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中学戦記  作者: SAY
1/2

プロローグ

初めて執筆します。

読み辛かったり、ありきたりなストーリーになってしまうかもしれませんが、とりあえず挑戦という事でお願いします。

 〜プロローグ〜



「おとうさん!待ってよ、ボクとママをおいて行かないで!おとうさん!」

数年前の出来事を夢に見て武田は目を覚ました。

「ちっ、・・・・・・くそ・・・。」

アノ日からほぼ毎日繰り返される悪夢に武田は慣れる事ができなかった。

小学4年生の頃に両親が離婚し、中学2年生になった今日までずっと・・・。

その鬱憤を晴らすために毎日ケンカに明け暮れた。

だがどんなにケンカをしてもイライラは増すいっぽうで、悪夢を見なくなるという事はなかった。

学制服に着替え、台所に行くとテーブルの上に母親からの短い書置きがあった。


〈今日から新学期、遅刻しないで学校に行きなさい。朝ごはんはチンして食べてください。母より。〉


武田の母は看護婦をしている。昨日は夜勤だったのだと武田は今気付いた。

時計を見ると時刻は8時50分を示していた。

今頃学校では新入生を向かえた教職員やPTAのお偉いさん方が、長いくせに何の役にも立たない話を得意げにしている頃だろう。

武田はタバコを1本吸った後、朝ごはんを食べずに家を出て学校へ向かった。

(今日からオレも中2か・・・、あれからもう3年経つんだなぁ。)

学校への道中、武田は苦い過去を思い出していた・・・。


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