!10万レギ、武器修繕代、お昼ご飯代、その他諸々合わせて計43万レギ!!」


「儂の目が狂っておるのか、そなたらが狂っておるのか、どちらだ…」


「もうご老体かと」


「んなわけあるかぁぁ!!!確実にそなたらが十割だろ、儂は魔王討伐を掲げる勇者パーティーではなく、老人泣かせの詐欺グループでも招待したのか!?そもそも、武器の修繕費などの必要経費ならまだわかる。が!!途中、完全にプライベート挟んできてるだろ!プライベートはせいk」


「ブーデ王よ、








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